競艇選手(ボートレーサー)のやりがい・楽しさ・魅力
競艇選手(ボートレーサー)のやりがい・楽しさ
結果が出て、自分が成長したと感じること
競艇(ボートレース)は、勝ち負けのはっきりする勝負ごとです。
レースのたびに、1着〜6着までの着順も決まります。
そういう点では、日々のレースで、少しでも着順を上げること。また、思う通りのレースができたときには、やりがいを感じます。
成績を上げるためには、エンジンの調整から、エンジンに合わせたプロペラ作りに加え、風や波、その日の天候を計算したレース運び、さらには、レース展開に合わせた対応など、こなさければならないことがたくさんあります。
実際のレースは、こちらがうまくいけば、あちらがうまくいかず、こっちがダメなら、あっちがうまくいったということの繰り返しです。
それでも、次々とレースをこなしながら、自分の未熟さを思い知らされる中では、競艇選手(ボートレーサー)として、少しでも自分が成長したと実感できたり、結果が出ることがやりがいになります。
成績によってランクが上がること
ボートレーサーは、成績によって上位からA1(全体の20%)、A2(全体の20%)、B1(全体の50%)、B2(新人選手など)の4クラスに分けられています。
新人は、最下位のB2に所属し、成績がよければ順番にクラスが上がっていきます。
クラスが上がれば、よりグレードの高いレースに出場でき、レースへの出場回数も多くなって年収もアップします。しかも、ランクは、実力があれば、すぐに上がります。
クラスが上がっていくことも、ボートレーサーにとっての大きなやりがいです。
ファンからの声援や支持も大きなやりがい
ボートレースのファンからの声援も、大きなやりがいです。
ボートレースのファンは、自分のお金で舟券を買い、そのレーサーに賭けてくれます。
ファンの期待通りのレースができた時、声援を受けるのは当たり前ですが、期待を裏切れば、罵声が飛んでくることもあります。
ボートレースファンの期待や夢を背負って走る以上、ファンの声援を受けたいという気持ちは強いです。
そして、実際に声援を受けることが、レーサーとしてのやりがいにつながっています。
競艇選手(ボートレーサー)の魅力
実力しだいで高収入を得られる
実力しだいで高収入を得られる
競艇選手の魅力は、まず、何といっても自分の実力しだいで年間に1億円以上を稼げることでしょう。
性別も、年齢も関係なく、子どもの頃にボートの経験がなくても、ボートレーサー養成所に入学後、操縦テクニックやレース駆け引き、それにモーターやプロペラの整備能力など、競艇選手としての実力さえ身につければ、20代前半のうちから年間1000万円以上の高収入を得ることができます。
ゼロからのスタートでトップ選手になれる可能性がある
競艇選手の養成所である「ボートレーサー養成所」は、中学を卒業していて30歳までなら、誰でも入学できます。
また、子どものころからボートに乗っていたという人はめったにいません。
アマチュア選手としてボート競技をしていた人はたまにいますが、ほぼ全員がやまと学校に入学した時点でゼロからのスタートなのです。
もちろん、それなりの運動神経は必要でしょうが、ボートレーサー養成所に入学後、地道な努力を続ければ、誰にでもトップ選手になれる可能性が広がっています。
過去の経歴に関わらず、トップ選手をめざせることも、競艇選手の大きな魅力でしょう。
女性選手も実力しだいで高収入を得られる
レースには、女性選手限定のものもあります。
しかし、通常のレースには、男女の別はありません。
女性選手でも、男性選手に混じってレースに参加することができます。
現実に、女性選手には年間1000万円以上を稼いでいる人がいます。
男女の区別なく、実力しだいで高収入が期待できます。
50代、60代まで第一線で活躍できる
選手生命が、他のスポーツに比べて長いのも競艇選手の魅力です。
ある程度の成績を維持している以上、いつまでも現役選手でいられます。
もっとも、公営ギャンブルなので、成績が極端に悪くなると引退勧告をされることがあります。
3年に一度行われる健康検査で、視力や体重、健康状態などが基準を超えると、やはり引退しなければなりません。
それでも体調や操縦テクニックを維持していれば、選手を続けることが可能で、50代や60代でも、現役選手として活躍している人が多いです。