データベースエンジニアのつらいこと・大変なこと・苦労

データベースエンジニアのつらいこと・大変なこと

常に技術を追う必要がある

データベースエンジニアは、技術スキルが物をいう職業です。

第一線で活躍していくためには、日々進化し続けるデータベース技術を学び、スキルをアップデートしてく必要があります。

そのためには、業務中だけでなくプライベートな時間においても、技術書を読んで知識を蓄えたり、情報処理関連の資格の勉強をするなどの努力が必要となることもあります。

また昨今は、データベースだけ専任していればよいという時代でもなくなってきました。

データベースエンジニアでも、サーバーや周りネットワーク周りを担当することもあり、その逆でサーバーエンジニアなどがデータベースを担当することも増えてきています。

求められるエンジニアになるためには、サーバー、ネットワーク、セキュリティなど他分野の知識も備える必要もあるため、覚えるべきことは無数にあるという大変さがあります。

専門職として扱われる

データベースエンジニアは、医師などのように特別な資格が必要な職業ではありませんが、それでも紛れもない専門職となります。

お客さまやプロジェクトのメンバーたちからは、よくも悪くもデータベース分野の「専門家」「スペシャリスト」という立場で扱われることになります。

「データベースのプロなのですからできますよね?」といったように、時に難しい依頼や、能力以上の対応を求められることもあります。

まだまだ勉強中の若手社員であっても、お客さまからはそのように一人の専門家として扱われることもありますので、外部からの高い期待と自分の能力の差に苦しむことも少なくはありません。

計画通りに進められないことも多い

データベースエンジニアは、思うがままにデータベースを作り上げられる仕事ではありません。

お客さまの要望、予算、スケジュールなどの制限の中で、折り合いを付けながら合理的に仕事を進める必要があります。

また、途中でお客さまから「仕様変更」を求められこともあり、そうなると、それまで行っていた作業が一からやり直しとなったり、大掛かりな手直しを施さなくてはならないこともあります。

中には無理難題ともいえる仕様変更を要求するお客さまもおり、調整力や交渉力の乏しいエンジニアですと、のちのち寝る間も惜しむようなハードワークになることもあります。

そのようにデータベースエンジニアの仕事は、お客さまの意向によって左右されることが多く、なかなか自分の計画通りに進められない難しさがあります。

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データベースエンジニアの悩み

残業が多い

IT業界は「残業」の多い業界であり、データベースエンジニアもそれに該当します。

残業時間の大小は置かれている状況によっても変わってきますが、たとえば課題や問題を多く抱えているプロジェクトを担当することになると、毎日のように夜遅くまでの残業が続いたり、中には徹夜での対応が必要となることもあります。

また、全般的に「納期前」は忙しくなりやすく、普段はさほど残業のない職場であっても、納期前となると終電帰りが当たり前になることもあります。

プライベートな時間が作れないほど忙しく、家に帰っては寝るだけの生活が続くと、「こんな生活でよいのだろうか」と悩んでしまうエンジニアも一定数いるようです。

職業病

データベースエンジニアは、業務時間の大半をオフィス内で過ごします。

お客さまとのミーティングなどで、時折外部に出かけることもありますが、基本的にはオフィス内でのデスクワークが中心となってきます。

設計書の作成などで、一日中デスクに座りPCと睨む合う日もあります。

そのため、運動不足・腰痛・肩こり・目の疲れ・痔などの職業病を抱えやすいです。

その対策として、帰宅後や休日にはスポーツなどをし、アクティブに過ごす人も意外と多くみられます。

データベースエンジニアを辞める理由で多いものは?

データベースエンジニアを道半ばで諦め、辞めていく人も一定数存在します。

辞める理由は、人それぞれではありますが、多いものとしては次のような理由が挙げられます。

<辞める理由で多いもの>
・イメージしていた仕事と違った
・データベースに対して興味がなくなった
・技術を磨く日々に疲れた
・技術スキル不足を感じる、仕事についていけない
・人間関係の不満
・肉体的、精神的な過労
など
専門的な職種であるが故に、データベース関連の技術に興味が持てなかったり、続けていくうちに関心が薄れてしまうと、辞める要因に繋がることが多いようです。

特に、入社したばかりの若手エンジニアの場合は、そのような興味関心の部分が退職に直結してしまうことがあります。

また、データベースエンジニアはオフィス内や開発ルーム内の閉ざされた環境で働くことが多く、加えて前述もしたように「残業」の負荷も大きい業界です。

そのような独特の環境が影響してか、肉体的・精神的に疲労が溜まり、身体や心を崩して辞めてしまう人も一定数存在します。