エディトリアルデザイナーのやりがい、魅力
形に残るものづくりができる
エディトリアルデザイナーにとって最大のやりがいといえるのは、雑誌や書籍、カタログなど、形に残るものづくりができるということです。
デザイナーとして制作に携わった印刷物が世の中の人たちの手に届き、大事に読まれたり保管されたりすることは、「自分の力でこれだけの仕事ができた!」という達成感につながります。
また、クレジットで自分の名前が掲載されることも、やりがいを感じるとともに誇らしい気持ちになります。
実力がついて業界内で認められるようになれば指名されることもあり、さらにモチベーションがアップするでしょう。
20代で正社員への就職・転職
デザインに対して反響があったとき
自分の手掛けたデザインについて、周囲から反響があったときもエディトリアルデザイナーにとってのうれしい瞬間です。
それは読者からの感想であったり、クライアントなどからの評価だったりしますが、「センスがいい」「印象に残るデザイン」といったように、何かしらのコメントをもらえることがやりがいにつながっていきます。
エディトリアルデザイナーは自分の実力やセンスが出やすい仕事であるため、つねにプレッシャーを抱えることになりますが、だからこそ手掛けたものに対してプラスの言葉をもらえると喜びを実感できます。
スキルアップして独立もできる
この仕事は、編集プロダクションなどに正社員やアルバイトなどとして勤務することはもちろん、独立してフリーランスになることも可能です。
会社員であっても、この業界はラフな服装が認められていたり、出勤時間がゆっくりでOKだったりと比較的自由度は高めとなっていますが、フリーランスになると、さらに自分のペースで仕事がしやすくなります。
人気エディトリアルデザイナーになれば、さまざまな仕事の引き合いがきますし、収入アップを目指していくこともできます。
厳しい競争社会の中で生き残るには簡単ではないものの、自分の腕一本でさらに活躍できるチャンスを掴み取れることも、この仕事のやりがいといえるでしょう。