レクリエーションインストラクターのつらいこと、大変なこと、苦労

集団の安全を守る責任は重い

レクリエーション活動中、インストラクターは集団の命を守る立場にあります。

そのため、活動中は全体に目を配り、常に高い緊張感を持たなければなりません。

これを維持するためには体力、精神力が不可欠。

身体活動の指導にあたる上での苦労は常につきまとうものと理解して下さい。

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信頼関係を築くのは容易ではない

集団の一人ひとりが主体性や協調性を持ってレクリエーション活動に臨むことで人間としての成長を促す立場として、コミュニケーション上での苦労も絶えません。

中にはレクリエーションに対してなかなか前向きになれなかったり、集団に打ち解けられない参加者もいます。

あるいは集団内で参加者同士の行き違いが生じることもあるでしょう。

こういったあらゆるトラブルの調整役を務めるのもインストラクターの苦労であるといえます。

まず自身が集団から信頼されなければ、参加者も聞く耳を持ってくれないもの。

限られた時間の中でいかに参加者との信頼関係を築けるかは各々の腕の見せ所であるといえます。

プログラムの企画には創意工夫が不可欠

プログラム1回の事前準備に何時間も費やすことが多く、新しい発想が求められるのがこの仕事の醍醐味でもあり、苦労する点でもあります。

集団の年齢層などを考慮し、どのような目的で行う活動であるのかを念頭に置きながら、楽しめる内容に作り込んでいくことこそ、この職業の専門性が生かされる場面です。

ワンパターンな企画は避けたいものですが、新しいアイディアを産み出し続けるのも骨が折れます。

変わりばえのしない活動は集団のモチベーションを下げてしまうことにもなりかねないため、インストラクターがかなり神経を使っているポイントでもあるといえます。

参加者が興味を持ちやすいような活動内容にするために情報収集を欠かさず行う努力も求められます。

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不慮の事態に対応する

綿密に練ったプログラムであっても実際の現場で上手くいかない場合も珍しくありません。

そういった想定外のケースにも動じることなく、臨機応変に場を調整することに苦労を感じるインストラクターも多いでしょう。

レクリエーション活動の第一義は集団及び集団活動を通した個人の成長。

シナリオ通りにいかずとも、その目的が果たせればインストラクターとして何の問題もありません。

時には大幅な軌道修正を現場で加える決断力も必要であるといえるでしょう。