土木施工管理技士のつらいこと、大変なこと、苦労

土木施工管理技士の仕事は激務?

施工管理の仕事は「激務」といわれることが多いようです。

一般の土木作業員もハードな仕事ですが、土木施工管理技士は、そこに責任者としての役割や責任がのしかかってくるため、仕事量がどうしても増えがちです。

普段の休みは基本的に日曜日だけとなることがほとんどで、連休が取りにくい仕事というのも、その理由のひとつでしょう。

また、現場はプロジェクトごとに異なり、地方でのプロジェクトが続くとなかなか家に帰ることができず、家族と一緒に過ごせないことが悩みと話す人もいます。

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体力的にハードになることも

全般的に見て、建設業界は高齢化が進んでいることが特徴で、人手不足に陥っている現場が多々あります。

土木施工管理技士の資格を持つ人が限られている職場では、とくに一人あたりの負担が増え、忙しくなるようです。

現場管理に加えて作業員としての仕事も兼務しなくてはならないことがあると、さらにハードになってくるでしょう。

夏は暑く、冬は寒い中で作業を進めなくてはなりませんし、現場から事務所に戻ってからも、責任者として図面作成や翌日の準備、材料の手配など、さまざまな業務を片付けなくてはなりません。

大きな現場になればなるほど、役所などに提出しなくてはならない書類の数も増えるため、その作成に時間がとられて帰宅が連日深夜となるような人もいるようです。

工事が計画通りに進まないときの苦労

土木の工事現場は天候に左右されます。

雨が降れば作業が進まず、天候が悪い日が続くと予定のスケジュールがどんどん押していき、残業時間が増えたり、休日出勤をして対応しなくてはならないことも出てきます。

基本的に工期は守らなくてはならないため、作業が遅れているときに現場をどう動かしていくか、土木施工管理技士の手腕が試されます。

しかし、天候など自分でコントロールできない部分で仕事が思うように進まないこともあるのが、土木施工管理技士の仕事の大変なところです。