【2021年版】健康運動実践指導者試験の難易度・合格率

健康運動実践指導者資格とは

健康運動実践指導者は、生活習慣病の予防や高齢者の健康維持をはじめとする、人々の「健康づくり」を目的として作成された運動プログラムに基づいて実践指導を行う仕事です。

受験資格を得るには

健康運動実践指導者として働くには、「公益財団法人 健康・体力づくり事業財団」が認定する健康運動実践指導者の認定試験を受けて合格する必要があります。

この試験には受験資格が設けられており、受験資格を得る方法は、以下の2通りが挙げられます。

1. 健康運動実践指導者養成校で学ぶ
2. 所定の条件を満たしたうえで「健康運動実践指導者養成講習会」を受講し、必要な単位を修得する

上記の1にある「健康運動実践指導者養成校」は、2016年2月現在、172校の大学および専修学校が認定されています。

そして、2の「健康運動実践指導者養成講習会」は誰でも受講できるものではありません。

以下の5つの条件のうちいずれかを満たしている人が受講可能なものとなっています。

1. 体育系短期大学または体育専修学校(2年制)もしくはこれと同等以上の学校を卒業した人
2. 3年以上運動指導に従事した経験のある人
3. 運動指導に関連する資格(フィットネストレーナー、アスレティックトレーナーなど)を持つ人
4. 保健医療に関する資格(保健師、管理栄養士、看護師、柔道整復師など)を持つ人
5. 学校教育に関する資格(幼稚園教諭、小・中・高等学校教員免許など)を持つ人

参考:公益財団法人 健康・体力づくり事業財団 健康運動実践指導者

認定試験合格までの流れ

健康運動実践指導者養成校の課程を修了すると、認定試験を受けることができ、合格後に登録が可能となります。

認定試験は、実技評価試験および筆記試験で構成されています。

一方、健康運動実践指導者養成講習会の課程を修了すると、指導実技試験と講習会のカリキュラムの内容に沿った認定試験が行われ、この両方に合格することで、健康運動実践指導者の登録資格が与えられます。

5年ごとの更新が必要

健康運動実践指導者の資格は、5年ごとの登録更新が必要です。

更新の際には、健康・体力づくり事業財団が定める認定講習会を受講し、所定の単位を取得しなくてはなりません。

また、更新には手数料などの費用もかかります。

健康運動実践指導者になるには? 必要な資格は?

健康運動実践指導者の難易度・勉強時間

指導実技試験

4~5名を相手に運動指導を実際に行い、指導能力を審査する試験です。

運動指導の種目は「陸上運動」と「水中運動」のいずれかから選択することができ、どちらを選択しても「レジスタンストレーニング」と「有酸素性運動」の2種類の指導を行います。

相手が聞き取りやすいようにハキハキと元気よく指導することや、自ら正しい手本を見せられるか、運動の特徴を説明できるかといったことが合格のポイントです。

筆記試験

運動生理学や医学的な基礎知識についての理解度を図る試験です。

試験は5者択一形式で、パソコンを使って解答します。

医学的な基礎知識や運動の指導方法、運動時のケガや病気の処置などの知識が問われ、多少専門的な内容となっていますが、健康運動実践指導者用テキストをしっかりと読み込んで理解していれば問題ないでしょう。

なお、健康運動実践指導者の養成校のなかには、毎年、健康運動実践指導者の合格率を公表しているところもあるため、気になる人は、チェックしてみるとよいでしょう。

健康運動実践指導者の合格率

健康運動実践指導者の資格試験の合格率は例年70~80%程度となっており、決して難易度が高いわけではありません。

学校などできちんと勉強をして、さらに市販の問題集などで対策をしておけば、合格は難しくないでしょう。