エディトリアルデザイナーの就職、求人、募集の状況
求人はそれなりにある
エディトリアルデザイナーは、出版社、編集プロダクション、デザイン事務所などで活躍しています。
出版社における求人数は少ないため狭き門となりますが、編集プロダクションやデザイン事務所は人手不足の状態となっているところも多く、就職のチャンスはそれなりにあるといえるでしょう。
ただし、エディトリアルデザイナーの求人は都市部の企業が中心となっています。
また、なかには従業員数が数名という小規模の事務所もあり、給料や待遇面で不安を覚えるような場合があるかもしれません。
エディトリアルデザイナーは激務になりがちなため、少しでも知名度がある会社や待遇がよい事務所に人が集まりやすく、就職試験の倍率は高くなることがあります。
20代で正社員への就職・転職
正社員以外で雇用される人も多い
エディトリアルデザイナーは、とくに未経験者の場合、アシスタントとしてアルバイトや契約社員からスタートすることがあります。
最初から正社員で就職できる人は運がいいと思っておいたほうがよいかもしれません。
正社員以外の雇用形態であっても、現場で培った経験やスキルは財産となります。
この業界では雇用形態にかかわらず実務経験が重視されやすいため、アルバイトのエディトリアルデザイナーとしてでもそれなりに経験を積めば、次は正社員として転職できる可能性は高まるでしょう。
求められるスキルはまちまち
エディトリアルデザイナーの求人を見ると、応募条件は各企業でまちまちです。
「学歴不問」「経験不問」といったように門戸を広げているところもあれば、「デザイン系専門学校や美術系大学卒歓迎」としているところもあります。
また、学歴や経験は問わずとも、実務で使用するソフト「InDesign」「Illustrator」「Photoshop」のスキルを必須としているような求人も見られます。
学歴やスキルをあまり問わない求人には、多くの応募者が殺到する可能性があるため、より慎重に就職活動を進めていく必要があるでしょう。