舞台俳優・劇団員の需要・現状と将来性

舞台俳優劇団員の現状

舞台俳優・劇団員の現状は、そのすべてにおいて明るい側面のみ存在するわけではありません。

廃れることのない分野であり、現在も日本において数万の劇団が存在する以上、舞台俳優・劇団員の活躍の舞台も整っているといえるでしょう。

しかし、舞台俳優・劇団員として「活動すること」と、舞台俳優・劇団員として「活躍すること」は必ずしも一致するわけではなく、大きく成功する人はほんの一握りです。

すべての舞台俳優・劇団員が成功をつかめるわけではなく、多くの舞台俳優・劇団員は細々とした活動のために日々アルバイトに精を出すという生活を送っています。

成功すればこの道だけで生活していくこともできますが、それはほんの一握りですから、舞台俳優・劇団員として活動して将来的に名前の知られる人物になりたいという人は、そんな舞台俳優・劇団員の現状を理解したうえでこの世界に入ることをおすすめします。

舞台俳優・劇団員の需要

舞台俳優・劇団員の需要は、常に一定の規模が存在するといえます。

舞台俳優・劇団員は舞台によって必要となる世代も異なりますし、出入りもそれなりにある世界なので、その需要が衰退することは考えにくいです。

舞台俳優・劇団員の社会的な役割は「観客に感動を与えること」であり、その価値は今後も廃れることはないでしょう。

演じる側、つまり舞台俳優・劇団員においても「演じること」や「人々に感動を与えること」に魅力を感じているからこそこの世界に入ろうと思う人が多いでしょうし、だからこそ厳しい生活を強いられることになるとしても夢を追いかけようとするのでしょう。

ただし、規模の大きな劇団や事務所ともなれば希望者に対して実質的な需要は少なく、逆に規模の小さな劇団であれば広く門を開いているといえますので、需給バランスは規模の大きさに関係するといえます。

舞台俳優・劇団員の将来性

需要自体はこれからも続く

舞台俳優・劇団員の仕事、つまり「芸能の仕事」は、今後もその需要が続いていくでしょう。

日本における芸能の基礎は縄文時代にはその起源が存在するといわれており、その後も形を変えながらも芸能の存在は人々の生活の中に息づいています。

今後、数年~数十年という短い時間で芸能の世界が急激に廃れ、姿を消すということは考えにくいです。

また、昨今その存在が注目されている「AI・ロボット」についても、舞台俳優・劇団員に置き換わるものではないと考えられます。

個人の将来は実力と運次第

舞台俳優・劇団員の「芸能の仕事としての将来性」はこれからも続いていくことが予想されますが、一方で「舞台俳優・劇団員の『個人として』の将来」については人それぞれです。

すべての舞台俳優・劇団員が栄光をつかめるわけではなく、多くの人が鳴かず飛ばずのまま芸能の世界から姿を消して社会に溶け込んでしまいます。

舞台俳優・劇団員として将来をつかみ取るためには「演じる実力」と「チャンスをつかめる時の運」の両方を兼ね備える必要があるといえます。

舞台俳優・劇団員の今後の活躍の場

舞台俳優・劇団員の今後の活躍の場は、メディアの進化に伴ってさらに広がっていくと考えられます。

舞台俳優・劇団員の仕事は「見られること」であり、つまり「見る媒体」の姿かたちが変わって進化を遂げれば、それに伴って活躍の場も広がりを見せるのです。

最たるものでは「ネット配信」が挙げられ、実際に数多くのネットドラマや映画配信、動画投稿サイトにおけるタレントの活躍の場は人々に受け入れられています。

舞台俳優・劇団員としての基本的な活躍の場は「舞台・劇場」ではあるのですが、動画配信によって知名度を高められるという側面は決して無視できません。

実力があればその活躍の場をどんどん広げ、知名度や収入を高められるでしょう。