映像クリエイターに必要な機材やソフトは?
目次
映像を作るための機材
映像を制作するためには、さまざまな機材が必要です。
ビデオカメラ
映像の素材を撮影するために欠かせないのがビデオカメラです。
最近ではフルハイビジョンで撮影できる小型ビデオカメラが数万円から販売されているので、低予算で機材を揃えたい人はこのようなカメラを探してみるとよいでしょう。
もちろんテレビや映画の放送用にプロのカメラマンが使用しているような数百万円のカメラの画質には及びませんが、HPや動画サイトで公開するのには十分な映像を撮ることができますし、近年では高画質のスマートフォンやタブレットで映像を作っている人もいます。
カメラと同時に三脚や照明機材を揃えておくことも忘れないようにしましょう。
映像の編集機
映像を作成する上で最も重要な役割を果たすのは、編集機です。
編集機にもピンからキリまでありますが、テレビ局や映画の制作会社が所有しているような大型の編集機やモニターが必ずしも必要なわけではありません。
動画編集ソフト・アプリ
最近ではMacやWindowsに編集用のソフトや音声加工用のソフトをインストールして作業を行っているクリエイターも多いのです。
この場合は、高スペックなパソコンひとつでさまざまな作業を行うことができるでしょう。
パソコン・スマホどちらも無料と有料のものがありますが、プロとして映像を編集するのであれば自由度が高く編集の質も高い有料のものを使うことをおすすめします。
モニター
映像の編集には、パソコンのスペックも重要ですがモニターの質も重要です。
画面サイズや形、解像度などを見て決めるとよいでしょう。
また複数台つなげてマルチディスプレイにできるものや、大きな画面のもの、4K8K対応のものなど、自分が手掛ける映像に合ったものを選ぶ必要があります。
オーディオミキサー
映像の中で複数の音を複数のスピーカーから音を出すとき、それぞれのスピーカーやそれぞれの音を音量調節できる機械です。
AVミキサー
これまで本格的な映像編集をするには、これまで上げてきたようにさまざまな機器が必要でしたが、これらをまとめたものがAVミキサーです。
これ1台があればかんたんに映像編集することができるため、近年使用する人が増えてきています。
インターネット回線
インターネット回線さえあれば、映像の納品もネット上ですることができますし、どこにいても映像編集をすることができます。
また自分で作った映像をSNSや動画配信サイトを利用して配信し、世界中の人に見てもらうことも可能です。
低価格でも動画は作れる
昔はこのような機材は大型で高額なものばかりで、プロ以外には揃えることが難しいものとされていました。
しかし、近年では機材のデジタル化や小型化が進んだことや家庭用のパソコンやビデオカメラの機能が飛躍的に向上したことにより、企業に属さない個人のクリエイターでも映像制作用の機材を揃えやすくなっています。
自分で映像を作ってみたいという人は、まず身近にあるものや無料で利用できるものから初めてみるのもよいでしょう。