国際公務員の仕事、業務内容

国際機関で働く職員

国際公務員は、国連およびその専門機関に勤める職員のことをいいます。

国連とは、国際平和と安全の維持、経済・社会・文化などに関する国際協力を実現するための組織であり、主要機関として「総会」「安全保障理事会」「経済社会理事会」「信託統治理事会」「国際司法裁判所」「事務局」の6つの機関があります。

国連には2018年5月現在、世界の193ヵ国が加盟しています。

また、国連の専門機関として「国連開発計画(UNDP)」(「国際児童基金(UNICEF)」「国連環境計画(UNEP)」「国際教育科学文化機関(UNESCO)」「国際労働期間(ILO)」「世界保健機関(WHO)」などがあります。

このような国連関連の組織で働く人が国際公務員となります。

国際公務員の役割

国際公務員の仕事は、専門知識や経験を生かして、開発途上国への技術や教育の支援、環境保護、難民救済などを行うことです。

先に挙げた国際機関や世界各地の事務局などで、それぞれのプロジェクトに携わります。

ここでポイントとなるのは、国際公務員はあくまでも「中立」の立場であることです。

国という概念を超え、どこかの国の拘束を受けることもなく、中立的かつグローバルな視点をもって国際平和と国際協力のための仕事に取り組んでいきます。

具体的な仕事内容は?

国際公務員は「専門職」と「一般職」に分かれており、前者は各機関に貢献できる専門的な知識や技術を生かした仕事をします。

そのため、法律、会計、農業、IT、開発、経済など、多様な専門知識を持った人が国際公務員として活躍しています。

後者は各機関の本部や各地の事務所において、専門職のサポートとして一般事務を担当します。

世界には、テロや民族紛争、環境問題など、一つの国だけではなく地球規模で取り組まなくてはならない問題もたくさんあります。

国際公務員は、こうした諸問題に対して解決策を探ったり、具体的な活動をしながら世界をより良くするために働いています。