ホールスタッフの1日のスケジュール・勤務時間と休日についても解説
ホールスタッフの1日
ホールスタッフの仕事は勤務先の営業形態によって異なりますが、ここでは複数店舗を経営する成長企業の中規模フレンチレストランで、正社員ホールスタッフとして働く人の1日を見てみましょう。
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不規則になりがちな勤務時間
朝9時に開店して、夕方6時に閉まる飲食店は稀ではないでしょうか。
小規模の個人経営カフェであればありえるかもしれませんが、正社員のホールスタッフを雇用するような飲食店であれば、閉店時間が深夜0時を回るのは普通のことです。
この場合、アルバイトを含めた他のホールスタッフと協力してシフトを組むことになりますが、正社員はアルバイトよりもフレキシブルな勤務体制を求められるのが一般的です。
忙しい時間帯(コア)になるべく正社員を配置しようとするため、その店のコアの時間帯や、曜日によって出勤時間は異なるでしょう。
結果、午後から深夜までの勤務が続くこともあります。コアの時間帯がランチの飲食店でない限り、夜早めに帰宅できる正社員は少ないでしょう。
労働時間は勤務先により異なる
1日の労働時間自体はもちろん法律によって上限が定められていますが、サービス残業であれば超過労働の事実が明るみに出ないため、何時間でも残業できてしまいます。
このため、飲食店正社員の待遇には時間外手当が含まれていないのが一般的です。
割り当てられたシフト時間での勤務が終わっても、店自体が忙しければ居残って手伝う機会が発生します。
こうした機会がどれだけあるか、どれだけ慣習化されているかで、労働時間は大きく異なってきます。
飲食店正社員の場合ある程度のサービス残業は覚悟しなければいけませんが、あまりに長時間のサービス残業を強いられることがないか、入社以前にインターネットなどで調べてみるのもいいでしょう。
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休日は少ないものと覚悟
世間の休日は飲食店の繁忙期です。土日祝日は通常は出勤になると考えていいでしょう。
もちろん平日に休日を取ることができますが、祝日に出勤が多いことから、年間休日数は一般企業勤務の人に比べて少ない傾向にあるようです。
母体企業のポリシーによっては、GWの代替休日としてまとまった休日が取れたり、夏期休暇、年末年始休暇がある場合もあります。
しかし繁忙期として出勤が必須となり、特に大体休日が用意されていない企業や店もあるでしょう。
休日は個別に大きく差が出る部分のため、休日体制に納得して働ける勤務先を探したいところです。