女性の治験コーディネーターのキャリアパス・結婚後の生活

女性の治験コーディネーターの現状

一般的に、男性に比べ、女性は結婚や育児などによる仕事への影響が大きい傾向があります。

昨今ますます女性の社会進出が進み、男性も家事や育児に積極的に参加するようになりましたが、いまだ家事育児と仕事の両立に関して負担が大きいのは女性のほうであるといえるでしょう。

そうした観点において、女性がフルタイムの仕事と家事や育児を両立させるのは簡単ではありません。

治験において調整役として全体をコーディネートする治験コーディネーターはさまざまな業務をこなさなければならず、出張や繁忙期の早出・残業なども発生する可能性があります。

そのため、家事や育児の負担が大きな女性の場合、企業や抱えるプロジェクトによっては全力を発揮しづらいかもしれません。

その一方で、治験コーディネーターは女性が多い職種でもあり、環境や条件によっては両立することもまったく不可能ではありません。

産休や育児休暇が取りやすい職場は多く、とくに最近では長く働ける人材を確保するため、復帰しやすい環境が整えられている職場も増えています。

また全国展開している企業に所属する場合も、たいていは各地域にオフィスが設置されています。

担当施設は通勤圏が中心となることが多いため、転勤の心配がないこともありますし、会社側が配慮してくれることも十分にあります。

こういった点でも、家庭と両立しやすいといえるでしょう。

20代で正社員への就職・転職

20代で正社員への就職を目指す(PR)

「Re就活エージェント」は、第二新卒・既卒・フリーター・ニート向けサービス。20代未経験OKの求人が多数。

20代登録比率No.1

女性の治験コーディネーターの強み・弱み

治験コーディネーターは女性の割合が高い職種ではありますが、女性治験コーディネーターの強みとして、「きめ細やかな心配りができる」という点が挙げられるでしょう。

繊細なデータを扱うことの多い治験において、被験者である患者さんの精神的不安は健全な治験に影響しないとも限りません。

そのようなときに、潤滑油のような役割を持ったり、少し安心できる存在になったりといったフォローは、女性治験コーディネーターならではの強みといえるでしょう。

一方、男性治験コーディネーターと比べ、出張や予定外の残業・早出などにフレキシブルに対応できるかどうか、という点では、家庭を持つ女性治験コーディネーターのウィークポイントとなる可能性は否定できません。

治験コーディネーターの結婚後の働き方・雇用形態

治験コーディネーターは、正社員や契約社員、派遣社員など、採用種別や働き方もさまざまです。

大手のSMOを狙う場合、給与待遇・福利厚生の充実や働きやすさの環境が整っていることから、人気が高く就職は難しいですが、中小のSMOであっても出産休暇や育児休暇制度が用意されている場合も少なくありません。

契約社員や派遣社員として働く治験コーディネーターの時間給は時給1,800円以上、といった求人も少なくなく、一般事務などの給与待遇と比較すると恵まれているといえます。

また、正社員として採用され業務にあたっていたけれど契約社員やパート職員に切り替えて家庭との両立をはかるといったケースも見られます。

仕事を続けたいという意欲がある場合は雇用先と相談し、双方によい方法を探っていくこともできるでしょう。

治験コーディネーターはまだまだニーズがあり、経験者もそれほど多くはないため、業界内での就業経験があると子育てがひと段落ついたブランクのある女性でもまた職場復帰することが可能です。

家庭や子育てと両立させながら活躍する治験コーディネーターは少なくありません。

20代で正社員への就職・転職

20代で正社員への就職を目指す

「Re就活エージェント」は、第二新卒・既卒・フリーター・ニート向けサービス。20代未経験OKの求人が多数。

20代登録比率No.1

治験コーディネーターは子育てしながら働ける?

治験コーディネーターは活躍している人達の8割以上の方が女性といわれている業界ですので、当然に女性が働きやすい職場環境が整えられていると考えて間違いありません。

治験コーディネーターへの転職を考えた場合、女性が懸念すると思われるポイントは、「残業がたくさん発生するのか?」「出張は頻繁にあるのか、日帰りできないのか」「週末に必ず休日は取れるのか」といったことではないでしょうか。

どの懸念点も、子どもや家族のいる、もしくは将来的なことを見据えた女性が抱くポイントです。

少し前までは、仕事ファーストでフレキシブルに動けないお母さんなどは採用されにくい、またこれから結婚や出産を控えている人は面接時によい印象を与えないといったことがあるケースもあったようです。

しかし、治験コーディネーターは女性が圧倒的に多い職種となっており、これらの人生の転換点は誰にでも起こり得るものなので、しっかり貢献してくれる人材を確保するためにも、なるべく多くの女性が活躍しやすい環境づくりがますます進められています。

治験コーディネーターは女性が一生働ける仕事?

チームでプロジェクトにあたる治験コーディネーターですが、通常の勤務条件においても、治験コーディネーターが家庭と仕事を両立しやすい面が多くあります。

例外もありますが、基本的な勤務日は月曜日から金曜日までの平日で、土曜日と日曜日は休みの週休2日制ですので、家事や子どもと過ごす時間が確保しやすいといえます。

また勤務時間も多くは9時から18時で、比較的残業も少なく、看護師のような夜勤はありません。

有給休暇も取得しやすいため、子どもの急病などに対応することも可能です。

所属先の規定はありますが、夏期休暇や年末休暇も付与されていますので、家族との旅行も十分にチャンスがあります。

とはいえ、業務によっては残業が長引いたり、出張が発生することもあります。

そうしたときに、自分に代わって家事や子育てを手伝ってくれる協力者を見つけておくことも重要です。

しかしながら、家庭やプライベートと両立しながら、やりがいを持って業務にあたることのできる、女性が一生働くことのできる仕事だといえるでしょう。