外国語学部の志望理由や面接対策は? 学ぶことや就職先についても解説
外国語学部とは
外国語学部は、外国語を高いレベルで使いこなし、その言語が使われている地域の文化や歴史に対する造詣を深めていく学部です。
専門とする外国語を1つ決め、文法や発音の基本に始まり、ゆくゆくは文献を読んだり会話をしたりといった「使いこなす」レベルにまで知識やスキルを高めていきます。
授業では、文法や発音のほか、音声学や社会言語学、認知言語学といった分野の勉強をします。
外国語学部を志望する学生の多くは、外国語に強い興味があったり、海外留学してみたい・将来的に外国で働いてみたいといった希望を持っていたりする人です。
海外からの留学生も在籍していることがあり、多種多様な考え方を持った人がいますので、各々の考えを尊重する大らかな雰囲気で学べることが多いでしょう。
就職状況としては、外資系企業やグローバル企業へと就職する人や、海外に住んで現地の企業で働く人、フリーランスの翻訳家になる人などさまざまです。
近年ではTOEICをはじめとする英語の語学力や、英語以外の語学に通じていることが就職時に有利に働くことも増えていますので、外国語学部で養った語学力を活かして卒業後も活躍する人が多いのが特徴です。
外国語学部の理念
外国語学部は、各外国語の実用的な運用能力を身につけるとともに、グローバルな諸問題の解決や異文化理解に関する多様な研究を行う学部です。
海外との交流が活発化する現代社会において、日本語以外の言語を「言葉」として使いこなせる能力を習得することはもちろん、専門分野を融合しながら多角的な研究を行い各地域に関する理解を深めます。
これによって、日本人としての誇りと豊かなグローバル感覚を持ち、世界に通用する人材を育成することを目標としています。
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外国語学部で学ぶこと、勉強すること、授業内容、卒論
外国語学部で学ぶこと
外国語学部では、各専攻に応じた言語の習得はもちろん、それを生かすスキルを身につけて、異なる言語を母国語とする人と円滑にコミュニケーションをとる能力を高めるための科目が多く設置されています。
文法、会話、リスニング、作文といった語学関連の科目はたいてい少人数制のクラス編成になっており、より実践力を身につけやすくなっています。
また、単なる語学の研究や勉強のみならず、各地域の文化・思想・歴史・経済・社会などについて深く理解し、異文化との比較の中で日本を見つめ直し、グローバル社会で生き抜く力を身につけます。
大学によっては、在学中の留学をカリキュラムに組み込み、海外現地の大学で単位取得を行うところもあります。
なお、外国語学部=英語というイメージを持たれる場合がありますが、一般的にはマイナーとされる言語を学ぶ人も多く、外国語学部で英語を専攻する人はむしろ少数派という大学が多いのが実情です。
外国語学部の授業内容
外国語学部の授業は、言語そのものの習得・研究と、その言語が用いられる地域の文化・歴史的背景などの研究の2つに大きく分けられます。
言語そのものの研究としては、文法や語法、語彙論、語源研究、方言研究、音声学といった内容を扱います。
地域研究では、社会学や文化論をはじめ、さまざまな方面から地域の風土や歴史を研究していきます。
文学部の英文学科やフランス文学科といった学科では、主に各言語で書かれた文学作品の研究を行います。
それに対して、外国語学部では言語そのものに着目し、言語を支える文化的・歴史的背景にもアプローチしていくのが特徴です。
外国語学部の卒論の例
- 日本語母語話者によるスペイン語の冠詞の習得について
- アメリカ南部の政治観
- 台湾人にとっての日本語の位置づけ
- インドネシア語における重複語の研究
- 英語の方言に関する研究
- なぜ日本人は英語が話せないのか
- 日米のテレビCMの比較分析
外国語学部で学んだことの口コミ
- 全く初めての言語を学んだ経験から、現在は7カ国語を操れるようになった。
- 各言語の使われている国の背景や、文化などを学ぶことができた。
- ドイツ語で小説を読んだり、テレビ番組を見たりできるようになった。
- 日本人訛りを感じさせないレベルのフランス語を仕事で活かせるようになった。
- 翻訳者として働いているので、大学で得た知識やスキルがダイレクトに活かされている。
- 日本人としての自分を意識するようになり、アイデンティティーを見直すのにも役立った。
- 大学時代は専攻の外国語の国に留学し、今は実際にその国に住んでいる。
外国語学部の主な学科・分野と概要
英語学科
実践的な英語力を習得するとともに、英語圏を中心とする地域研究を行い、世界のさまざまな場所で活躍できる能力を身につけます。
ドイツ語学科
ドイツ語の習得を中心に、ドイツ、オーストリア、リヒテンシュタインといったドイツ語圏の地域研究を行います。
フランス語学科
フランス語の習得を中心に、多くの国や地域にまたがるフランス語圏について地域研究を行います。
スペイン語学科
スペイン語の習得を中心に、スペインやラテンアメリカ諸国をはじめ、スペイン語圏の地域研究を行います。
ロシア語学科
ロシア語の習得を中心に、ロシアやバルト諸国、ウクライナ、中央アジア諸国などロシア語圏の地域研究を行います。
ポルトガル語学科
ポルトガル語の習得を中心に、ポルトガルやブラジルをはじめとするポルトガル語圏地域について総合的に研究します。
中国語学科
中国語の習得を中心に、日本とも密接な関係を持つ中国の文化や社会に対する理解を深め、中国語によるコミュニケーション力を高めます。
外国語学部で学ぶ学問分野・概要
外国語学には語学としての言語研究のための授業と、地域研究のための授業があります。
実際には各言語に対応した授業が行われますが、ここでは一例としてフランス語を専攻した場合の学問分野を挙げます。
言語研究
フランス語学研究
フランス語全般について、語彙や表現、文法、言語としての特徴などを幅広く学びます。
聴解
いわゆるリスニングで、フランス語を聞き取るためのトレーニングをします。
作文
フランス語で作文ができるようにするためのトレーニングをします。
口頭表現
オーラルコミュニケーションと呼ばれることもあり、会話表現の習得や実際に会話をするトレーニングをします。
翻訳通訳論
翻訳や通訳をする場合の方法論や実践的なスキルについて学びます。
地域研究
フランス文化論
フランス文化について、歴史的背景も含めて研究します。
現代フランス社会学
今現在のフランスで起きている社会現象や風潮について、社会学的見地から研究します。
カナダの歴史と文化
フランス語が使われているフランス以外の国として、カナダの歴史や文化、フランスとの類似点・相違点などを研究します。
外国語学部で目指せる主な資格
・TOEIC、TOEFL
・教員免許 中学校教諭一種(英語)、高等学校教諭一種(英語)
・学校図書館司書教諭(任用)
・学芸員
・旅行業務取扱管理者
外国語学部で身につけた語学力をTOEICやTOEFL、英検といった試験で直接発揮する方法がまず考えられます。
その他にも、学んだ外国語をどのように活かしていくかという視点から、将来的に就きたい仕事に関連する資格の取得を目指す人が多い傾向があります。
外国語学部の大学選びのポイント
外国語学部の大学選びのポイントとして重要になるのが、「学びたい言語が選べる大学かどうか」です。
大学によって、研究対象として扱っている言語は異なります。
一般的にはマイナーとされている言語を研究したい場合はとくに注意が必要です。
シラバスや時間割、卒論テーマなどを情報収集し、自分が研究したいと考えている言語が研究できる環境になっているかどうか、しっかりとチェックしておきましょう。
在学中に留学を希望している人は、留学がカリキュラムの中に含まれている大学や、留学を後押しする制度がある大学を選べば、希望が叶いやすくなるでしょう。
外国語学部の入試方法・受験科目
外国語学部の入試は、国公立・私立とも個別試験では外国語と国語が必須科目となっているケースが多い傾向があります。
そのほか、地歴・数学の中から1科目を選択して受験する形が多いようです。
外国語は英語を選択する受験生が大半ですが、中にはフランス語やドイツ語といった英語以外の言語での受験が可能な大学があり、帰国子女の受験生を中心に英語以外の受験科目を選ぶ場合があります。
大学入学後に英語以外の言語を専攻するとしても、多くの人にとって第一外国語である英語の力があることは、外国語学部を志す上で必須条件となっていると考えられます。
外国語学部の学費
外国語学部の研究は他の文系学科と同様、特別な研究費用を必要としないことから、他学科と比べても平均的な学費の大学が多くなっています。
一例として、
拓殖大学外国語学部では、1,365,900円(入学金200,000円、授業料907,000円、施設設備資金230,000円、諸費28,900円)、4年間で4,849,800円 といった学費になっています。
このほか、海外への短期留学など、講義以外の活動がカリキュラムに含まれている場合や、選択制になっているコースを選択した場合、授業料以外に費用が必要になることがあります。
外国語学部の志望理由、例文、面接
外国語学部の志望動機
外国語学部を選択する人の最も多い志望理由のひとつは、外国語を専門的に学び、話したり聞いたりする能力を高めたいというものです。
グローバル化が進み、海外との交流もますます盛んになるなか、外国語を使ってコミュニケーションができるようになりたいという気持ちから、外国語学部に進む人がたくさんいます。
同時に、海外の文化・歴史・地理などにも興味を持ち、それらの学びを深めることで異文化を理解し、将来は海外と関わる仕事に就きたいと具体的な夢を持っている人も少なくありません。
近年では欧米のみならず、中国語や韓国語、さらにはタイ語、インドネシア語といったアジア圏の各言語に興味を持つ学生も増えてきているようです。
外国語学部の志望動機の例文
私は貴校の外国語学部にてタイ語の専攻を志望いたします。
高校時代、同学年にタイからの留学生がいました。
高校2年時に同じクラスになったことをきっかけに話すようになり、タイでの暮らしや家族のこと、タイの人々の温かさについて聞かせてくれました。
夏休みにタイへ帰省するときには一緒に連れて行ってもらい、2週間滞在したことをきっかけに「いつかタイで働いてみたい」と考えるようになりました。
大学では、タイ語そのもの以外にも、タイの文化や風土についても深く探求してみたいと考えています。
貴校では在学中にショートステイのプログラムもがあると窺いました。
また、古くからタイとの交流があり、留学生の方々もいらしているとお聞きしております。
タイ語を習得し、タイへの理解を深めるには最適な環境と考えております。
ぜひ貴校でタイ語をじっくりと学ばせていただき、夢を叶えたいと思っております。
外国語学部のAO・推薦入試の面接で聞かれること
外国語学部では、入学後に専攻する予定の言語を質問された上で、なぜその言語を学びたいのかという点を中心に聞かれます。
とくに第二外国語の場合、大学入学後に初めて学ぶ学生が大半ですので、大学4年間で習得することを目指すとなると、相応の覚悟をもって勉強を続けるだけの熱意が必要です。
外国語学部でどのようなことを学ぶのかを理解しているか、4年間しっかりと学んで言語を習得できるだけの熱意があるかどうか、といった点を見られる可能性が高いと言えます。
外国語学部の志望理由の口コミ
- 近年は訪日中国人が多く、中国語が話せれば社会での需要が高く就職に困らないと思ったから。
- 独学では習得が難しいマイナーな言語を学んでみたかった。
- 学生時代は海外留学し、将来は外国で働きたいという夢があったため。
- 文章を読むことが多そうな英米文学科ではなく、会話が中心の外国語学部が自分に合っていると思ったから。
- 国語の教員免許取得を考えたが、国語よりも英語のほうが成績が良かったので。
外国語学部の雰囲気・男女比
外国語学部の男女比は、大学や学科によっても異なりますが、女性の比率のほうがやや高めとなっています。
早くから海外に目を向けて異文化を理解しようとする気持ちを持っている人が多いため、個々の考え方を尊重する空気があります。実際に、在学中に留学をする人もいます。
各学科とも少人数制となっていることが多いため、アットホームな雰囲気のなか学生同士の仲は深まりやすいようですが、外国語学部を置く多くの大学では他学部も併設されており、他学部の学生とも交流することができます。
留学生も他学部に比べると多めとなっており、幅広い人間関係が築きやすいでしょう。
外国語学部の雰囲気・男女比の口コミ
- 大学自体の男女比は男3:女7だと言われていたが、私のクラスは40人中男は4人だった。
- 日本と中国のハーフや日本と台湾のハーフの学生が4割ほどが在籍していて、おしゃべり好きな印象だった。
- コミュニケーション力が高くて、海外志向のある学生が多かった。
- 個性的な人も多かったものの、自分と違う個性を持った人を受け入れるおおらかな雰囲気があった。
- 国際化に対する意識が高く、自身の英語力に磨きをかける気持ちの強さが感じられた。
外国語学部の楽しいこと・大変なこと・つらいこと
外国語学部を志望する学生は、大半が専攻する言語への強い興味関心を持っています。
そのため、4年間を外国語を学ぶために費やせること自体に充実感を覚えている人が多いようです。
また、海外留学や将来的に海外で働くことを希望する学生も多く、在学中に留学するチャンスがある点を楽しいこととして挙げる人もいます。
反対に大変なこととしては、一定の割合で帰国子女や留学経験者といった、「すでに外国語を話せる人」がいるため、入学時点で語学力に差がある点が挙げられます。
初めて学ぶ言語の場合、4年間という限られた期間で文法をマスターしたり話せるようになったりするには、相応の努力が求められます。
入学後も勉強を続け、外国語に対する情熱を失わないことが求められる学部と言えるでしょう。
外国語学部の楽しいことの口コミ
- 在学中に留学するチャンスがあり、実際に外国で勉強できたこと。
- 外国人の教授が多く、現地のさまざまな面白い話を聞くことができた。
- 周囲に英語が好きな人ばかりなので、照れたり気後れしたりすることなく英語漬けの学生生活を送ることができた。
外国語学部のつらいことの口コミ
- 帰国子女や留学経験者との語学力の差が初めからあり、追いつくために人一倍努力しなければならなかった。
- 初学の言語の文法を4年間でマスターするには家で何時間も勉強する必要があり、続けるのはそれなりに大変だった。
外国語学部の就職先、業界、目指せる職業・仕事、進路
外国語学部の就職先
外国語学部の出身者は、その大半が身につけた語学力を生かした仕事に就くか、グローバルなビジネスを手掛ける民間企業などに就職しています。
就職先は多岐にわたりますが、この学部の特徴として、海外とやりとりを行う商社やメーカーのほか、航空会社への就職を希望する人が多いことが挙げられます。
また、高い語学力を得ることで外資系企業に就職する人もいます。
外国語学部の就職の状況と需要
近年はグローバル化が進み、さまざまな業界で海外駐在や海外出張の機会が増えています。
外国語に堪能であることは、グローバル規模でビジネスを展開する企業に就職する上で有利に働くケースもあるはずです。
ただし、特定の語学を得意とする人材が、必ずしも企業から強く求められているわけではない点に注意が必要です。
会話ができるレベルの外国語スキルを持つ人材は案外多くおり、MBAを取得していたり、希少性の高いスキルを持っていたりと、語学以外の面においても秀でているケースが少なくありません。
就職活動の時点でも、英語においてはTOEICで高得点を取っている学生は数多くいます。
つまり、グローバル人材として働く上で語学力は十分条件ではなく、必要条件の1つに過ぎないのです。
この点を見誤ることなく、「外国語を使って何をしたいのか」という点をしっかりと考えておくことが重要です。
外国語学部の就職以外の進路
より外国語の能力を高めつつ異文化理解を深めることを目指して国内の大学院へ進学したり、海外の大学および大学院へ進学する人も少なくありません。
卒業後はそのまま現地の企業などへ就職し、海外で生活する人もそれなりにいます。
外国語の能力を生かすというところから、フリーランスの形で通訳や翻訳家、語学スクールの講師になる人もいます。
グローバル化がさらに進んでいる現在、外国語学部の出身者には、多様な仕事を選択できる可能性が広がっていると言えるでしょう。
外国語学部の就職の状況の口コミ
- 英語の教師になったり、外国語を活かして、航空会社や商社に進んだりする友人も多かった。
- 教育方面に関心が高い人は教員免許を取得して挙員になったり、英会話教室の講師になったりしている。
- キャビンアテンダント、グランドスタッフといった航空系の仕事を目指す人はやはり多い。
- サービス業やホテル・旅行・貿易関係に就職する同級生が多くいました。
- 自動車メーカーに就職する人が意外と多く、将来的に駐在を目指しているようだった。
外国語学部から公務員を目指せる?
公務員の道としては教員免許を取得して英語の教員になる人や、狭き門ではありますが外交官として勤務したり、国際公務員として国際関連機関で働いたりする人もいます。
もちろん、行政など一般の公務員を目指すことも可能ですが、その場合は他学部の学生と同様、公務員試験を受験して合格する必要があります。
公務員試験において英語の試験が課されますが、難易度としては外国語学部の専門性は必要としないレベルですので、外国語学部で学んでいたことが公務員試験に際して特別に有利になることはありません。
外国語学部で語学を習得するには相応の努力が必要ですが、公務員試験に向けて勉強するとなると、さらに上乗せして勉強する必要があります。
早い段階から目標を決め、公務員になるためにしっかりと勉強を進めておくことが大切です。
外国語学部の卒業生の感想
世の中がグローバル社会化していくこれからの時代、外国語を学ぶことの重要性は増していると言っていいでしょう。
外国語学部の卒業生は、卒業後も何らかの形で外国語に関わって生活している人が少なくないため、大学で学んだことを活かせていると実感できている人も多いようです。
また、在学中に外国からの留学生と話したり、他国の文化や歴史について学んだりした経験が、国際感覚を養う上でとても有益だったと感じている人もたくさんいます。
外国語を習得するには努力を要しますので、それなりに大変な思いをすることもあるかもしれませんが、卒業後も活かせる力を身につけられる学部と言えるでしょう。
外国語学部の卒業生の感想
- これからますます国際化が進むなか、外国語学部はとても可能性に溢れた学部だと思います。
- キラキラした人から世捨て人のような人もいるので、気の合う友人を見つけやすそう。
- 英語ともう1カ国、2カ国の言語ができることは非常にプラスになる。
- その気になれば他学部でも外国語の習得は可能なので、他学部に対して劣等感を感じることもある。
- 世界各国から留学生が集まっていたので、日本にいながら国際感覚を学ぶことができた。
外国語学部の口コミ・体験談
都内国立大学 外国語学部 インドシナ語学科卒業生の体験談・口コミ
インドシナ語学科を目指した理由
語学が好きだったこと、および得意だったことが最大の理由です。
一般大学の文学部や専門学校などでは学べない外国語や国際情勢などについて、一流の教授陣のもとで専門的なことを教えてもらいたくて、外国語学部を目指しました。
インドシナ語学科で学んだこと・役に立っていること
新しく未経験な語学を複数学んだことで、現在7カ国語を操ることができるようになりました。
語学のみならず言語学や国際政治学なども同時に履修したため、幅広い知識も身に付き、在日のいろいろな国の人たちともコミュニケーションに大変役立っています。
インドシナ語学科の雰囲気
学生の意識は高く、英語以外の新たな言語を学ぼうという真面目な学生が多い気がします。
決して派手ではなく学部自体も華やかさはありませんが、単語を1つ1つ覚えるようなコツコツと努力をしている学生が多かったです。
男女比はほぼ半々程度で、男女とも地味なタイプだと思います。
インドシナ語学科の楽しかったところ
未知の言語、クラスの誰も喋ることができない言語を同時スタートで学んで行くため、少しずつでもその言語で会話が成り立って行く過程が楽しみでした。
また学園祭では、その言語による劇を上演したり、その国の料理を模擬店で出したり、知らないことをみんなで手探りで作り上げて行くのはとても楽しかったです。
インドシナ語学科のつらかった・大変だったところ
マイナーな言語のため参考図書などもなく、同学科の学生の中にも聞ける人がいないため、わからないことにぶつかった時に苦労しました。
また単語を覚えるペースも早く、読む・書く・話すを同時進行だったため、復習時間をたっぷり取らないと付いて行けなくなる、といった不安がいつもありました。
インドシナ語学科の卒業後の就職先・進路
学部の性格もあり、商社関連が最も多かったです。
語学修得者としての即戦力のため、商社以外に就職した学生もほぼ100%海外勤務になっていたと思います。
その他は教員、および大学院進学ののち大学勤務などが続きます。
卒業後の所感・メッセージ
語学に関しては、国内最高峰レベルの教育を受けることができるため、語学や言語学を学びたい人にはとてもよい大学であり学部だと思います。
学内にも世界各国からの留学生が多数いるため、日本でありながら国際感覚を学べ、コミュニケーション能力もアップすると思います。
自分の所感として、ここを選んで間違いなかったと強く感じています。
東京私立大学 外国語学部 英語学科フランス語専攻卒業生の体験談・口コミ
英語学科フランス語専攻を目指した理由
高校性の時に好きな科目が英語くらいだったからです。
ただ、当時は小説など文学には興味があまりなかったため、文学部ではなく、語学を学べる外国語学部を選びました。
いろんな言語がありましたが、まず好きなのが英語だったのと、実際に話せるようになりたかったので英語学科を選びました。
英語だけでなくフランス語を英語と同じくらいの配分で学べる学科を見つけたので、多く学べた方が楽しそうだと感じたのでこちらを選びました。
英語学科フランス語専攻で学んだこと・役に立っていること
語学はもちろん学びましたが、各言語の使われている国の背景や、文化などを学ぶことができました。
食文化やファッションに関しても詳しく学ぶことができる授業があり、実際に就職活動にも影響して、関係のある仕事に就くことができ、その時の知識が役に立ちました。
英語学科フランス語専攻の雰囲気
女性のほうが多いと思っていましたが、実際にはそんなこはなく、6割女性、4割男性といった感じです。
私が通っていた大学は、総合大学だったので、たくさんの学部がありましたが、中でも外国語学部は人数が一番多く、明るい雰囲気でした。
学生は、どちらかというと派手で意識高めのお洒落な人が多かったと思います。
英語学科フランス語専攻の楽しかったところ
実際に英語やフランス語を母語とする国に、授業で短期間に行く機会があり、それが一番楽しかったです。
その国の文化背景を実際の生活で体験できたことがよかったと思います。
英語に対する考え方も大きく変わりました。
現代の日本の教育上で言語のできるできないの評価基準がちょっと変だなと感じたり、考え方の幅が広がりました。
英語学科フランス語専攻のつらかった・大変だったところ
外国語学部英語学科フランス語コースは英語と同じくらいにフランス語の授業も多く、必修の専攻科目がほかの学科よりも多かったので通うのが大変でした。
入学して初めのころは英語はまだしも、フランス語に関して全く知識がなかったのでついていくのが大変でした。
英語学科フランス語専攻の卒業後の就職先・進路
卒業後の進路としては、ファッション関係、外資系商社、空港、教員、流通など、国外との関係のある仕事に就いた人が多かったと思います。
実際にそのまま大学の教員になった人もいました。
せっかく4年間学んだので、少しでも生かせるような仕事に就きたいと考えているひとが多かったです。
卒業後の所感・メッセージ
就職して感じたのは、実際に言語を学ぶことは、個人でもできることなので、留学しても、経済学部や商学部で学んだ人はその知識があったうえで、外国語を学ぶことができるけれど、外国語学部の人はそれがないので、そこはちょっと外の学部と比べると劣等感を感じると思います。
でも国の背景や文化を学ぶことはすごく楽しいし、フランス語の授業ではワインの勉強などもあり、ほかの学部では体験できないこともできるのでとてもよかったです。
京都外国語大学 外国語学部 スペイン語学科卒業生の体験談・口コミ
スペイン語学科を目指した理由
やはり外国語を学ぶなら、言語に特化した外国語大学と決めてました。
また私が入学したころは今ほど中国語の需要も今ほどなかったので、英語の次に世界で話している人口が多い言語がスペイン語でした。
外国語大学にはいれば英語は何とかなるんでは?
勝手に想像し、スペイン語ができれば、かなり幅広く活動できるかもと思いスペイン語学科を目指しました。
スペイン語学科で学んだこと・役に立っていること
スペイン語学科では、発音、文法、読解、会話等を全て初級から学びます。
英語と違ってほとんどの学生が1から始めるのでアルファベットの読み方から始まりました。
また第2外国語で英語が必須となり、希望者は第3外国まで選択できたり、さらにスペインや中南米のスペイン語圏の国々の事情解説のクラスもありました。
外国語は使っていないとどうしても忘れてしまいますが、今でもスペイン語を話す機会を見つけては使い続けています。
スペイン語学科の雰囲気
特定の言語を学びたいという同じ意識を持っているので、勉強する姿勢はまじめな学生が多いです。
しかも出席重視なので、アルバイトは授業が終わってから行っていました。
わたしの学科では2クラス(1クラス40人前後)、男女比はほぼ同じでした。
スペイン語学科の楽しかったところ
知らない言葉を学ぶというのが楽しく、毎日が新しい感覚でした。
またクラスの人数もそれほど多くないのでみんなとも仲良くなり、試験前には集まって勉強したり、終わったらご飯を食べに行ったりと和気あいあいとした雰囲気でした。
また、スペイン、メキシコ、ブラジル、アルゼンチンなど海外からの教授陣も多く、さまざまな話が聞けました。
もちろん日本人の先生方も個性的な方が多く印象にのこっています。
スペイン語学科のつらかった・大変だったところ
語学系の学科はどこでもそうだと思いますが、ほぼ毎日必修授業があり(3回生までは)、毎回出席を取られます。
出席数が満たないと試験も受けることができません。
他大学の友人が週に1、2回しか大学に行かなくてもいいなどと言っているのを聞いてうらやましく感じたりもしました。
また今は電子辞書もありますが、辞書(西和・和西)を毎日持ち歩くので、カバンが重かったのが大変でした。
スペイン語学科の卒業後の就職先・進路
英語やスペイン語を使う可能性のある職種がやはり多いです。
旅行会社やホテル業などの観光関連、商社や貿易関係の会社です。
ただ、いきなりスペイン語を使って、と言っても難しい部分があるので、海外との接点が多い就職先と考えたほうがいいかもしれません。
また、卒業後しばらくしてから海外で仕事をしていたり、生活していた人も多くいます。
卒業後の所感・メッセージ
もし語学が好きでその方面を目指すなら、英語ともう1か国語、2か国語できることは非常にプラスになります。
あえて外国語学科を選ぶのは、会話だけを身につけるんではなくてその国の文化や背景までも学べるからです。
また、単科大学ならではですが、卒業後のネットワークも密に連携しています。
グローバル社会と言われてますが、その中心にある学部だと私はおもっています。
上智大学 外国語学部 ドイツ語学科卒業生の体験談・口コミ
ドイツ語学科を目指した理由
ドイツ語を勉強するには都内でトップレベルの大学だったために、目指しました。
大学では日本人とドイツ人の教授の授業の両方を満遍なく受けることができるので、入学できればドイツ語が堪能になると思い、目指したいと思いました。
ドイツ語学科で学んだこと・役に立っていること
ドイツ語が堪能になり、難しい文献ではなく小説などであればドイツ語が難なく読めるようになりました。
またドイツ語の日常会話やテレビ番組も問題なく理解できるようになりました。
ドイツ語ができるようになり、世界が広がったと感じています。
ドイツ語学科の雰囲気
学生の多くは真面目で、真剣に授業を受けている人が多いです。
大学卒業後に良い企業に就職したい、と思っている人も多いので、授業でも前向きに真剣に課題に取り組んでいます。
男女比は、女性が4分の3を占めています。
ドイツ語学科の楽しかったところ
在学中に留学するチャンスもあり、大学だけでなく、実際にドイツで勉強できるのが楽しかったです。
ドイツの文化や芸術などに触れることができるので、ドイツ語学科に入り、芸術への興味が広がり、趣味が増えました。
ドイツ語学科のつらかった・大変だったところ
ドイツ語の文法は非常に難しく、それを4年間でマスターしようと思うと、何時間も家でも勉強しなければならず、それを4年間続けるのは大変でした。
課題や試験も多いので、学期中はバイトをしたり、趣味を楽しんだりする時間はあまりありませんでした。
ドイツ語学科の卒業後の就職先・進路
卒業後には、銀行に勤める人や車の会社に勤める人が多くいました。
車の会社はドイツに関係した会社に就職する方や、ドイツに出張に行く仕事をしている人も多かったです。
また私もそうですが、大学の院に通う人も多くいました。
卒業後の所感・メッセージ
ドイツ語を勉強したい、という気持ちが強くなければ、ドイツ語学科で勉強するのは大変だと思います。
けれどドイツに興味があり、ドイツ語を勉強したいのであれば、その意欲を存分に発揮できる学科なのでおすすめです。
埼玉私立大学 外国語学部 フランス語学科卒業生の体験談・口コミ
フランス語学科を目指した理由
高校から始めたフランス語が楽しくて楽しくて、もっと学びたい、もっと話したい、ということで大学探しはフランス語学科しか見ていませんでした。
仏文でなくフランス語学科を選んだのは、文学は私には向いていなく、歴史も美術も政治も広く学びたいと思ったからです。
フランス語学科で学んだこと・役に立っていること
文法を徹底的に勉強しました。
特に複雑な言語であるからこそ集中学習が必要で、この学科では、愛の鞭のごとく先生方が常に大量の教材を与えてくださいました。
先生方の学生に対する熱意を感じ、空き時間には図書館やお庭で周りをも気にせずひたすら音読をし、読み書きだけでなく会話も上達しました。
発音に関しては「日本人訛り」を感じさせないほどで、仕事でフランス語を使う際にも相手に良い印象を与えています。
フランス語学科の雰囲気
外国語学部、フランス語学科共に、男女比は3対7程でしょうか。
それでも(そのせいか)男女ともに仲が良く、また留学生や帰国子女も多かったので、学生の学習意欲は全体としてとても高いと思います。
空き時間にグループで勉強をする姿や、インターナショナルな装いで他学部より圧倒的に秀でていましたよ。
フランス語学科の楽しかったところ
実のところ、友達といつも一緒にいるというタイプではなかったので、基本的に一人行動でした。
それでも、図書館での本巡り、新聞読みあさり、教授との意見交換(ただのおしゃべりではないですよ。)は、私の理念や信念を確固たるものにしてくれました。
今でもとても貴重な学生生活だったと思っています。
フランス語学科のつらかった・大変だったところ
見栄を張ってハードルの高い授業を受けたは良いけれど、試験が全くもって難しくて、Dもらいました。。。
試験期間は毎回多くの科目を受けていたから、勉強が間に合わず、いつもぎりぎりでした。
特に語学の学習は、果てしない勉強量なので、今になってもう試験を受ける必要がないと思うと正直安心します(笑)。
フランス語学科の卒業後の就職先・進路
私は、NGO、または国際協力を行う企業への就職を目指していました。
周囲の人との競争心とかは全くありませんでした。
結局は自分の将来のことですから。
後で学生の就職先を見たら、9割は民間の中小企業で、外国語学部で見れば、航空関連企業が比較的多かったです。
卒業後の所感・メッセージ
レベルが高い学校ではありませんが、先生方個々のレベルと熱意は非常に高いです。
色々な授業を受けて、いろいろなタイプの先生を見て、面白いと思った人には話しかけてみました。
大学で培った物事に対する批判的見解力は、私にとって一番の思い出です。
せっかく大学に通っているのだから、勉強をして、考える力をつけて、それを発信してください。
麗澤大学 外国語学部 英語コミュニケーション専攻卒業生の体験談・口コミ
英語コミュニケーション専攻を目指した理由
私が外国語学部を目指した理由はグローバル大学で英語教育に力を入れているからです。
大学のキャンパスではちょっと歩き回るだけで外国人の先生がたくさん歩き回っており、留学に来ているかのような感じを与えてくれます。
また、大学としては珍しくiLoungeという外国人の先生と英語で会話をする施設があり、授業の合間に来て会話をしたり、英語力を高めることができます。
英語コミュニケーション専攻で学んだこと・役に立っていること
役立っていることはやはり英語でコミュニケーションを取る能力です。
授業でも3年生になると英語で難民について英語でディスカッションをする授業があったので、その時にクラスメイトと色々な角度から物事を考えたり、失敗を恐れない姿勢が身についています。
特には文法が間違っててもいいからまずは話してみる姿勢が大事だと教わりました。
英語コミュニケーション専攻の雰囲気
基本的に女子の方が多い印象がありました。
キャンパスを歩いてもほとんど女子しか目立たず、男性を見かけても経済学部の人だと認識されるぐらい外国語学部は女性が在籍しているイメージです。
また、学生の性格としては人によりけりですが、勉強に意識を多く注いでいる人もいたり、授業を休んで遊んでいる生徒もいたりとさまざまです。
英語コミュニケーション専攻の楽しかったところ
楽しかったところは、入学して間もなくてもすぐに友達ができたことです。
1年次にはキャンプに行って学生同士で交流を深め、教授も参加するので顔も覚えてもらえて良い経験になりました。
また、小規模大学ですので教授と学生の距離が近くコミュニケーションも取りやすいです。
英語コミュニケーション専攻のつらかった・大変だったところ
英語の授業が多いので、入学前にある程度英語力がないと授業についていくのが苦しいです。
TOEICでクラス分けも行われましたが、一番上の層はまあまあ上出来で、それが下がるにつれて英語力が落ちていく印象でした。
下のクラスだと授業で習う内容も退屈なので入学前にTOEICを勉強しておくといいでしょう。
たとえば、英語の授業で一番上のクラスだと幸福について考える機会もあったので、英語力+知識も必要でなかなかクラスメイトとも馴染めませんでした。
英語コミュニケーション専攻の卒業後の就職先・進路
基本的に女子ではホテルや航空会社が多いイメージです。
全日空などに就職が決まる学生もいますが、外国語学部の中でも語学力が優れているケースが多いです。
簡単に言えばできる学生は航空会社の大手で出来ない学生は知名度ないホテルといった感じです。
男子は経済学部だと銀行、証券会社が多く野村証券や三井住友銀行にも数名毎年就職しています。
卒業後の所感・メッセージ
気に入った生徒にはやたら褒めて気に入らない生徒には厳しくする教授もいるので、できるだけ気に入られるように自分から話しかけてみることが大切です。
自分から話しかけないといつまで経っても自分の存在をわかってもらえません。
獨協大学 外国語学部 英語学科卒業生の体験談・口コミ
英語学科を目指した理由
子供の頃から英語に興味があり、中学や高校でも英語の勉強に特に力を入れていました。
その延長線で自分の好きなことを追い求めたくなり、更に卒業後は英語を使った職に就きたいという思いもあり、この学科を目指しました。
英語学科で学んだこと・役に立っていること
大学の授業の中でも英文の購読や文法、作文が好きだったので積極的に出席して勉強しました。
今は翻訳者という仕事をしており「読む」「書く」という能力が求められているので、大学で得た知識やテクニックがダイレクトに活かされています。
英語学科の雰囲気
男女比は女子が9割を占めていたため男子学生によっては肩身が狭く感じられるかもしれません。
ですが誰もが国際化に対する意識が高く英語の必要性について強く感じており、自身の英語力に磨きをかける気持ちの強さが感じられました。
英語学科の楽しかったところ
講師や教授の中には英語圏の方も多く、授業が全て英語で行われることも少なくありません。
始めはついていくのが大変でしたが、英語力や知識が高まるにつれ、活きた英語を直に感じられるようになるとやりがいが出てきます。
英語学科のつらかった・大変だったところ
帰国子女や高校で海外留学を経験している学生とは語学力でスタートラインが違っていたので、入学時に既に出遅れた感じがありました。
特に討論の授業では彼らの話についていけず、追いつくために人一倍努力しなければならなかったのが大変なところでした。
英語学科の卒業後の就職先・進路
就職先は学んだ英語を活かしたいと思うため、外資系企業や英語教員を就職先に選ぶ学生が多いです。
自分が得た語学力を試すために海外留学の道も選んだりします。
また、学問としての英語の更なる追求のために大学院に進学する学生もいます。
卒業後の所感・メッセージ
私は英語学科の中でも文学を専攻したために、卒業後の就職先をどこにしようか迷いました。
大学で学んだことをどのように活かすか、これができる!ということを在学中に明確にしておかないと就職活動においては不利になるかもしれません。
京都外国語大学 外国語学部 英米語学科卒業生の体験談・口コミ
英米語学科を目指した理由
高校生の頃から英語が大好きで、大学に入ったら海外へ語学研修に行き、将来は英語を生かした職業に就きたいと思っていました。
英語を集中的に勉強し、英語漬けの環境に身を置くには外国語学部に進むのが一番良いと思いました。
英米語学科で学んだこと・役に立っていること
外国人の教授がたくさんいらっしゃり、日本語を学びに来ている留学生も学内に多くいたため、異文化交流を日常的にすることができました。
日本人としての自分を意識するようになり、アイデンティティーを見直すのにも役立ちました。
英米語学科の雰囲気
外国語が好きで外国に興味のある学生が集まっているため、個性的な学生が多かったです。
また、自分と違う個性を持った人を受け入れるおおらかな雰囲気がありました。
海外での経験を積む学生が多いので、情報交換や外国での話など話題も刺激的でした。
英米語学科の楽しかったところ
授業が全て英語で行われる学科もあり、英語で映画を観て感想を英語で語り合ったり、英語でのディベートなど日本にいながらにして海外留学をしているようでとても濃い時間を過ごせたと思います。
クラスメートも英語が好きな人ばかりだったので、照れたり気後れすることなく積極的に英語を使い、英語漬けの学生時代を過ごすことができました。
英米語学科のつらかった・大変だったところ
選択で同時通訳の授業を受講したときは、ついていくのが大変でした。
プロの現役同時通訳者の先生がひとりひとりのチェックをされていてヘッドホンから聞こえてくる英語を聞きながらそのままマイクに向かって日本語に訳して話すのですが、自分が話している間にもう次のセンテンスが聞こえてきて間に合わなくなり、必死でした。
大変でしたが、やりがいのある授業でした。
英米語学科の卒業後の就職先・進路
英語の教師になったり、外国語を活かして、航空会社や商社にすすむ友人も多かったです。
海外の大学にそのまま留学をしたり、海外移住をして現地で仕事に就く友人もいました。
卒業生向けの会報誌には海外在住者のエアメールの欄があるのですが、皆さん世界中さまざまな国で活躍されています。
卒業後の所感・メッセージ
先生方も、現役で辞書編集に携わっておられる方や、日本文化を愛する外国人教授、現役通訳者など多様な顔ぶれで、授業の合い間になかなか聞けないような裏話や面白い話もしてくださいました。
よく言われたのは「言語は手段」ということで、身につけた言語を活かして何をしたいかを考えていくように、ということでした。
この学部でまわりの環境を活かしてしっかりと勉強すれば、必ず新しい世界が開けていくと思います。
私立外語大 外国語学部 英米語学科卒業生の体験談・口コミ
英米語学科を目指した理由
幼い頃から英会話教室に通っていたこともあり、会話を中心に学べる学科を探していました。
英語を学びたいと考えた時、英文学科が真っ先に浮かんだのですが、英文学科は会話よりも文章を読むことに力を入れているイメージがあったことから、自分が学びたいカリキュラムとは異なる感じ、調べた中で一番魅力に感じた英米語学科を目指しました。
英米語学科で学んだこと・役に立っていること
当然のことながら、授業はネイティブの先生による英語オンリーの授業がほとんどでした。
授業では自分の考えを英語で伝えることを中心とした内容であったため、ディスカッションやプレゼン等、人前で何かを伝えることを繰り返し行っていたため、社会人になった今でも、人前に立つことに対して苦手意識がない事を実感しています。
英米語学科の雰囲気
語学系の大学はどこの大学もほとんどが女性の方が多いため、男性にとって不安に思うことがあると思います。
しかし、この大学では男女の壁がほとんどなく、どのグループにも男女混ざって行動している姿が多く見られます。
男女仲良く、クラスの団結もあるため、とても雰囲気が良かったと思います。
英米語学科の楽しかったところ
季節のイベント等、学校全体でパーティーをすることがあります。
時にはDJブースが設置され、みんなで踊ったり、先生方からピザが振舞われたりと、
とても楽しい時間を過ごしました。
パーティーが頻繁にあることはとても魅力に感じました。
英米語学科のつらかった・大変だったところ
3年生に進級するまでに定められたTOEICの点数を取得しなければ必修の授業を受けることができません。
見事に私は基準点に達成することができず、それからは必死に勉強したことを覚えています。
もちろんほとんどの友人は達成していたので、しっかりと勉強をすれば大丈夫です。
英米語学科の卒業後の就職先・進路
私は子供英会話教室の講師として就職しました。
教職の一つに、児童英語の講座があり、小学校へ教育実習に行ったことから、自分が学んだことを活かせる仕事に就きたいと考えたからです。
友人の多くは、航空系(キャビンアテンダント、グランドスタッフ等)や、物流系で英語を使用する仕事に就いていました。
卒業後の所感・メッセージ
英語を学びたいと一口に言っても、会話を中心に学びたいのか、文章を読み解くことに力を入れたいのかによって選択する学科が異なります。
私が通った大学は会話が中心ですが、もちろんリーディングもライティングも学ぶことができるため、幅広く「英語」という語学を勉強することができます。
しっかりと自分自身と向き合って、本当に勉強したいことは何か見つけてくださいね。
応援しています。
大阪大学 外国語学部 外国語学科卒業生の体験談・口コミ
外国語学科を目指した理由
私が外国語学部を目指した理由は、昔から海外に興味があって、いろいろな国のことや言葉を知りたいと思ったからです。
また、留学をしたり、将来海外で働きたいと考えていたからです。
そして、高校時代に1番得意だった科目が英語だったというのも選んだ理由の一つでした。
外国語学科で学んだこと・役に立っていること
外国語学部では、英語や専攻の言語を勉強することはもちろん、諸外国の文化や社会を知る授業もたくさんありました。
大学時代は専攻の外国語の国に留学し、今は実際にその国に住んでいます。
大学で勉強したことが、実際の生活に直接役に立っていると思います。
このような体験ができるのは、外国語学部ならではだと思います!
外国語学科の雰囲気
外国語学部では圧倒的に女子が多いです。
メジャーな言語を専攻すると、男女比は4:6くらいですが、マイナーな言語になればなるほど男子が少なくなり、男女比は1:9くらいの専攻も少なくありません。
学生はコミュニケーション力が高くて、海外志向のある学生が多かったです。
外国語学科の楽しかったところ
外国語学部の1番楽しかったところは、他の国の人と関わる機会が多かったところです。
留学生と同じ授業があったり、留学生に日本語教えるアルバイトができたり、いろいろな機会で外国の人と知り合い、友達になることができたのが良かったです。
外国語学科のつらかった・大変だったところ
外国語学部の1番大変なところは、予習・復習が欠かせないことです。
読解の授業の前は特に単語や文法の予習なしに授業を受けることはできませんでした。
部活やサークルをしながら、予習や復習をすることは本当に大変でした。
外国語学科の卒業後の就職先・進路
外国語学部の卒業生は、専攻した言語を使う仕事に就く人は多くありません。商社、旅行会社、外資系企業など、海外への興味を生かした仕事に就く人は多いです。
そのほか、メーカー、金融、公務員など卒業生がつく仕事はさまざまです。
卒業後の所感・メッセージ
外国語学部は可能性に満ち溢れた学部だと思います!
これからますます国際化が進むなかで、外国語ができる人や、海外への理解が深い人が活躍できる場はどんどん増えていくとはずです。
私は外国語学部に行って、留学して、さまざまな人に出会ったことで、外国語学部を選んで本当に良かったと思っています。
みなさんが外国語学部に行って、素敵な経験ができるように祈っています!
大阪大学 外国語学部 外国語学科卒業生の体験談・口コミ
外国語学科を目指した理由
目指した理由としては、高校のとき英語が得意だったからです。
外国語学部の試験は英語の比率が高いため、有利になります。
また、外国に対する漠然とした憧れもありました。絶対に自習では困難な言語(いわゆるマイナー言語)を学びたかったです。
外国語学科で学んだこと・役に立っていること
就職先としては、学んだ言語が話されている国に工場をもつ国内メーカーとなりました。
外国に対する言語と文化を勉強すると、文化の違いを当たり前にあるものだと考えられるようになり、人として寛容になったと思います。
外国語学科の雰囲気
学生の性格としては、皆自由でのびのびしていると思います。
意識は高い人(未来的な思考を持ち合わせ、誰かのために貢献したいと強く考え行動する人)も低い人(働くことがきらいで早く死にたいと言う人)もいます。
外国語学科の楽しかったところ
楽しかったこととしては、友人達が本当に自由でいっしょに遊んでいてとても楽しかったことくらいです。
テスト前の時期や予習がハードなときは皆でファミレスあたりに集まって徹夜で勉強する、といったことも楽しかったです。
外国語学科のつらかった・大変だったところ
テスト勉強と予習がつらかったです。
マイナー言語ですと電子辞書がないので大きな紙の辞書を持ち歩くことになり、荷物も毎日とても重いです。
キャンパスはど田舎にあるので石橋に住んでいたら下宿をしているのに片道1時間かかるという状況になります。
外国語学科の卒業後の就職先・進路
自分は国内車メーカーです。
車関係のメーカーに就職するひとはとても多かったです。
商社に就職した人も多いです。
がっつり学んだ言語をすぐに活かすというより、ゆくゆくは駐在を目指していくという人が多い印象です。
卒業後の所感・メッセージ
良かったところは、気の合う友人がたくさんできたところです。
キラキラした人から世捨て人のような人もいるので、気の合う友人が見つかりやすいかと思います。
一見気が合わなさそうでも話してみると外国語学部を選んだもの同士なにか通ずるところはありますので友人には困りません。
外国にぽんとひとりで行く度胸もつきました。
名古屋の某大学 外国語学部 中国語学科卒業生の体験談・口コミ
中国語学科を目指した理由
外国語学部で中国語を専攻していました。
理由としてはここ数年訪日中国人が多く、中国語が話せれば社会での需要は高いですし就職に困らないと思ったからです。
また中国語は漢字ですので、日本人にとっても比較的習得しやすい言語です。
中国語学科で学んだこと・役に立っていること
新卒で働き、現在は家庭の事情で退職していますが転職活動の際には中国語ができることが珍しがられました。
比較的簡単に採用まで至れましたし、社会から必要とされていること、翻訳業務や会社の役に立てる働き方ができます。
中国語学科の雰囲気
日本と中国のハーフや日本と台湾のハーフの学生が4割ほどが在籍していました。
ですので、おしゃべりで明るい独特の雰囲気はあります。
中華系ハーフの方々は堂々としていますし、話しかけやすい方が多いので語学習得や中華圏文化を学べる環境にありました。
中国語学科の楽しかったところ
上記のとおり、ハーフの方が多かったので中華圏の文化を学べ勉強になりましたし、自身の視野も広がりました。
また、英語や他の国の言語も話せる同級生が多く、語学に対するモチベーションアップに繋がります。
国際的な感覚を身に着けられますし面白い環境でした。
中国語学科のつらかった・大変だったところ
自身は、ハーフでも語学が得意でもなかったので、中国語を習得するのに時間がかかりました。
人それぞれ語学を習得できるペースは異なり、早い人は本当に早いので焦りや、自分の無能さを考えさせられることがありました。
ですので諦めず、負けず嫌いな方が向いているのかと思います。
中国語学科の卒業後の就職先・進路
サービス業やホテル・旅行・貿易関係に就職する同級生が多くいました。
都会の方ですと、インバウンドが多いホテルで積極的に外国語が話せる人を募集しています。
転職活動をした際に、田舎、地方都市ですと外国語が話せてもあまり需要はないようです。
卒業後の所感・メッセージ
何の学部に所属するかによって将来大きく就職先は変わってしまいます。
安易に学部を決めてしまうと、将来絶対に後悔しますので高校生のうちに何の業界に就きたいのか、どこで働きたいのかを明確にし、それに向けて大学に進学した方が自分のためになると思います。
また需要があってライバルの少ないことを習得しておけば就職活動・転職活動もかなり楽になります。
名古屋外国語大学 外国語学部 日本語学科卒業生の体験談・口コミ
日本語学科を目指した理由
高校時代に何気ないきっかけから演劇部に入り、顧問になるには国語の教員免許がいるかな、と思って志望しました。
かといって、国語の成績は悪くて、英語なら校内推薦がもらえるとのことで、外国語大学になりました。
日本語学科で学んだこと・役に立っていること
卒業するときには、教員になりたくなくて、クリーニング屋さんに就職しましたが、今は教員をしているので、資格に身を助けられた感じです。
日本語が国文学科と明らかに違うのは、日本語を世界の言語のうちの1つだと捉えられる点だと思います。
その視点は今すごく役に立っていると思います。
日本語学科の雰囲気
大学自体の男女比は男3、女7だと言われていましたが、私のクラスは40人中男は4人でした。
私はサークルはしてなかったですが、他の学科の方と結婚しました。
なんだかんだで他の学科の人と話したり、留学生とも話したりしていました。
日本語学科の楽しかったところ
クラスがあって、担任の先生がいたのがよかったです。
あとは、女子が多かったので、しょっちゅう女子会をしてました。
10人くらいでよくご飯に行ったり、一人暮らしの子の家に行ったり、とにかく楽しかったです。
隣のクラスの子とも飲み会には行きました。
日本語学科のつらかった・大変だったところ
英語が嫌いな人は苦しいと思います。
必修科目に英語があります。
教職課程は終わるのが遅いです。
日本語学科の卒業後の就職先・進路
就職先は結構幅広いと思いますが、日本語教師や中高の教員などの教育系もいれば、空港勤務やCAなどの観光、事務、販売、銀行など色々です。
しかし、実際に大学で学んだことは全く関係がない人も多いようです。
卒業後の所感・メッセージ
自分が普段使っている日本語に、新しい発見がある学科だと思います。
外国語大学っていうと、つい外国のことばかりに目が向いてしまいがちですが、私たちがいるのは、世界の中にある日本です。
それを体感できるのは、日本語学科だけだと思います。
地方私立女子大学 英文学部 秘書英語科卒業生の体験談・口コミ
秘書英語科を目指した理由
中学一年生で初めて英語を習ったときの講師が、外国に住んでいた方で、とにかく明るくて、英語の歌やゲームをしながら英語を教えてくれました。
教科書の文法も教えてくれましたが、外国の魅力にひきこまれ、英語をうまく話せるようになりたい、留学したいと憧れをもったのが理由です。
秘書英語科で学んだこと・役に立っていること
ほとんどの先生がイギリス人で、授業中はあまり日本語を使わなかったのでヒアリングが得意になりました。
現在も日常会話や、歌などは聞き取れるので、あの頃のおかげだと思います。
秘書英語で常識的なことを習ったので、目上の方との会話や冠婚葬祭など、一般的な人より得意と感じています。
秘書英語科の雰囲気
女子大学だったので、先生と事務員さん以外は女子でした。
なので、ファッションやメイク、髪型や彼氏の話などはつきなくて、賑やかでした。
派手な子もいれば、田舎からきている子もいて、ちょっとした差は感じましたが、だからといって仲悪くなることもなく楽しい雰囲気でした。
秘書英語科の楽しかったところ
どの先生も明るくて楽しい雰囲気で授業してくださったという思い出しかありません。
ほとんどがイギリス人だったので、たまに話す日本語もかわいくみえたり、文化祭も一緒になってもりあげてくれたし、楽しかったです。
秘書英語科のつらかった・大変だったところ
第二語学で、フランス語を専攻したのですが、本当に難しくてテストは苦労しました。
正直いうと、単位をとるためだけの勉強になってしまい、何一つ役にたたなかったなあと思っています。
特に発音が難しかったので、苦手意識が残っています。
秘書英語科の卒業後の就職先・進路
やはり英語を使う仕事、と言いたいところですが、就職難の真っ只中で、ほとんどが中小企業の事務でした。
私は留学から帰国して就職活動に遅れをとっていましたが、学校推薦をいただき大手薬品メーカーの秘書にチャレンジさせてもらい、難関突破しました。
留学仲間は地方ですが貿易会社にはいりました。
卒業後の所感・メッセージ
自分のやりたいことや、好きなことなら続けられると思うし、この年齢でしかチャレンジできないこともあると思います。
金銭的なことも含め、親御さんと話し合うのも必要でしょう。
どの学部がいいとかは言えませんが、頑張って下さい。
国公立大学 言語文化学部 言語文化学科卒業生の体験談・口コミ
言語文化学科を目指した理由
もともと外国語をたくさん学べるところに行きたいと思っていたので、言語文化学部を目指しました。
英語やフランス語など、他の大学にあるようなメジャーな言語ではなく、アジア圏で話されているような、いわゆるマイナー言語を勉強したかったからです。
専攻する言語だけでなく、複数の言語を学べると思ったのでここを選びました。
言語文化学科で学んだこと・役に立っていること
専攻する言語によって学ぶものが変わりますが、私はインド系の言語を学んでいたので、インドの地理や歴史、経済、そして主に文化や文学について学びました。
当初はインドに興味がなかったのですが、勉強するうちに興味を持ち始め、実際にインドへ留学もしました。
楽しいこともありましたが、つらかったり大変なこともたくさんあったので、そのときの経験は、現在何かつらいことが起こっても頑張れる原動力になっています。
言語文化学科の雰囲気
国際思考の人が多いので、ボランティアをやったり海外へ留学やインターンをする人がたくさんいます。
男女比は7:3くらいの割合で圧倒的に女子の方が多かったです。
サークルなどで遊んだりはしゃいだりしている学生もいますが、どちらかというとまじめな学生が多いです。
言語文化学科の楽しかったところ
言語オタクのような人にはとても楽しい学部だと思います。
専攻語として設置されている27言語以外にも開講されている授業がたくさんあるのでいろんな国の言語や文化が学べて楽しかったです。
また、学園祭では1年生がそれぞれの国や地域の料理店を出し、2年生はそれぞれの言語で劇をやるのでそれがとてもよい思い出です。
言語文化学科のつらかった・大変だったところ
取らなければいけない授業がたくさんあるので他大学に比べると比較的忙しいと思います。
授業のとり方も3年生にならないと取れない必修科目があったりするので、1、2年生のうちに一気に単位を取っておいて後は楽するという方法がなかなかできません。
また卒論必須のゼミが多いので大変だと思います。
言語文化学科の卒業後の就職先・進路
あらゆるジャンルに就職する人が多かったです。
外資系企業や旅行会社など、海外に関わる職種はもちろん、商社や新聞社、銀行、テレビ局などいろいろな分野に進んでいると思います。
特にメーカー会社はアジアやアフリカ圏の進出を狙っているところも多いので、そういう分野を専攻していた学生は重宝される傾向にあります。
卒業後の所感・メッセージ
言語が学べて国際的な視野が持てるのは良いですが、ただ言語を学ぶのではなく、それを使ってあらゆる分野を勉強するための学部であることを覚えておくことが大切です。
海外のあらゆる国の大学と提携していたり、さまざまなイベントをやっていろんな人が講演に訪れたりするので、大学を通して今までになかった新しい発見が得られる場だと思います。
ただ、国立ということもあり制度がしっかり整っていなかったりするところがあるので、人任せになりすぎず、自分から調べたり行動することが必要です。
東京外国語大学 言語文化学部 言語文化学科卒業生の体験談・口コミ
言語文化学科を目指した理由
チェコ語を専攻したのですが、とにかく日本で話せる人の少ない、マニアックな言語を勉強してみたいと思っていました。
また、演劇やバレエを鑑賞するのが好きで、海外の舞台芸術について学びたいとも思っていたので、文化と言語が学べる学科を選びました。
言語文化学科で学んだこと・役に立っていること
舞台芸術についての授業があったので、今までみたことのあるバレエやミュージカルなどのジャンルの他に、世界の伝統芸能など新しいジャンルに触れることができました。
また、言語を文法や会話などいろいろな側面から学ぶことができました。
言語文化学科の雰囲気
男女比は3:7で女性の方が多く、男子学生もおっとりした人が多いので女子校のような雰囲気です。
宿題がたくさん出るため、あまり遊べないのでまじめで、将来何をしたいかなどの目標をしっかり持って行動している人が多いと思います。
言語文化学科の楽しかったところ
色々な言語を専攻している学生と交わる機会が多いので、自分の専攻している言語以外にも、たくさんの海外の文化や言語に触れることができ、視野が広がったと思います。
また、海外旅行好きな人が多いので、一緒に旅行に行くことがよくあり、楽しかったです。
言語文化学科のつらかった・大変だったところ
言語を学ばなければいけないので、特に英語以外の、大学で初めて習う言語の授業は大変です。
宿題が大量に出る上に授業のスピードがとても速いのでついていくのがとてもつらいと思いました。
高い辞書(3万円程度)を買わなければいけないこともあり、教材費もかかりました。
言語文化学科の卒業後の就職先・進路
各国の大使館、外務省、外資系企業など、言語のスキルを活かせるところに就職する人が多いです。
大学院まで進み、文化を学んだことを生かして学芸員になる人もいます。
また、教職もとれるので、英語の先生になる人もいます。
卒業後の所感・メッセージ
文化だけに興味があり、言語を勉強したくないと思っていても、研究の過程で言語のスキルが必要になったり、言語を学んでみたいと思うときがきっと来ると思います。
文化を学ぶ時に、言語という側面からアプローチできるのが言語文化学科の強みです。
この記事のまとめ
外国語学部は「この言語を究めたい」という明確な目的があって志望する人が多い学部です。
入学後も興味のある言語が身についていくのを実感しながら学ぶことで、充実した学生生活を送れることでしょう。
将来は外国で働きたい、在学中に海外留学をしたいといった具体的な目標がある人にも、外国語学部は最適な選択肢の1つと言えます。
学びたい外国語がある人は、外国語学部を選択肢の1つに加えてみてはいかがでしょうか。
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