ナレーターのための学校と学費(養成所・スクール・専門学校)

ナレーターになるための学校

ナレーターになるために、絶対に通わなくてはならない学校というものはありません。

発声のスキルや表現力、読解力は、映画や書籍などを利用して独学で勉強することも不可能ではないでしょう。

しかし、実際には多くのナレーター志望者が、ナレーターとしての基礎的なスキルを身につけるために、ナレーターを育成するための養成所や専門学校の声優コース、大学の放送学科などに通っています。

こうした学校ではカリキュラムに従って正しい発声方法を学ぶができることに加えて、台本を読み解く力や表現する力などを、プロの指導を通して身につけることができます。

自分では「気持ちよく話せている」「上手くできている」と思っていても、客観的に聞くと「伝わりづらい」ということがしばしばあるので、プロの目線から客観的に評価し、問題点を正してもらえることは非常に重要なことなのです。

そういった意味でも、ナレーターの学校やスクールに通うことは、大きな財産となるでしょう。

ナレーターになるには

ナレーター養成所

コースと学費

ナレーターを目指すための学校のなかでも最もポピュラーなのは、「ナレーター養成所」です。

テレビ局関連の会社や劇団関連の会社などが運営しているスクールで、身につけたいスキルに応じてコースを選べる学校が多く、コースによって費用や受講期間は異なります。

養成所によっても異なりますが、ナレーターとしての技術を身につけるために、さまざまなコースが用意されているところが多いようです。

たとえば腹式呼吸の仕方、鼻濁音の上手な発生の仕方、アクセントの練習、発音・滑舌の練習、外国語の発音練習などです。

自分が将来どういったナレーターになりたいのかを考えて、コースを選ぶとよいでしょう。

養成所の費用は、週2~3回のレッスンを受ける場合、年間で30万円~50万円程度になる場合が多いようですが、コース内容や学校によって大きな差があります。

入校するためには

ナレーター養成所に入校する際には、特別な資格や学歴は必要ないところがほとんどです。

養成所によっては年齢制限が設けられる場合もありますが、たいていは年齢を問わず、どのような人でも通うことができます。

しかし、人気の高い養成所になると、応募が殺到してなかなか入校できないこともあるようです。

そのような養成所では、入学試験として面接・オーディションが実施されることが多いため、日頃から独学でナレーションについて勉強しておくことをおすすめします。

テレビやラジオ、映画の予告編などでプロがどのようにナレーションをするのかを聞いているだけでも勉強になります。

また、国語の教科書や本などを自分で朗読して、周囲の人にアドバイスを求めるのもよいでしょう。

ナレーターの通信教育

ナレーター養成所を経由せず、独学でナレーションを学んで就職活動をする人もいますが、養成所で学べば効率的に技術を身につけることができたり、業界での人脈が形成しやすいといったメリットがあります。

また、ナレーター養成所では、一流の講師から実際に指導してもらえる強みがあるという点でも、できるだけ養成所に通ったほうがよいでしょう。

しかし、どうしても時間や費用、場所などの制約のために通うことが難しい場合には、もっと手軽に通える各種講座や通信教育などでナレーターの勉強をすることを検討してもよいでしょう。

通信講座であれば、通学制の学校に比べてだいぶ安く学ぶことも可能です。