学校で働く仕事の種類(11選)

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子どもの健やかな成長のために、重要な役割を果たす場が「学校」です。

学校といっても、小学校から大学までさまざまな施設があり、多様な役割をもつ人たちが活躍しています。

ここでは、学校で働く仕事の種類について紹介します。

誰もがイメージする「先生」以外の仕事も取り上げていますので、学校での仕事に興味のある人は、ぜひ参考にしてみてください。

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学校の教諭(先生)として働く仕事

まずは、学校で働く仕事の代表格、教師の種類を紹介します。

「小学校教師」「中学校教師」「高校教師」は、それぞれ小学校・中学校・高校で働く先生です。

小学校では満6歳から12歳の児童に学習・生活指導を行います。

一人の教師が基本的には全教科を指導すること、また勉強だけでなく、社会生活の基本や道徳面の指導にも力を入れることが小学校教師の特徴です。

中学校では、専門教科の指導を行うとともに、進路指導や生活指導を行い、生徒の健全な成長をサポートします。

中学校に通う子どもたちは思春期にあたるため、中学校教師は子どもの心のケアにも注力する必要があります。

高校教師は、専門教科の教育を行うとともに、生徒一人ひとりが最適な進路を選択できるよう、適切な助言や指導を行います。

こうした学校とは異なる、障害のある子どもたちを対象とする特別支援学校で働く教師は「特別支援学校教諭」といいます。

子どもの障害の程度や状態を見極めながら、よりきめ細やかな指導と支援を行います。

続いて、一般的な教科指導をする教員とは異なる立場の教員として働く仕事の種類を紹介します。

「養護教諭」は、学校で働く「保健室の先生」です。

子どもたちの突発的な病気やケガの応急処置、学校全体の保健の管理を担当します。

「栄養教諭」は、小・中学校に通う子どもの食育や栄養、アレルギー等の指導を専門的に担当する教員です。

「司書教諭(司書)」は、学校図書館で、本の管理や子どもたちへの読書指導、図書館の運営に関する業務を専門的に担う教員です。

最後に、高等教育機関である大学の先生として働くのが「大学教授」です。

教授は、大学教員の最上位の職位であり、学生に対して専門分野に関する講義を行うとともに、専門分野の研究をし、研究の成果を論文や学会で発表します。

小学校教師

小学校教師

小学校教諭は、小学校で、満6歳から12歳の児童に対し、学習や生活について指導する教員です。

教科指導においては、基本的に担任として学級を受け持ち、国語、算数、社会、体育など、すべての科目を教えます。

また、生活習慣や道徳面の指導も行い、子どもの健やかな成長をサポートします。

このほか、年間の多種多様な学校行事の企画や準備、PTA活動、地域と連携した活動など、さまざまな業務を担います。

小学校教師は、教員のなかでもとくに忙しくなりがちですが、まだ幼い子どもたちの成長と笑顔を間近で見られる魅力があります。

中学校教師

中学校教師

中学校において担当教科の指導を行うとともに、進路指導や生活指導を通して生徒の健全な成長を支援します。

小学校とは異なり、教科ごとに専任の教員が指導を行うのが中学校の特徴です。

そのため、自分が担当する教科についての専門知識を深め、わかりやすい授業を展開することが求められます。

また、ちょうど思春期にあたる中学生と接するため、生徒一人ひとりの個性を尊重し、心のケアもしっかりと行うことが重要です。

このほか、クラブ活動や生徒会活動など特別活動の支援や、保護者との連携なども行います。

高校教師

高校教師

高校教師は、担当教科の指導を中心に、生徒が希望の進路に向かって歩めるよう、さまざまな支援を行います。

高校で学ぶ各教科の内容は中学校より細分化されており、難易度も高くなるため、教師にも高い専門性が求められます。

クラス担任になった場合にはクラス運営、また部活動の指導なども重要な業務の一部です。

進学や就職など生徒一人ひとりの希望進路を把握し、適切な助言と指導を行い、生徒の自立を促すことが高校教師の役割です。

特別支援学校教諭

特別支援学校教諭

特別支援学校教諭は、さまざまな障害をもつ子どもたちが通う「特別支援学校」の先生として働く人のことです。

特別支援学校には、幼稚部・小学部・中学部・高等部がありますが、いずれの場でも、個々の子どもたちが抱える障害や状態の程度はさまざまです。

なかには日常生活上で介助が必要な子や、椅子に座っているのが難しい子、学習理解のスピードがゆっくりな子もいます。

こうしたことから、特別支援学校には一般の学校よりも教職員が多く配置されており、一人ひとりの子どもに合わせた、きめ細やかな指導と支援を行います。

養護教諭

養護教諭

養護教諭は、学校において、子どもの健康管理や保健指導を担当する教員です。

保健室に常駐し、いわゆる「保健室の先生」として、子どもの急な病気やケガに対応します。

子どもの体だけではなく、心のケアに携わることもあります。

このほか、保健室で使用する薬品の管理、校内の衛生管理、健康診断の準備など、学校でのあらゆる保健的業務を担っています。

一般的に養護教諭は各学校に1人しか配置されないこともあって、採用試験の競争は厳しいものになりがちです。

司書

司書

司書教諭は、学校図書館の専門的職務を担う教員のことです。

図書館を利用する人の質問に答えたり、資料の案内をする「リファレンスサービス」は、司書の中心的な業務の一部です。

このほか、学校図書館の本および資料の収集・管理、本の貸出・返却、読書指導などを担当します。

司書教諭として働くには、まず各学校の教諭の免許状の取得に加え、司書教諭講習を受けて司書教諭の資格を取得しなくてはなりません。

その後、教育委員会や学校法人によって司書教諭として採用される必要があります。

大学教授

大学教授

大学教授は、大学において、学生に対して自らの専門分野に関する講義を行うとともに、専門分野の研究を継続し、研究の成果を論文や学会で発表する人のことです。

大学の経営・運営のための事務的な業務にも携わります。

数いる大学教員のなかで、「教授」と呼ばれる人は最も上の職位にあたります。

大学教授のほとんどは、大学院博士課程を修了し、専門分野に関する深い知識を有しています。

大学での仕事に加え、本の執筆やメディア出演、セミナーなどでの講演、起業や地域との共同研究などの活動を行う人も多いです。

学校の事務・運営に携わる仕事

学校では、教師以外にもたくさんの職員が活躍しています。

個々では、学校の事務や運営業務に従事する仕事を紹介します。

「学校事務」は、小学校・中学校をはじめとする教育機関で、事務や管理業務を専門に行う職種です。

施設の管理や備品調達、入学から卒業までの各種手続きなど、学生と教員が学校での日々をスムーズに送れるように支えます。

研究機関である大学においても、裏方として活躍する職員が大勢働いています。

そうした人を「大学職員」といい、教授や准教授などの大学教員とは異なる立場から、各種手続きや総務・経理、広報などの事務的な仕事、設備維持・管理などを担当します。

学校事務

学校事務

学校事務は、小学校・中学校をはじめとする教育機関で、事務や管理業務を専門に行う職種です。

業務内容は、職員の給与計算、各種証明書の発行、施設管理、備品調達、福利厚生、奨学金手続きなど多岐にわたります。

学校説明会や入学試験の準備、来客対応など、対外的な仕事もあります。

教科指導や生活指導を行う教員と連携し、スムーズな学校運営ができるように裏方として活躍します。

事務職の一種ではありますが、教育現場で働く一員であるという責任感を持つことが求められます。

公立学校で働く学校事務は、地方公務員試験を受けて、合格した人の中から採用されています。

大学職員

大学職員

大学職員は、大学運営のためのさまざまな業務を担当する職種です。

教授や准教授などの教育者・研究者とは異なる裏方の立場で、大学を円滑に運営するためにあらゆるサポートを行います。

大学職員は大きく「事務系」と「技術系」に分かれます。

前者は、学生の入学から卒業までのさまざまな手続きやサポートを、後者は施設の維持・管理や整備などの業務を中心に担当します。

昨今の大学職員には専門的な業務を任されることも増えており、大学教員と連携して、「大学」という高度な教育機関を発展させるための取り組みに力を発揮することもあります。

子どもの心のケアをする仕事

学校に通う年代の子どもたちは、ちょうど思春期・成長期まっただ中で、さまざまな心の問題や悩みを抱えることも多いものです。

そんな子どもの心を守るために活躍するのが「スクールカウンセラー」です。

スクールカウンセラーは、おもに学校の相談室に勤務し、子どもとのカウンセリングを通して、一人ひとりの悩みや不安を理解し、適切にサポートします。

心理学の専門家として、「臨床心理士」や「公認心理師」の資格を持っている人が採用されることが多いです。

ここで紹介した通り、学校ではさまざまな種類の教員が活躍しています。

また、学校ではさまざまな事務的な業務が発生するため、それらを専門的に手掛ける人たちの活躍も欠かせません。

特別な学歴や免許状が必要な仕事から、無資格でできる仕事までさまざまです。

興味がある仕事が見つかったら、さらに詳しい情報を調べてみてください。

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