レクリエーションインストラクターの勤務時間・休日
常勤で働けるのはごくわずか
レクリエーションインストラクターは職業としての定着率がまだ低いのが現状であり、働く現場や形態によって勤務時間にかなりのばらつきがあります。
極めて少数ではありますが常勤で働ける求人として、例えば介護予防を目的としたレクリエーション機器の会社で正社員として働いた場合、10~18時の勤務で週休2日というごく一般的なタイムスケジュールで生活することが可能です。
介護施設の場合、レクリエーションが行われるのは多くの場合が平日の日中であり、休日には行われないのが一般的であるため、働きやすい環境であるといえるでしょう。
反対に青少年を対象としたキャンプの企画・運営会社の場合、休日に泊りがけで勤務し、平日はシフト制で休暇をとるといったタイムスケジュールとなります。
平日はデスクワークがメインであり、比較的残業は少ないといえますが宿泊を伴う勤務が年間かなりの回数あるため、かなり特殊な働き方になるといえるでしょう。
20代で正社員への就職・転職
Wワーカーも多い
クリニックなどの医療現場の場合、レクリエーションの時間だけ出勤するパートタイマーとしての募集が多いため、勤務時間はかなり限定的なものになります。
例えば毎週金曜日の14時30分から15時15分までといったような形です。生活スタイルに自由がききやすいというメリットはあるものの生計を立てるのが難しくWワークを視野に入れる可能性も出てくるかもしれません。
単発での求人も多く、日中の1時間ほど依頼のあった現場でインストラクターを行うという働き方をしている人もいます。
この場合もやはり副業のような形になってくる可能性が高いでしょう。
新時代の働き方
頻度はまちまちですが継続して依頼を受ける場合も大いにありえます。
最近増えつつあるレクリエーションインストラクターの派遣会社に登録し、仕事の紹介を受けるというやり方だと、かなり自分のペースで働くことができます。
いずれにしても休日の確保が比較的しやすい職業であると考えていいでしょう。
もちろんデメリットとして収入面とのバランスがあることは理解しておくべき点です。
フリーランスの一種であるととらえることもでき、自分らしい働き方を模索できる、新しい時代のワークスタイルを可能にできる職業であるといえるかもしれません。