パラリーガルの勤務時間・休日

パラリーガル勤務体系の種類

パラリーガルの勤務体系は、就業する法律事務所によってさまざまです。

正社員雇用やフルタイム有期契約である契約社員、アルバイトやパートタイマーなどの非正規雇用などです。

大きな事務所で複数名弁護士やパラリーガルを抱えるところではシフト制をとっている事務所も見られます。

パラリーガルは勤務形態に関わらず、基本的には平日勤務ですが、一部土日祝日出勤があることもあり、その場合は平日に振替休日を取得することになります。

また、アルバイトやパートタイマーなどの非正規雇用の場合、勤務条件として、平日の週2日以上、1日6時間以上などがあげられ、毎日の勤務が難しい主婦なども働きやすい条件になっていることが多いです。

アルバイトなどの非正規雇用で終業している場合も、事務所やタイミング、また本人の希望などによって正社員に契約が切り替わるケースも少なくありません。

ゆくゆくは正社員としてフルタイム勤務を希望している場合は、就業先の事務所が正社員登用制度を設定しているかどうか、確認してみると良いでしょう。

正社員登用制度は、入職後6ヵ月以上で正社員へ、となるケースがよくみられます。

パラリーガルの勤務時間

パラリーガルの勤務時間や休日は、勤務する企業や法律事務所の規定によります。

勤務時間としては、月~金曜日の平日5日間で、勤務時間は9時または9時半から17時または18時で設定されている事務所が多いようです。

大手や忙しい事務所、また繁忙期などは一部21時~22時ごろまでの夜当番や遅番のシフトが組まれることもあります。

企業の法務部などで勤務するパラリーガルの勤務時間は、その企業の就業時間に準じます。

多くの場合、9時から17~18時が定時とされていることが多いようです。

中小規模の法律事務所と異なり、昼休憩の時間やそれ以外の休暇等、規則でしっかりと決められていることが多いといえるでしょう。

残業や休日出勤などは就業先の企業や状況等により左右されることがあるかもしれません。

パラリーガルの休日

法律事務業務は、法務局や裁判所といった機関と関わる手続きが多いので、ほとんどの法律事務所はこの予定に合わせて休日を設定します。

そのため、土日が休みの週休2日、またお盆休みや年末年始といった長期休暇も取得できる事務所が多いでしょう。

有給休暇などその他の休暇については、中小規模事務所の場合、人員に余裕がないため取得しにくかったり、反対に弁護士との関係も密接なため相談しやすかったりと、勤務先によってさまざまでしょう。

一般的に、パラリーガルには女性が多いため、たとえば子どもの参観などで休まなければならないときなどに一定の配慮をしてくれるなど、女性が働きやすい職場環境が期待できるでしょう。

大手の法律事務所や企業の法務部勤務の場合は、年次有給休暇制度がしっかりと規定されていることが多いです。

夏季休暇や年末年始休暇は当然ですが、産前産後休暇(産休制度)、育児休暇制度、慶弔休暇などがとりやすいことがメリットのひとつといえます。

パラリーガルの残業時間

残業についても、勤務先によって大きく異なります。

大規模法律事務所や非常に忙しい事務所の場合、パラリーガルが抱える案件も多くなります。

たとえば裁判関連の書類作成の場合、期日までに提出しなければいけないことから、日常的に残業が必要となる場合もあります。

一方で、秘書業務が中心の場合で弁護士が法律事務の大半を処理する場合には、定時かわずかの残業で帰宅できる事務所も多いでしょう。

シフト制をとっている法律事務所の場合は、遅番の日に残業が発生すると帰宅時間がその分ずれ込み遅くなる、といったこともあるようです。

パラリーガルは忙しい? 激務?

法律事務所で扱う事件は、人の人生を左右するような非常に責任の重い仕事であり、ミスが許されない仕事ともいえます。

また裁判関連の書類作成などでは期日が定められているため、それまでにどのように進めればいいかを自ら考えて弁護士と協力して進めていく必要があります。

そのため弁護士のスケジュールだけでなく、自分のスケジュールも管理して業務を進めていくことが重要です。

また、担当する案件によっては手続きや面談、調査などで出張対応をしなければならないこともあり得ます。

その場合は、残業時間が重なったり泊まりの出張となるケースもあります。

対応できない場合はあらかじめ上司と相談しておく必要がありますが、忙しい大手事務所の場合はパラリーガルの業務量や業務内容、責任も当然重くなる傾向にあります。

パラリーガルの休日の過ごし方

パラリーガルは女性の割合が高いため、休日は家事や育児、家族のことに時間を使う人が多いようです。

平日にたまった家事をしたり、家族で出かけたりと休日の基本的な過ごし方は他の職種の人と大差ありませんが、調べ物や改正があった法律に目を通したり、時事情報をニュースや新聞でチェックしたりと、パラリーガルにとってインプットする時間も重要です。

パラリーガルの1日・生活スタイル