独学で映像クリエイターになれる?
目次
センスとテクニックで勝負
映像クリエイターには、特別に必要な資格や免許はありません。
映像系の資格や映像制作について学ぶことができる大学や専門学校は数多くありますが、この業界においては何より「良い作品を作れるかどうか」が問われます。
映像や音楽のセンス、編集のテクニック、最新の機材を使いこなす知識などが揃っていれば、他のクリエイターには真似できないようなオリジナルの作品を生み出すことができ、独学であってもまったく問題はありません。
ただし映像制作専門の企業では、就職試験の際に資格や学歴の有無を参考にすることもあります。
自分の志望する企業がある人は、企業がどのような人材を求めているか、採用に関する条件についてはしっかりチェックしておいたほうがよいでしょう。
独学で映像制作を勉強するには
過去の映像から学ぶ
独学で映像クリエイターを目指す場合、まず実力のある映像クリエイターがどのような作品を作っているのかを学ぶことが必要です。
過去の有名な作品を数多く視聴し、日本の映像クリエイターだけではなく、世界的に活躍している映像クリエイターの仕事も見ておくとよいでしょう。
最近ではパソコン環境さえあれば、動画サイトや企業のホームページ、アーティストのミュージックビデオなど無料でさまざまな映像に触れることができます。
また、テレビのコマーシャルや、映画やゲームのオープニング映像を見ることも勉強になります。
映像制作にチャレンジする
たくさんの映像を見て学んだ後は、自分で実際に制作してみることが大切です。
家庭用のビデオカメラやパソコンの編集ソフトなど機材を用意して、「自分の作品」と思えるような映像を作ってみましょう。
学ぶ意欲さえあればいくらでも自分で勉強ができ、映像制作も手軽にできる時代なので、本人の頑張り次第では独学でも相当量の知識やセンスを身につけることが可能です。
映像制作について学ぶ方法
映像制作について学ぶ方法としては、Youtubeなどの動画投稿サイトを参考にする方法があります。
動画投稿サイトには、映像の作り方に関するものが多くありほとんどが無料で見ることができます。
動画で手順がわかるため、初心者には本を読むよりもわかりやすいでしょう。
またSNSやHPなどで映像制作に関する情報を公開している人が多くいます。
自分のレベルや目的に合ったものを選び、情報収集をしていくとよいでしょう。
映像制作について本格的に学びたい人は、映像制作に関するコミュニティーやオンラインサロンに所属すると、ともに学び切磋琢磨できる仲間ができ、レベルの高い情報を収集しやすいといえます。
独学で映像クリエイターになるには
ただ作品を作って満足しているだけでは映像クリエイターになることはできません。
自身をもって発表できる作品ができたら、積極的に多くの人が閲覧できる動画サイトに投稿したり、映像コンテストに応募したりしましょう。
素晴らしい作品と認められたり、映像業界の関係者の目にとまったりすれば、映像クリエイターになるチャンスが舞い込むことがあります。
独学で映像クリエイターをめざす場合は、とにかく積極的に自分から動いていくことが大切なのです。