パソコンインストラクターの志望動機と例文・面接で気をつけるべきことは?
パソコンインストラクターを目指すきっかけで多いものは?
パソコンインストラクターを目指す人は、「パソコンが好き」と「人と接することが好き」の両方の思いを持っていることが多いようです。
パソコンの基本的な操作方法をはじめ、ソフトに関連する技術・テクニックなどを指導していくため、自分自身が日ごろからパソコンに慣れ親しんでおり、パソコンをある程度使える人がパソコンインストラクターになるケースはよく見られます。
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パソコンインストラクターの志望動機の考え方
パソコンインストラクターは「先生」としての適性も備えている必要があります。
生徒の成長のためにどれだけ力になれるのかが重要であり、つねに受講者のことを考えて行動しなくてはなりません。
また、受講者は大事なお客さまであるため、お客様に信頼されるだけの人間性も必要です。
コミュニケーションすることが好きで、人と関わっていく仕事がしたいという思いの強さも志望動機につながっていくでしょう。
パソコンインストラクターの志望動機の例文×3
得意分野を生かしたい人の志望動機
「私は大学で福祉について専攻しており、ボランティアでシニアの方々にパソコンやタブレット操作を教えたことがあります。
施設を利用している人ははじめてパソコンやタブレットに触れる人ばかりで、「便利さに驚いた」「自分でも使ってみたい」という声をたくさんいただきました。
福祉というと高齢者施設で働くイメージがありましたが、自分の普段持っている知識を生かして働くことができるのではないかと思うようになりました。
パソコンインストラクターとして経験を積み、世代を問わず、1人でも多くの方にパソコンの楽しさ・便利さを知ってもらいたいです。」
能力をアピールする志望動機
「私は専門学校でホームページを作成する勉強をしており、もともとword・excel・powerpointなどのオフィスに関する一般的なスキルは習得してきました。
卒業までにはMOSやACAを取得見込みです。
将来はパソコンを活用する仕事をしたいと考えていましたが、パソコン教室でアルバイトをするうちに、本格的にこの仕事をしたいと考えるようになりました。
指導という面では未熟ではありますが、自分の知識を生かしてパソコンのスキルを伝えていきたいです。」
指導力をアピールする人の志望動機
「私は人と接することが好きで、学生時代は家庭教師のアルバイトをしていました。
生徒に触れるうちに、プログラミングやロボットなどに興味を持つ人が多いことに気が付き、学力に関することだけでなく、パソコンの知識も伝えられるようになりたいと思うようになりました。
御社は子ども向けの教室にも力を入れていると知り、自分の力を生かせるのではないかと志望しました。
子どもだけではなく、幅広い世代に優しく指導できるよう努力し、精一杯頑張りたいです。」
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パソコンインストラクターの面接で聞かれること・注意点
パソコンインストラクターの採用試験は、書類選考や面接で構成されるのが一般的です。
面接では、志望動機やパソコンスキル、勤務条件などについての確認、また自己PRを求められるでしょう。
パソコンに関するスキルを証明できるエピソードは、積極的にアピールしてください。
扱うことができるソフトの種類と、どの程度のレベルなのかについては、きちんと話せるようにしておきましょう。
また、パソコンインストラクターは、受講者に対して明るく、笑顔で接することが大事です。
面接では第一印象で判断されやすいため、身だしなみを整えて、ハキハキと元気に話すことを心がけたいものです。
パソコンインストラクターの自己PRのポイント
自己PRでは、どのようなパソコンインストラクターになりたいかも伝えるようにするとよいでしょう。
そのためには、目指すべき姿をイメージしておくことが大事です。
なお、パソコンインストラクターは独立を目指すこともできます。
指導力はもちろんマネジメントスキルも磨き、ゆくゆくはフリーランスとして活動したり、自分のパソコンスクールを開講したりするようなことも可能です。
そうした将来の目標が明確になっていれば、より熱意が伝わりやすいでしょう。
パソコンインストラクターの履歴書で気をつけるべきことは?
パソコンインストラクターの履歴書では、パソコンに関する資格が重視されます。
資格は取得年とともに正式名称で記載するようにしましょう。
また、特別なソフトの利用経験があったり、ホームページの作成経験などがあったりすれば、経験年数や具体的な使用例を記載すると自己アピールにつながります。