外交官の1日のスケジュール どんな生活をしている?
外交官の業務スケジュール
外交官の業務スケジュールは、本省勤務か在外公館の勤務なのか、また、どの地域に派遣されているのかによって異なります。
また、赴任する国によって文化が異なるため、昼食休憩の取り方や仕事を終える時間にもバラつきがあります。
ここでは、あくまで一例として、本省で働く場合と在外公館で働く場合の1日について紹介します。
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本省で働く外交官の1日
在外公館で働く外交官の1日
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有事の際は夜を徹して作業することも
外交官は基本的に大使館や領事館の近くに住居を構えることが多く、安全を確保するために車での通勤となります。
勤務時間は朝から夕方までとなっていますが、緊急時には決してこの通りにはいきません。
現地で自然災害が起きたときやテロなどの暴動が起きたとき、あるいは日本人旅行者の誘拐事件や殺人事件が起きたときは、一刻も早い情報収集と日本への情報発信が求められます。
外交官はこうした際には夜を徹して業務にあたることもあります。
パーティーも大切な仕事のひとつ
赴任する国によってはパーティーの文化が根付いていることもあります。
人脈形成が重要な外交官にとっては、こういったパーティーに参加して現地要人と交流を深めるのも、仕事のひとつと言えるでしょう。
日本に比べると、欧米などではパーティーにおいて「家族同伴(とくにパートナー同伴)」での出席が当たり前と考えられていることも多く、外交官本人だけでなく家族にとってもこうした集まりは大切な交流の場となっています。