アクチュアリーのつらいこと・大変なこと・苦労

アクチュアリーのつらいこと・大変なこと

ひたすら勉強の毎日

アクチュアリーは、勉強好きな人、勉強を苦にしない人でなければやっていけない仕事です。

資格試験合格までに何年もかかることはもちろんですが、資格を取得してからも、頻繁に行われる法改正の情報をキャッチアップすることが必要ですし、さらなるスキルアップを目指すためには、とにかく勉強するしかありません。

勉強はつらいことではなく「自分を高めること」と捉えて、向上心を持ち続けられるかどうかが大切だといえます。

基本的に忙しい

アクチュアリーの活躍の場は生命保険会社損害保険会社、信託銀行などさまざまですが、どのような職場においても、基本的に忙しく働く人が多いようです。

慢性的に人材不足であることや、アクチュアリーでなければできない仕事も多いため、法改正があったときや決算時期になると、どうしても業務量が増えて残業も増えがちです。

それと同時に、正会員になるまでは仕事前後の時間や休日を使って試験勉強を進めなければならないため、仕事と勉強の両立も大変なところです。

とくに正会員になるまでは、オンオフの切り替えを上手につけ、スケジュール管理をしっかりと行って生活することが求められます。

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アクチュアリーの悩み

アクチュアリーになる人は、理系出身者でどちらかというと人と話すより、黙々と数字に向き合う仕事を好む人が多いようです。

しかしながら、会社で働く際には、さまざまな部署の人と話す必要があり、それが上手くできないと感じたり、自分の考えを数理が分からない人に上手く説明できないと感じたりして対人関係に悩んでしまう人もいます。

また、日本でアクチュアリーという職業が認知され始めたのは最近のため、需要は増えているのにも関わらずアクチュアリーの数は少なく、時期によっては休みにくくなることもあります。

自分しかできない仕事がやりがいと感じる反面、変えが効かず責任が重いと感じることもあるようです。

アクチュアリーを辞める理由で多いものは?

アクチュアリーの仕事では、膨大な資料を読み込んだり、一つのことを突き詰めて考えたりする時間が多くなります。

なかなか納得のいく答えが出ないときはうんざりしてしまいますが、それでも諦めず、粘り強く取り組むことが求められます。

この毎日続くデータの読み込みと計算の繰り返しが「つまらない」「窮屈に感じる」と感じてしまい、「もっとお客さまと直に話す仕事をしたい」と感じて、アクチュアリーを辞めてしまう人が多いです。

逆に、計算などに没頭したいのに、会社で働く以上、各部署の人とミーティングがあったり、人間関係が煩わしいと思ったりして、大学院に戻って数理を極めるという人もいます。