ブリーダーの1日のスケジュール・生活スタイル

ブリーダーの業務スケジュール

ブリーダーを専業として働く場合は、1日の多くの時間を動物と一緒に過ごします。

ブリーディングをしている企業に勤めたり、トップブリーダーのアシスタントとして働く場合もありますが、独立して個人で働く人が多いです。

個人の場合は一人で働くことが多く、誰かほかの人に仕事を頼まない限り基本的に休みなく働くので、完全なオフを取ることは非常に難しいでしょう。

複数の動物を一度に飼う「多頭飼い」が基本となるため、毎日の世話をするだけでも大変です。

朝早くから動物たちの散歩をし、犬舎の掃除をして清潔に保ち、ごはんをあげて健康管理に努めます。

出産時には24時間つきっきりになることもあり、母体や生まれたての子犬たちのケアが欠かせません。

空いている時間には、買い物に出かけてペットシートやエサを買い足したり、卸先のペットショップを開拓したり、お客さまからの問い合わせ対応もします。

一般的な会社員のように「1日に何時間働く」といった考え方とは縁遠いものになるので、限られた時間をどう有効に使うか、上手にタイムマネジメントしていくことが重要です。

個人で働くブリーダーの1日

ここからは個人で働くブリーダーの1日を見ていきましょう。

6:00 起床・散歩・餌やり
朝起きたらすぐ、動物の様子に異変がないかを確認します。

その後犬たちを散歩に連れていきますが、夏場は日の出が早いため、4:00~5:00頃の涼しいうち散歩を済ませます。

人間と同じように、動物の健康も食事から始まるので、毎日決まった量の決まった内容の食事を与えることが大切です。

8:00 健康チェック
目のツヤや毛並みなどを確認しながら、健康状態に異常がないかをよく観察し、異変があった場合はすぐ獣医に相談します。
11:00 餌やり・ケージの掃除
午前中に2回目の餌やりをします。

感染症予防のためにも、動物の飼育環境の掃除をして清潔にすることや、室内の温度調整が大切です。

16:30 散歩・餌やり
夕方の散歩に連れて行ったあと、夜ごはんの餌やりをします。
18:00 健康チェック
母体はもちろん、生まれた子供たちがきちんと母乳を飲めているか、順調に育っているかなどを確認することも欠かせません。

自分の夕食を食べてから、空いている時間には卸先のペットショップや、個人のお客さまから届いたメール対応を行います。

夜寝る前には再度具合が悪い子はいないか、怪我をしていないかなど動物たちの様子をもう一度確認してから就寝します。

アシスタントで働くブリーダーの1日

ここからは、トップブリーダーのもとでアルバイトのアシスタントで働くブリーダーの1日を見ていきましょう。

現在はブリーダーの需要がやや高まっているため、地域などにもよりますが、アシスタントの募集は比較的多く見受けられます。

アルバイトやパートであれば、まったくの未経験者を受け入れてくれることも多いようです。

9:00 出勤
出勤したら子犬や成犬にごはんをあげ、犬舎の清掃作業を行い、飼育環境を清潔に保ちます。
11:00 お手入れ・シャンプー
ペットたちのお手入れも欠かせないため、ブラッシングや耳掃除、爪切りなどのグルーミング、トリミングの下準備を順番にしていきます。

やってはいけないことや、人間と一緒に暮らすために必要なマナーやしつけも教えます。

14:00 接客・販売サポート・事務作業
検討されているお客さまへの接客や販売サポートも仕事です。

アシスタントは動物の餌やりや散歩、掃除などから担当しますが、知識を深めていくことでさまざまな業務を任されるようになります。

お客さまに飼うときの注意点や関わり方などをプロの視点からアドバイスして、スムーズにペットが迎えられるようお手伝いします。

空いている時間にはメールへの問い合わせ対応など、事務作業も行います。

18:00 退勤
社員の場合は19:30頃まで残業することもありますが、パート・アルバイト社員は18:00に退勤となります。

ブリーダーの勤務時間、休日