土木施工管理技士のやりがい、魅力
形に残る、大きな仕事ができる
土木工事は「地図に残る仕事」といわれるように、道路、ダム、河川、港湾など、形あるものを時間をかけて造っていくことができます。
億単位のプロジェクトに参画することもしばしばあり、そんなスケールの大きな仕事に携わり、さらに責任者として関わっていけることは、この仕事の最大のやりがいと誇りになるといえるでしょう。
工事が無事に終わり、自分が手掛けたものを目にするたびに、何ともいえない感動が押し寄せるはずです。
こうした土木施工管理技士の活躍は、地域や、人々の暮らしを支えることにもつながるといえます。
20代で正社員への就職・転職
キャリアアップで、高収入を得ることも可能に
土木施工管理技士は国家資格であり、取得のために実務経験が求められることから、有資格者はさまざまな面で優遇される傾向にあります。
基本給のアップはもちろん、資格手当の支給もあり、一般の技術者や作業員よりも高額な収入を得やすくなります。
また、最近は土木工事の需要が高まっていることもあり、業績好調の企業はボーナスの支給回数や支給額を増やすなど、会社の成長を社員にしっかりと還元しているところもあります。
体力的にもハードな仕事ではありますが、福利厚生の充実などで安心して長く働きやすい環境づくりに取り組む企業は増えています。
公共性の高い仕事に携われる
土木施工管理技士の仕事は、まさに人の生活の基盤を支える仕事といえます。
公共性の高いインフラ工事に携わることも多く、官公庁との取引も発生します。
技術者としてスキルアップしながら、世の中の役に立っている実感が味わえることは、この仕事の魅力といえるでしょう。
なお、今後は新規の工事だけでなく、老朽化した建造物の維持・補修などのニーズがさらに高まるといわれています。
多様なニーズに応えられる新しい工法を導入したり、現代社会には不可欠な自然との共生などつねに進歩が求められており、新しい挑戦を続けられることも、やりがいにつながっていくでしょう。