良いブリーダーの条件とは? 悪質ブリーダーとの違いは?

良いブリーダーの条件は?

良いブリーダーの条件は、「幅広く深い知識を身につけている」と「動物がストレスなく暮らせる環境を整えている」の2点です。

それぞれについて、詳しくみていきましょう。

幅広く深い知識を身につけている

良いブリーダーは、動物に関する幅広く深い知識を身につけています。

勉強を深めて動物たちの負担にならない範囲で繁殖を進め、病気やリスク回避する努力を惜しみません。

また飼育している動物や、子犬・親犬たちの健康診断や治療を動物病院で行ってもらい、健康維持に努めています。

しかし一部のブリーダーは、金銭目的で乱繁殖を繰り返し、動物に負担をかけるのもお構いなしで商売を続けているのです。

そのためブリーダーの知識はもちろん、どのような意識を持って動物を育てているのかを、自分自身でしっかりと確認することが大切だといえます。

動物がストレスなく暮らせる環境を整えている

動物がストレスなく暮らせる環境を、丁寧に整えているかどうかも大事なポイントです。

自分が育てる動物にどれだけの手間とコストをかけるかは、ブリーダーの考えにが反映されています。

中には出来るだけコストを削減しようと、栄養のことを考えずに動物に安い餌ばかり与えていたり、室温調節もきちんと行わずに育てているケースもあるようなので、注意が必要です。

そのためたとえ同じ犬種でも、子犬の場合の販売する価格がブリーダーによって数万円〜数十万以上の幅が出ることがあります。

差額に驚く飼い主もいますが、よい環境で産まれている動物は、それなりのコストがかかっていることも事実です。

もちろん高ければよいというわけではありませんが、ブリーダーがどのような環境で育てているかもきちんと確認しておきましょう。

悪質ブリーダーとの違い

ここからは、良いブリーダーと悪質ブリーダーとの違いをまとめました。

悪質ブリーダーとの違いを大きくまとめると、「法律に基づいた運営をしている」「アフターフォローが充実している」の2点です。

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

法律に基づいた運営をしている

良いブリーダーと悪質ブリーダーとの大きな違いは、法律に基づいた運営をしているかどうかです。

動物愛護法は、年々改正が進んでおり、2019年6月に「動物の愛護及び管理に関する法律等の一部を改正する法律」が公布されました。

犬や猫の販売はこれまでは50日齢(49日を経過してから)でしたが、今後は「生後57日齢から(56日を経過してから)」となります。

ただし天然記念物の日本犬は、これまで通り50日齢までと例外です。

またブリーダーが販売する場合、飼い主となる人に対して「動物の現状を直接見せること」と「対面による説明を行うこと」も義務付けられています。

最近はインターネットを通じて販売するブリーダーも増えていますが、飼い主がサイトに掲載されている動物の写真だけを見て、動物を購入するのは法律違反となるのです。

「動物を購入したものの、実は感染病にかかっていたようで、すぐに死んでしまった」という、悪質ブリーダーによる被害の増加が背景にありました。

直接動物を見て、販売者からその動物の特徴や、適切な飼育方法の説明を受けることが不可欠となります。

良いブリーダーであれば、ホームページなどにこうした情報を公開していることが多いので、わかりやすいでしょう。

アフターフォローが充実している

アフターフォローが充実しているかも、良いブリーダーと悪質ブリーダーの大きな違いです。

たとえば良いブリーダーは「譲り渡した日から〇〇日の生体保証」ということも打ち出しています。

健康な動物を購入することが大前提ですが、万が一その期間に動物の身に何かあった場合は、適切な対応をしてくれる保証になるので、安心材料になるでしょう。

またトップブリーダーは、しつけや問題行動などに対するアドバイスも適宜行ってくれます。

ただ売ることだけを目的とするブリーダーではなく、きちんとアフターフォローを行うブリーダーを選ぶようにしましょう。