理容師の１日のスケジュール・勤務時間や休日についても解説
理容師の業務スケジュール
理容師の勤務時間
理容師は、基本的に職場である各理容室の営業時間に沿った時間で働きます。
営業時間は、職場となる理容室が、家族経営の小さな理容室か、家族経営であっても多店舗展開を行っている会社か、あるいはFC(フランチャイズ)を展開している大きな会社組織かによっても異なります。
大抵の場合は、9時から20時くらいの間で設定されているところが多いでしょう。
しかし、理容師はこの営業時間内だけ働いていればよいというわけではありません。
たとえば、朝は開店時間に間に合うように準備をする必要がありますし、閉店後も掃除や片付けなどをするため、営業時間に加えて最低でも2～3時間は働くことになります。
こうしたことから、理容師が1日に働くのは12時間ほど、あるいはそれ以上になることもあり、どうしても拘束時間は長くなりがちです。
とくに新人時代は、朝はいち早く出勤して店の掃除や準備をし、営業時間後に居残りをして練習するなど、自由な時間はあまりとれない日々が続く可能性があります。
ただし最近では、こうした理容師の労働環境をより良くするために、1日8時間程度の勤務を徹底しているところも増えてきています。
理容師の休日
多くの理容師は、店舗の休業日に合わせて休みをとっています。
店舗によって異なりますが、理容室では月曜定休のところが多数を占めます。
この定休日に加えて週に1日程度、月に6日～8日程度の休みをとっている人が多いです。
なお、年末などの繁忙期には予約が立て込むため、休日返上で出勤することもありますが、お客さまの数が少ない時期にまとめて連休をとれる場合があります。
またスタッフが複数いる店舗であれば、交代で休日をとりやすい環境があるといえますが、スタッフが少ない場合には思うように休みがとりにくいことも少なくありません。
さまざまな業務
たいていの理容師は、ただ毎日お客さまの髪を切っているだけではありません。
時期によっては、出張やイベントへの出席、コンテストに向けてのトレーニングも重なります。
複数の店舗を経営しているオーナーになると、これに加えて他店舗の見回りや店長指導なども業務に含まれます。
すべての理容師ではありませんが、本業以外にも多くの業務を抱えている理容師も大勢います。
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