レクリエーションインストラクターの就職、求人、募集の状況
専任募集はごく少数
レクリエーションインストラクターとして専任で勤務できる求人はなかなか出てこないのが現状です。
レクリエーション機器を製造する会社や青少年向けのキャンプを企画・運営する会社などでインストラクターを募集する求人が出されることがありますが、巡り会えれば幸運といわざるをえないほど、その数は多くないのが現状です。
20代で正社員への就職・転職
あらゆる現場で必須のスキル
専任での募集が少数であるからといって需要も低い職種であるかといえば決してそのようなことはありません。
福祉の現場を始め、教育や医療など多くの場でレクリエーションインストラクターの専門性が求められています。
実際、そのような現場の求人には「レクリエーションインストラクター資格保有者歓迎」といった文言が多く見られます。
採用面接時に資格があることを伝え、志望動機などにもレクリエーションへの思いを盛り込むとよいでしょう。
就職後に資格を生かせる形で業務に就くことができる可能性が高まります。
介護現場での活躍
レクリエーションインストラクターの知識や技術がは高齢者福祉の現場で非常に求められます。
特にデイサービスにおいてはレクリエーションがメインになっており、スタッフ自身が企画や運営を行っているため、当該資格の所持は大きなプラスになります。
レクリエーションインストラクターの特性をかなり生かせる場であると考えていいでしょう。
デイサービスへの就職を目指す場合は介護福祉士などの介護系の資格の他、送迎などの際に必要な普通自動車免許を取得しておくことをおすすめします。
20代で正社員への就職・転職
教育現場での活躍
幼稚園や保育園、小学校、特別支援学校といった教育現場もレクリエーションが重要な役割を果たしています。
実際レクリエーションインストラクターの多くが教員であるというデータがあります。
教育現場で働くにはもちろん教員免許が必須です。
レクリエーションインストラクター資格が教員のスキルアップの一助になっているともいえるでしょう。
地域の場での活躍
地域交流事業でもレクリエーションが多数行われています。
自身でNPO法人を立ち上げて活動実績を作ることで自治体から企画運営の依頼を受けることもあります。
この場合は半分ボランティアのような状況になることも多いのが正直なところです。
実際、ボランティアの募集においてはレクリエーションインストラクターの特性を生かせる場合が非常に多いです。
収入は考えず、自身の経験を深めるためにもボランティアセンターで相談してみるのも良いでしょう。
