占い師の年収はいくら? 給料についてくわしく解説
占い師は個々の能力や得意分野がさまざまで、その数だけ収入のあり方も変わってくるといえます。
本記事では、占い師の平均年収や初任給、収入の上げ方などを紹介します。
占い師の平均年収・給料の統計データ
占い師の給料・年収は個々の占い師の力量によって異なります。
人気占い師になれば収入を上げることができるため、いかにお客さまからの指名をとれるかが、収入アップのカギです。
占い師の平均年収・月収・ボーナス
求人サービス各社の統計データ
職業・出典 | 平均年収 | 年収詳細 |
占い師 (給料バンク) |
130万円~165万円 | 20代の給料:6万円 |
30代の給料:20万円 | ||
40代の給料:25万円 | ||
初任給:4~5万円 | ||
占い師 (Indeed) |
307万円 | 時給1,392円 |
月給34.4万円 |
占い師の手取りの平均月収・年収・ボーナスは
占い師の給料は完全出来高制であるため、平均的な収入を求めるのが難しいのが現状です。
給料は相談者が支払った料金の〇〇%という形で計算されます。
会社によっては、1件または1分ごとに報酬が支払われるところもありますが、基本的な考え方は同じです。
占いの仕方にもよりますが、相場として対面での占いは10分1000円または30分3000円〜5000円、電話での占いは1分200円〜300円、占いサイトの登録料は月額300~500円程度となることが多いようです。
全体として平均年収は100~200万円ほどで、生計を立てられるだけの収入を得ている人はほんの一握りです。
占い師の初任給はどれくらい?
占い師は基本的に自営業であるため、初任給という考えはありませんが、始めのころは月に数万円がやっとという人が大半のようです。
占い師としてデビューしたての際は、占いの単価よりもお客さんがついてくれるかどうかにかかっています。
占い師はどうしても人気や知名度のある人にお客さんが集まりがちになるため、初心者が収入を得るには営業や広告に力を入れたり、クチコミを広めるなどの工夫が必要です。
占い師の福利厚生の特徴は?
占い師は自営業として働くのが一般的で、有給制度や社会保険などの適用もありません。
たとえ会社に所属していたとしても、確定申告は個人事業主として自ら申告する場合がほとんどです。
こうした手続きは自分で行わなくてはならないため、マネジメント能力も必要とされます。
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占い師の給料・年収の特徴
占い師の取り分
占い師の給料・年収は個々の占い師の力量によって異なります。
会社に所属した場合、占い師の給料は対面占いなら占い料金の4〜5割程度が収入です。
電話占いの場合は、2.5割〜3割程度、メール占い・ネット占いの場合は3割前後です。
一般的に、電話占い・メール占い・ネット占いの場合はシステムに関するさまざまな経費(相談者から占い師への電話代や広告費など)を会社が負担しているため、占い師の取り分はやや低めです。
給料の保証はない
占い師は基本的に出来高制で、相談者がいなければ収入はゼロです。
たとえ会社に所属していたとしても、時給や待機保証といったものはありません。
店によっては交通費が出ないところも多く、仕事がなければ赤字となってしまうことも多い厳しい世界です。
占い師が収入を上げるためには?
お客さまから信頼を得る
占い師は実力や実績によって顧客が増える職業なので、お客さまの信頼を勝ち取れば月収30万円以上を得ることも可能です。
また、顧客が多く人気が高い占い師の場合は会社も占い料金を引き上げて、その占い師の収入を増やそうとしてくれるため、より収入はアップしやすくなります。
働く場所を増やす
占いは時間や場所を問わずできる仕事のため、工夫次第では働く場所を増やし収入をアップさせることも可能です。
たとえば昼間は対面占いで働き、夜は電話占いで働くという形で高収入を確保する人もいます。
また、昼間は本業をして夜のみ電話占い、ネット占いをするという人もいます。
このように本業+占いの収入という形をとれば、安定した収入を得ることができます。
占い師は大がかりな準備やスペースがなくても仕事ができるため、知人経由で個人的に占いを引き受ける、定期的に占い教室を開くなど、工夫次第でさまざまな働き方ができます。
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占い師の給料・年収のまとめ
占い師の平均的な年収は100~200万円程度で、生計を立てられるだけの収入を得ている人はほんの一握りです。
占い師は実力や実績によって顧客が増える職業なので、お客さまの信頼を勝ち取れば月額30万円以上の収入を得ることも可能です。
本業+占いの収入という形をとれば、安定した収入を得ることができます。