レクリエーションインストラクターの仕事とは? わかりやすく仕事内容を紹介
適切なレクリエーションをプログラムする
ゲームや歌、集団遊び、スポーツなどの活動を通して参加者同士の活発な交流を促し、集団を活性化させるのがレクリエーションインストラクターの役割です。
同時に参加者の心身をリフレッシュさせることで健康面でのサポートも行っていきます。
教育、医療、介護・福祉と活動の現場は多岐にわたっており、地域や企業といった特定のコミュニティでも活躍しています。
それぞれの活動場所によってレクリエーションの目的や種類は様々。
その場に最も適したプログラムを組むことが求められます。
実際の現場以外では主にデスクワークでレクリエーションを構成しています。
原案ができると他のスタッフと共有し、危険がないかなどの話し合いのもとに改良を重ね、最終案が完成します。
活動後、実際の様子はどうだったかの振り返りを行い、これからに反映していくまでが仕事です。
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リーダーとして集団を引っ張る
インストラクターは活動に参加する集団をリードする存在です。
一つひとつのプログラムを率先して行い、楽しむことで参加者の意欲を向上させ、集団の一体感を醸成します。
また、介護の現場では身体機能を向上させることを目的とした活動内容になる場合がほとんどであるため、講師としての役割も果たしています。
地域や企業といった特定のコミュニティでは参加者同士の仲間意識を高めることを目的とする場合もあります。
その際はコミュニケーションを促進する立場として参加者同士の円滑な交流を促すパイプ役としての役割が期待されます。
例えば新入社員研修における一つのプログラムを任されたりすることもあります。
いずれにしても、活動中はインストラクターが集団の舵をとっていくといえるでしょう。
日々の研究も仕事のうち
どの現場でも共通して求められるのがレクリエーションを通じた楽しい空間づくりです。
楽しさは活動の原点であり、究極の目的。身体づくりなどはその上に成り立ってきます。
とにかくインストラクター自身が楽しむことが必須です。
適切なプログラム作りのための知識やそれぞれの集団を牽引するための表現力は日々の研鑽によって培われます。
また、既存のレクリエーションに留まらず、オリジナリティを駆使した新しい活動の開発も重要な業務です。
レクリエーションインストラクターは専任として従事する職業としてはまだ発展途上でもあります。
看護師や保健師、介護福祉士など福祉や医療施設で働く職員や、保育士・学校教諭、スポーツインストラクターなどが新たに資格を取得して兼任している場合も少なくありません。