パソコンインストラクターに向いている人とは? 適性や必要な能力を紹介
パソコンインストラクターに向いている性格・適性
接客が好きな人
パソコンインストラクターというと、「人一倍パソコンに詳しい人にとって向いている仕事」と考えるかもしれません。
しかし、じつはパソコンが好きという以上に、人が好き、接客が好きという人に適している仕事といえます。
パソコンインストラクターにとって大事なことは、パソコンの使い方やソフトの使用スキルを高めたいと思っている生徒に対して、それらをわかりやすく指導していくことです。
一般的な教師などと同じく、生徒の成長を手助けすることが役割であり、困っている人を助けるといった一面があるため、人を喜ばせるのが好きな人にこそ向いている仕事です。
笑顔で、明るく生徒さんと接することができるインストラクターは生徒からの信頼を集めやすく、仕事もスムーズに進めやすいでしょう。
根気強い人
パソコンインストラクターが指導する生徒は、老若男女さまざまです。
なかには高齢で、それまでパソコンにほとんど触れたことがないような人もいますし、理解力は生徒によって異なるため、教えたことをすぐには理解してもらえないことがあります。
そんなときにすぐイライラしてしまうのではなく、生徒がわかるまで根気強く教えられるタイプの人に向いているといえるでしょう。
生徒の理解度や年齢などに応じて、適切な接し方を考えていくことも重要です。
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パソコンインストラクターに必要なスキル・能力
向上心
人に教えるということは思った以上に大変であり、よりわかりやすい指導をするために、自分自身もつねに勉強を続けていかなくてはなりません。
とくにパソコンや扱うソフトは日々進化しているため、生徒に対して新しい情報を正しく伝えていくこともパソコンインストラクターにとって大事な仕事です。
教える立場になったとしても、向上心を持って勉強し続けられるようなタイプの人が、パソコンインストラクターには向いています。
指導力
パソコンのスキルをわかりやすく教えることができる指導力は、インストラクターには欠かせません。
パソコンの操作が面白い、ソフトを扱うことで世界が広がったと思ってもらえれば、受講者たちはよりパソコンが好きなり、積極的に勉強しようとするでしょう。
指導力があれば受講者の理解もさらにすすみ、インストラクターとして信頼を得ていくことができるでしょう。
パソコンインストラクターに向いていないのはどんな人?
パソコンを習いに来ている人は、シニア世代が多く、考え方や物事のとらえ方が違うことも少なくありません。
受講者のなかには、何度教えてもどうしても操作を覚えられない人や、上手にコミュニケーションがとれない人もいるでしょう。
しかし、彼らの可能性を信じ繰り返し教え続けることができなければ、パソコンインストラクターとしては失格です。
幅広い世代ともコミュニケーションをとることができ、相手を深く理解しようとする思いやりがなければならない仕事です。