プロ野球選手の仕事とは? わかりやすく仕事内容を紹介

プロ野球選手の仕事とは

日本におけるプロ野球選手は「日本野球機構(NPB)」に加盟するプロ野球球団と契約した選手です。

NPBにはセ・リーグ(セントラルリーグ)とパ・リーグ(パシフィックリーグ)という2つのリーグがあり、それぞれに6球団ずつでリーグ戦を行っています。

プロ野球選手は12球団のうちのいずれかのチームに所属して、ペナントレースと呼ばれる公式戦を戦います。

野球は日本では最も人気の高いスポーツの一つであるため、プロ野球の人気も非常に高く、トップ選手であればプロアスリートのなかでも国内最高レベルの待遇が約束されています。

また、日本の野球のレベルは世界的に見ても高いため、世界最高峰のリーグであるアメリカのメジャーリーグ(MLB)でプレーする日本人選手も多くいます。

メジャーリーグで活躍すればさらに桁違いの高収入を得ることも可能で、男性にとっては夢のある職業と言えます。

一方で、女性と男性では大きな格差がある世界であるのも事実で、日本にも女子プロ野球が存在してはいるものの、男子と比べると大きく待遇が劣るのが実情です。

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プロ野球選手の歴史

野球は19世紀にアメリカで生まれ、1987年にメジャーリーグがスタートしたことでプロ野球選手の歴史は始まりました。

日本に野球が伝わったのもその頃で、日本で最初のプロ野球リーグ「日本職業野球連盟」が設立されたのは1936年でした。

最初は1リーグ7球団で行われていましたが、その後、チーム数はシーズンによって増減しながら1948年までは1リーグ制で行われていました。

1949年に日本野球機構(NPB)が発足し、2リーグに分かれて、現在のような各リーグ6チームずつの計12球団となっています。

20世紀の後半になるまでは、日本人選手がアメリカのメジャーリーグでプレーすることはほとんどありませんでした。

しかし、1995年にロサンゼルス・ドジャースに入団した野茂英雄投手の大活躍によって、一気にアメリカでプレーする日本人選手が増えていきました。

プロ野球選手の組織・所属先

日本のプロ野球選手が所属する日本野球機構は、セ・リーグとパ・リーグを統括する一般社団法人です。

セ・リーグに所属する球団は、読売ジャイアンツ(巨人)、東京ヤクルトスワローズ、横浜DeNAベイスターズ、中日ドラゴンズ、阪神タイガース、広島東洋カープの6つです。

一方のパ・リーグに所属する球団は、オリックス・バファローズ、福岡ソフトバンクホークス、北海道日本ハムファイターズ、千葉ロッテマリーンズ、埼玉西武ライオンズ、東北楽天ゴールデンイーグルスの6つです。

プロ野球選手は国内でプレーする場合には、これら12球団のうちのいずれかのチームと契約を結びます。

プロ野球のシーズンは2月1日から11月末までとなっており、選手はその期間内は契約している球団の所属となります。

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プロ野球選手の1年の流れ

プロ野球のシーズンは2月1日のキャンプインで、全球団が一斉にスタートします。

春季キャンプでは約1ヵ月かけて練習を行い、チーム内の紅白戦や他球団とのオープン戦などで調整しながら公式戦の開幕に備えます。

3月下旬から10月頃までの期間にペナントレースとよばれる公式戦が行われ、各チームがそれぞれ143試合を戦います。

上位チームはクライマックスシリーズと呼ばれるプレーオフに進出し、セ・パ両リーグで1位になったチーム同士が日本一をかけて日本シリーズを戦います。

11月からは翌シーズンの年俸を決める契約更改交渉があり、12月と1月はシーズンオフです。

シーズンオフは各選手がそれぞれに、翌シーズンに備えて自主トレーニングを行います。