理容師のやりがい・楽しさ・魅力
理容師のやりがい・楽しさ
お客さまからの感謝の言葉
理容師の多くは、お客さまのヘアスタイルを整え「ありがとう」と感謝の言葉をもらうことが一番のやりがいです。
カットやヘアセットが気に入れば、常連になってくださる人もいますし、なかには親子二代にわたって利用してくださる人もいます。
長い付き合いになれば、数年から十数年関わる人もいますし、成人式や結婚式、子どものイベントなどお客さまの人生の節目節目に立ち会うことも珍しくありません。
このように一人のお客さまと長く付き合っていけるのは、理容師の仕事ならではの特徴でしょう。
新しい技術を追い求められる
理容師のやりがいとして「理容師は自分の技術がすべて」ということがいえます。
「腕一本で稼げる職業」ともいえるでしょう。
理容業界は常に変化があり、ヘアスタイルの流行だけでなく、新しいカット技術、新しいセット方法などが次々と現れます。
そのため、常に新しい技術を習得し、知識を身につけなくてはなりませんが、こうして技術を磨いて自分のレベルアップを果たしていく限り、自分の力で道を切り開いていくことができます。
また、毎日違うお客さまと触れ合うため、日々新鮮な気持ちで仕事に臨むことができるでしょう。
需要があり続ける
理容師は、クリエイティブでグローバルな職業でもあります。
理容の技術は世界共通であり、基本的な道具さえあれば、どこの国に行ってもサービスを提供することができますし、需要がなくなることはありません。
しかも努力さえあれば、ヘアコンテストなどの国内大会・世界大会に出て、自分で創作したニューモードを発表できる機会にも恵まれます。
この先も需要があり続ける仕事だけに将来性にも期待できますし、自分がどのように活躍していくかは、自分自身で道を切り開いていけるといえます。
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理容師の魅力
自分だけの技術を求めて
理容師は、カットをはじめとする技術を通して、自分だけのスタイルを作っていくことができます。
お客さまの要望をヒアリングしながら、どのようにヘアスタイルを作るかは自分次第で、やり方によっては多くの可能性を秘めている仕事です。
自分だけのカット方法やヘアスタイルを作り出すこともできる、ある意味アーティストともいえる職業でしょう。
さまざまな働き方ができる
理容師は自分の理想とする生き方や考え方に合わせて、働き方やスタイルを選ぶことが可能です。
たとえば、国家資格を取得してから師事したヘアサロンに長年勤めてオーナーの右腕となる人もいるでしょう。
また、複数の店を点々としてさまざま価値観に触れたり、家族の店を継いだりするという人もたくさんいます。
もちろん、独立して自分で店を出したり海外移住をしたりなど、大きな夢を持つことも可能です。
定年がない
定年のない職業であるということは理容師の大きな魅力です。
健康と体力維持に努めていけば、自分で仕事を辞めようと思わない限りいくつになっても継続していけます。
実際に70代や80代になっても現役で働いている人も多くいるため、長く働きたいという人にもぴったりの仕事です。