お笑い芸人のつらいこと・大変なこと・苦労

お笑い芸人のつらいこと・大変なこと

不安定な収入

お笑い芸人がもっとも苦労するのは、やはり収入が不安定であるという点ではないでしょうか。

3〜5年たってもまったく芽がでなければ才能がないと断念せざるを得ないでしょうが、アルバイトとかけもちしながらでも芸人としての仕事がある場合はたとえ収入が少なくてもそのまま継続するでしょう。

また、一度ブレイクしても常に安定した収入があるとはかぎりません。

売れているお笑い芸人の方でもいつ仕事がなくなるかはまったくわかりませんから、一般のサラリーマンなどと比べると不安定な収入に対する苦労は多くあります。

不規則な時間

お笑い芸人にとってつらいのは、不規則な時間帯で働くことです。

テレビ番組の収録にしても地方への営業にしても、時間どおりに進行する場合もあれば、大幅にずれこんで収録が深夜に及んでしまうこともあります。

急にブレイクすると寝る時間もないほど忙しくなりますが、なにかのきっかけでまったく仕事がなくなってしまうことも珍しくありません。

特殊な業界なだけに不規則な働き方になるのは仕方ないでしょう。

仕事の時間に関してはつらいとは思わず慣れるしかないのかもしれません。

プライバシーの侵害

スマートフォンやSNSなどの普及によって動画や写真がインターネット上で拡散しやすくなり、お笑い芸人などテレビで活躍するタレントのプライバシーが問題になることがあります。

恋人や友人とレストランで食事をしているときや、家族と遊園地に来ているときなど、リラックスしている瞬間に突然知らない人からカメラを向けられるのは決して気持ちのよいことではありません。

プライバシーを侵害されると嫌な気持ちになるのは、たとえ有名人であっても同じなのです。

人気商売ですから無愛想にするわけにはいかないかもしれませんが、度を越すような侵害がある場合は適切な対応が必要かもしれません。

お笑い芸人の悩み

どんなに収入が不安定でも時間が不規則でも、お笑い芸人が仕事を続ける理由は、ネタがウケたときの喜びがなにものにも代えがたいからではないでしょうか。

その反面、渾身のネタがウケなかったときはとても落ち込んでしまいます。

どうしてスベってしまったのか、何がダメだったのか、どこを改善すればよいのか、分析するのは非常に難しいことです。

コンビで活動している場合は、お互いが相方のせいにしてコンビ仲にヒビが入ることもあるといいます。

先輩やマネージャーなど身近な存在からの客観的な感想や意見を参考にしながら、「いつかは必ず面白いネタができる」と自分自身で信念を強くもつことも必要かもしれません。

さらに、たとえ観客がほとんどいなくても、客席からシビアな反応が返ってきても、お笑い芸人である以上は笑顔を絶やしてはいけません。

どんなにつらいことがあっても裏で苦労をしていても、表に立つときは苦労を見せてはいけないというのがお笑い芸人の悩みのひとつでしょう。

お笑い芸人を辞める理由で多いものは?

お笑い芸人を目指している人はとても多いですが、夢が叶う前にひっそりと辞めていく人も実はとても多いのです。

芸能界というのは人気が出るかどうかがすべてであり、競争がとても厳しいことで知られています。

どれだけ努力をしたとしても、売れない者は売れません。

「五年頑張ったから」「十年頑張ったから」という理由で仕事がもらえるわけではないのです。

むしろ、長く下積み期間を続ければ続けるほど、収入が不安定で生活は苦しくなり、結婚や転職のチャンスも失っていきます。

どこまで夢を追い続けて、どこで自分に見切りをつけるのか、あらかじめ考えておくことはとても大切でしょう。

特にコンビで活動している場合は、片方が継続を望んでいても、片方が解散を希望することがあります。

ダラダラと夢を追い求めるのではなく、たとえば「30歳までに有名にならなければ転職する」「次のコンテストで決勝に進めなければコンビを解散する」などの条件を設けて、芸と向き合っている人が多いようです。