社会福祉士・介護福祉士を目指せる福祉系専門学校とは?| 学校の選び方
そこでは、いったいどのような勉強ができるのでしょうか。
このページでは、福祉専門学校の特徴や、学費、卒業後の進路などについて紹介していきます。
福祉専門学校とは
福祉専門学校では、おもに福祉や介護業界で活躍するさまざまな専門職を目指すための勉強をすることができます。
ここでいう専門職としては、国家資格である「社会福祉士」「精神保健福祉士」「介護福祉士」の3種類が挙げられます。
定められた福祉専門学校で所定のカリキュラムを修了することにより、これらの国家試験の受験資格が得られます。
福祉専門学校は全国にいくつもあり、特定の一つの職業・資格のみに特化した勉強ができる学校もあれば、各資格・職業ごとに学科・コースを設け、広く福祉系の専門職を目指せる学校もあります。
また、一部の福祉専門学校では医療現場でも活躍できる「言語聴覚士」「作業療法士」「柔道整復師」「鍼灸師」、また保育の現場で活躍できる「保育士」などの職業・仕事を目指すための勉強をすることもできます。
「福祉」という領域を軸に、それに関連するさまざまな職業・仕事に就くための勉強ができる福祉専門学校が多くなっています。
福祉専門学校で勉強すること、授業科目
福祉専門学校で勉強すること
福祉・介護の現場で活躍する専門職はさまざまなものがあり、どのような仕事を目指していきたいのかによっても勉強する内容が少々変わってきます。
社会福祉士や精神保健福祉士であれば、業務の基本である「相談援助」がきちんとできるようになるために、知識と技術の両方を身につけていきます。
加えて、現代の福祉の理論や介護保険制度、人体の構造や機能・疾病、心理学、社会保障といった、福祉に関連する専門的な勉強を行っていきます。
介護福祉士であれば、介護技術や医療的ケア、心理学、機能訓練などの授業もあります。
また、学校によってはゼミがあり、自分がより突き詰めていきたい内容ごとに分かれて専門性を深めていくことができます。
福祉専門学校の授業科目
福祉専門学校では、「社会福祉士」「精神保健福祉士」「介護福祉士」それぞれになるために必要な理論を学びます。
また、座学だけではなく現場実習も組み込まれています。
相談援助演習や介護実習など、学科・コースによって内容は異なりますが、実際に福祉・介護の現場で利用者と触れ合い、学校で身につけた知識を生かせる実践力を高めていきます。
また、実習以外にも外に出て、障害児が生活する現場などでのフィールドワークが行われている学校もあるようです。
とくに専門学校では卒業後に即戦力として活躍できる人材の育成を目的としているため、実習プログラムに力を入れている学校が多いようです。
国家試験対策にも注力
福祉専門学校の授業は、国家資格合格を目指すことを意識したものにもなっています。
福祉系専門職の国家試験では専門的な知識が問われますが、専門学校では最新の試験内容を基に対策や傾向をわかりやすく指導してもらいながら、地道な勉強の積み重ねで合格に近づくことができます。
日々の授業のみならず、国家試験に向けた模試や個別指導などが行われる学校もあります。
こうしたさまざまなサポートにより、国家試験合格率も比較的高い数字となっているようです。
福祉専門学校で勉強する内容は専門的なものが多いですが、入学後は基礎から学び、実践力も着実に身につけていけるカリキュラムとなっています。
最終的には国家試験合格、そして就職へとつなげていくことを目的としているため、早い段階から卒業後の進路を意識した勉強をすることになるでしょう。
20代で正社員への就職・転職
福祉専門学校から目指せる職業・仕事
福祉専門学校から目指せる職業
福祉専門学校からは、おもに福祉業界で活躍できる以下のような職業・仕事を目指すことができます。
・社会福祉士
・介護福祉士
・精神保健福祉士
これらは国家資格が必要な職業であり、それぞれ定められたルートによって国家試験の受験資格を得なくてはなりません。
資格取得のための「定められたルート」とは?
たとえば社会福祉士の場合は、高校卒業後に「福祉系の4年制大学や専門学校で学ぶ」、あるいは「福祉系以外の4年制大学卒業後に一般養成施設で1年学ぶ」などの方法があります。
こうしたさまざまな条件を満たす福祉専門学校で所定のカリキュラムを修了すれば、国家試験を受験でき、合格することで国家資格を持って希望の就職先で活躍できるチャンスが得られます。
なお、学校によって、特定の職業・資格(介護福祉士など)に特化した勉強ができるところもあれば、それぞれの資格・職業ごとに学科・コースを設け、広く福祉系の専門職を目指せるところもあります。
先に挙げた通り福祉系の職業はいくつかあり、それぞれなるためのルートが異なるため、事前に確認してください。
医療や保育に関連する職業・仕事を目指せる学校も
福祉専門学校によっては、社会福祉士、介護福祉士、精神保健福祉士とは別で、医療現場にも関わってくる言語聴覚士、作業療法士、柔道整復師、鍼灸師、また保育の現場で活躍できる保育士といった職業・仕事を目指せるところもあります。
また、公認心理士という、2017年に誕生した日本発の心理系国家資格取得を目指せる福祉専門学校もあります。
福祉専門学校は全国にいくつもあり、学校ごとに置いてある学科・コースが異なるほか、カリキュラムにも違いがあります。
「福祉」という領域を軸に、それに関連するさまざまな職業・仕事に就くための勉強ができる学校が多くなっています。
このように、福祉専門学校から目指せる職業・仕事はたくさんあります。
ただし福祉系の職業は、なるためのルートが複数あって少々わかりにくいことが多く、必ずしも福祉専門学校で学ばなければならないというわけではありません(大学などで学ぶ道もあります)。
目指す職業・仕事を決めたら、なるためのルートを確認し、自分に適した道を選択しましょう。
福祉専門学校の学費、費用
福祉専門学校の学費
多くの福祉専門学校では、社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士という、それぞれ国家資格が必要な3種類の福祉系職業に就くための勉強をすることができます。
ただし、国家試験の受験資格を得るための条件(ルート)は職業によって異なります。
社会福祉士や精神保健福祉士の場合、高校卒業後に進学する場合は4年制の福祉専門学校を検討することになるでしょう。
学費は年間で100万円程度、卒業までの4年間では400万円程度が必要になるとされています。
次に、介護福祉士については、高校卒業後に2年制以上の専門学校で指定科目を履修すれば国家試験の受験が可能です。
年間の学費は70万円~100万円程度で、2年制の学校であれば卒業までに150万円~200万円程度が必要となるでしょう。
一般養成課程の場合の学費
社会福祉士と精神保健福祉士では、福祉系以外の4年制大学を卒業した人なども、「一般養成施設」として指定された学校で1年学ぶことによって、国家試験の受験資格が得られます。
福祉専門学校のなかには、この「一般養成施設」に指定されているところがあり、その場合の学費は1年間で100万円~150万円程度が相場となっているようです。
なお、上記で挙げたのは昼間に学ぶ福祉専門学校の場合の学費ですが、夕方以降に授業が行われる夜間部の学校もあります。
夜間部は、昼間の学校よりも多少学費が安く設定されている場合が多いです。
福祉専門学校の費用
学費には、一般的に入学金、授業料、設備・施設維持費、実習費などが含まれています。
これ以外に、教材費・テキスト代、研修費、卒業アルバム制作費などが別途必要になる場合があります。
学費にどのような項目が含まれているのかは学校ごとに異なるため、事前に確認しておくことをおすすめします。
福祉専門学校は取得を目指す国家資格の種類によって学科・コースが分けられており、それによって学費もだいぶ違いが出ています。
学費に関する詳細は、各専門学校のパンフレットやホームページなどでよく確認してください。
福祉専門学校の就職先、就職率、卒業後
福祉専門学校の就職先
福祉専門学校を卒業した人の就職先は、老人福祉・障害者福祉・児童福祉といった各福祉施設をはじめ、病院などの医療機関、公的機関、その他民間企業など多岐にわたっています。
各職業(国家資格)によっても多少違いがあります。
たとえば、社会福祉士であれば社会福祉事務所や社会福祉協議会、知的障害者関係施設、老人福祉関係施設、精神保健福祉士であれば精神病院や総合病院の精神科および行政施設、そして介護福祉士であれば老人ホーム、老人福祉施設、障害者福祉施設、訪問サービスを提供する民間企業などが挙げられます。
福祉専門学校の就職率
福祉専門学校の就職率は、おおむね高い数字を誇っています。
もちろん学校によっても違いがありますが、だいたい90%以上、学校によっては100%と発表しているところもあり、かなりの割合の卒業生がしっかりと就職を果たしていることがわかります。
ただし、就職率の出し方は学校によって異なり、全学生の中で福祉・介護業界で専門職として就職できた人だけを集めて計算されている場合もあれば、まったく異業種へ就職した人の数も含めて計算されている場合もあるようです。
就職率については、参考程度に確認しておくとよいでしょう。
なお、福祉系の専門職に就くためのルートはいくつかありますが、福祉専門学校では、就職後に即戦力として活躍できる人材の養成に力を入れています。
そのため、国家資格取得を目指して勉強していくことはもちろん、実践的なカリキュラムが多く組まれており、その結果、就職率も高めとなっている専門学校が多いようです。
どのような道に進みたいのかを考えておく
福祉専門学校では福祉・介護業界とのパイプも強く、求人もたくさん届くという特徴があります。
また、就職サポート体制が充実しているため、入学後は学校のさまざまなサポートを受けながら、希望の進路へ向かっていくことができるでしょう。
とはいえ、大手の施設や総合病院への就職は比較的狭き門となっており、就職するには卒業までしっかりと学び続ける本人の努力や熱意が不可欠です。
福祉専門学校で学んだ人たちの多くは、希望通り福祉や介護、医療の現場で活躍しています。
福祉専門学校から目指せる職業・仕事もいくつかあるため、どのような領域で活躍したいのかをできるだけ早いうちから考えておくとよいでしょう。
福祉専門学校の入試、志望動機、面接
福祉専門学校の入試
福祉専門学校の入試は、大きく分けると以下の3種類があります。
・一般入試
・推薦入試
・AO入試
一般入試は、応募資格を満たす人であれば誰でも受験することができる入試方法です。
推薦入試は、専門学校が指定する高校の学生が受けられる指定校推薦、学校長の推薦などによって応募できる学校推薦、また自主的に推薦する自己推薦などがあります。
AO入試は、専門学校に入って学ぶことに対する意欲や人柄を重視した選考が行われます。
なお、福祉専門学校は高校を卒業してすぐに入学する人もいれば、大学などを出てからあらためて資格取得のための要件を満たすために進学する人もいます。
社会福祉士や精神保健福祉士の一般養成施設として受験する場合は、「4年制大学卒業」や「指定施設において4年以上相談援助職実務に従事していること」などの受験資格があります。
募集学科や入試の種類などによって応募資格は異なるため、各専門学校の入試情報をよく確認してください。
福祉専門学校の志望動機の考え方
福祉専門学校を志望する人は、将来的に福祉や介護の専門職に就きたいという意思を持っていることがほとんどです。
国家資格が必要な職業が中心となるため、早い段階から目的意識を持って福祉専門学校への進学を目指しています。
志望動機に正解はありませんが、自分が目指す職業に就きたいと思ったきっかけとなる出来事や考えを軸に、志望動機をまとめていくとよいでしょう。
福祉専門学校で学び、卒業後はこういう風に活躍していきたいという前向きな姿勢をアピールしましょう。
また、その学校でどうしても学びたいという意思を示すために、学校の特徴や魅力的だと感じたポイントについても入れ込んでおくとよいでしょう。
福祉専門学校の面接のポイント
福祉専門学校では、どのような入試方法を選んだ場合でも、面接が行われることが多いです。
そこまで難しい質問をされるわけではありませんが、卒業まできちんと学び続けることができるだけの意欲があるかどうかや、他の学生と協力して学んでいけるかという人柄の面などが重視して見られるようです。
本番で緊張しないよう、高校の先生や親などを相手に面接の練習をしておくとよいでしょう。
また、福祉の仕事では自分よりも年齢がずっと上の対象者と接することも多くなるため、きちんとした言葉遣いや挨拶ができるかどうかといった面にも気を付けておくほうがよいでしょう。
福祉専門学校では、学校ごとにさまざまな入試方法がとられており、選考内容も異なります。
志望校の情報はしっかりとチェックしておき、事前に十分な対策をして本番に臨みましょう。
福祉専門学校のオープンキャンパス
福祉専門学校のオープンキャンパスとは
全国の福祉専門学校の多くで、夏休み期間中などにオープンキャンパスが開催されています。
学校によってプログラム内容は異なりますが、学校見学ができるのはもちろん、専門学校入学後の生活や入試について気になっていることなど、さまざまな情報を得ることができます。
とくに人気がある体験授業では、入学後にどのような授業を受けるのかを体感することができ、モチベーションアップにもつながります。
自分がいざその専門学校に通うことを想像しながら参加してみると、得られることもより多くなるでしょう。
福祉専門学校のオープンキャンパスの内容
福祉専門学校のオープンキャンパスは、おもに以下のようなプログラムで構成されています。
・学校説明会
・体験入学
・個別相談会
・講師や卒業生の講演
・校内見学
オープンキャンパスでは、学校を自由に見て回るだけでなく、学校生活や入試について不安なことを質問したり、仕事のことや授業の雰囲気を知ることができます。
とくに体験授業は、入学後にどんな授業を受けることができるのかを知る絶好のチャンスです。
また、将来目指す仕事のことについての情報も得られるでしょう。
座学や実習など体験授業の内容は学校によって違いますが、進学へのモチベーションがさらにアップするかもしれません。
福祉専門学校のオープンキャンパス参加のメリット
オープンキャンパスに参加するメリットのひとつは、気になっている専門学校の雰囲気を自分の目で確かめられるという点です。
いくらパンフレットやホームページなどで情報を集めていても、実際に足を運んでみなくてはわからないこともたくさんあります。
自分がいざその学校に通うことを想像しながら参加してみると、より得ることも多くなるでしょう。
また、AO入試など入試方法によっては、オープンキャンパスへの参加が受験資格となることもあります。
志望度の高い専門学校のオープンキャンパスには積極的に参加しておいて損はないでしょう。
福祉専門学校のオープンキャンパスに参加する際のポイント
オープンキャンパス時の体験授業などに参加したい場合は、事前の申込みが必要になることがあるため、各専門学校のホームページなどで情報をチェックしてください。
また、あくまでも学校見学であるという意識を忘れずに、専門学校への訪問時は礼儀正しく、高校の制服着用などきちんとした格好をしていくほうがよいでしょう。
講師や在校生とコミュニケーションがとれる機会が設けられている場合も多いため、わからないことは積極的に質問するとよいでしょう。
基本的にオープンキャンパスへの参加は必須ではありませんが、参加すれば学校のことをよく理解でき、どんなことを学ぶのかを知ることで、将来自分が働くイメージもより湧いてくることでしょう。
時間の許す限りオープンキャンパスに参加してみることをおすすめします。
夜間の福祉専門学校
夜間でも福祉専門学校とは
現状、高校を卒業してすぐに福祉専門学校へ進学する場合、社会福祉士や精神保健福祉士の国家試験受験資格を得るための学校としては、昼間部・4年制の学校のみとなっているようです。
ただし、一部では夜間に福祉専門学校で勉強ができる学科・コースもあります。
それは「一般養成課程」といわれるもので、4年制大学を卒業している人や、指定施設で一定期間以上の相談援助実務経験を持つ人などが、その後、社会福祉士や精神保健福祉士の国家試験受験資格を得るために通う学校となります。
福祉専門学校のなかには、この社会福祉士と精神保健福祉士の「一般養成課程」を置くところがあり、そちらでは昼間と夜間の両方の学校が存在しています。
4年制大学卒業後などに福祉専門学校で学んで上記に挙げた国家資格取得を目指したい場合は、そうした学校も選択肢のひとつになってくるでしょう。
その他の職業では、介護福祉士、作業療法士などになるための勉強を、夜間部で行える福祉専門学校もあります。
夜間の福祉専門学校の特徴は?
夜間の福祉専門学校は、夕方以降に授業が行われます。
夜間部は、昼間に働きながら通っている社会人の学生が多いことが特徴です。
1日の授業時間は昼間部よりも短くなりますが、週末や、昼間部では授業がない学校の夏休み、春休みなどにも授業を行うことで、昼間部と同じ授業数を学べるようになっているようです。
夜間部は昼間部に比べて学生の年齢にも幅が出やすいですが、働きながら限られた時間で集中して学ぼうという意識の高い人が大勢集まっています。
夜間以外の選択肢もある
社会福祉士や精神保健福祉士に関しては、4年制大学卒業や相談援助実務経験があるなど特定の条件を満たしていれば、「通信課程」で社会福祉士や精神保健福祉士の一般養成課程を修了できる学校もあります。
時間帯にかかわらず、通学することはどうしても難しいという人には、通信という選択肢もあります。
福祉専門学校の学科・コースはたくさんあるため、自分に最適な学び方を選択するために、各学校の情報をよくチェックしてみてください。
夜間の福祉専門学校があるとはいっても、その人の目指す職業や、学歴や実務経験の有無などによって通えるかどうかが変わってきます。
詳細は、各専門学校のホームページなどでチェックしてみてください。
福祉専門学校の口コミ・体験談
福祉専門学校 社会福祉科卒業生の体験談・口コミ
福祉専門学校を目指した理由
お年寄りの方が好きですので、社会福祉士として、お年寄りの方のお役に少しでも立ちたいと思っていたので、福祉の専門学校を目指しました。
お年寄りの方に少しでも生きがいや元気を与えられるようになりたいと思いました。
福祉専門学校で学んだこと・役に立っていること
社会福祉士の資格を取るために、実際の、施設での実習経験を行い、自分が思っていた、お年寄りの方のお役に立ちたいという考えが、いざ、現場に立ってみると、ほんとうに苦労の連続で、簡単な事ではないと痛感しました。
今では良い経験となっています。
福祉専門学校の雰囲気
雰囲気は、良いです。
駅からも近いですし、通いやすいです。資格取得率も高いですので、みんな真剣に取り組んでいる結果だと思います。
グループワークが多いですので、ほかの人とのチームワークが大切になりますが、みんなで励まし合いながら、進めていくことができました。
福祉専門学校で楽しかったところ
実習経験の時です。
大変なことも多かったのですが、お年寄りの方の、一日の過ごし方や、関心を持っていることなど、それぞれの方にも特徴があり、それを知ることができて、とても良かったですし、お年寄りの方が喜んでくれるのをみていて、嬉しかったことなどです。
福祉専門学校でつらかったところ・大変だったところ
つらかったところは、実習の時に、たしかにお年寄りの方と接しているときは楽しいのですが、それ以外の、裏方といいますか、片付け、準備、掃除といったことが、想像以上にきつくて、とても忙しく動き回っていまして、大変でした。
福祉専門学校の卒業後の就職先・進路
卒業後の進路は、多かったのはやはり、老人ホームなどの施設や児童福祉施設などでした。
現場での仕事がメインになります。
また、病院などに就職する人もいました。
私は今でも老人ホームで現場に携わって仕事をしています。
福祉専門学校卒業後の所感・メッセージ
社会福祉士の資格を取るという面では、先生もしっかりしていましたし、サポートもしっかりしていただけたので良かったと思います。
いまいちなところは特にありませんが強いて言えば、ビル1つの敷地でしたので、少し狭く感じたところです。
福祉専門学校 社会福祉科卒業生の体験談・口コミ
福祉専門学校を目指した理由
私が社会福祉科を選んだのは、国家資格である社会福祉士の現役合格率が高かったからです。
大学に進学する選択肢もありましたが、学費が高いのと、専門学校の方が合格率が高く、メリットが大きかったことが決め手でした。
福祉専門学校で学んだこと・役に立っていること
社会福祉科では、社会保障やソーシャルワークを中心に、知らなければ損をする社会の仕組みについて学びました。
社会福祉士の国家試験対策授業もあって、そこでは心理学も少し学びました。
年金について詳しくなったので、仕事の他に親の年金の相談にも乗れています。
福祉専門学校の雰囲気
学生は、大学ではなく専門を目指したところから、ワイワイにぎやかな感じではなく、落ち着いた雰囲気の人のほうが多かったです。
男女比は、僅差で女子の方が多かったですが、社会人男性もいて、多種多様でした。
高い合格率の歴史を守るため、みんなまじめに勉強していました。
福祉専門学校で楽しかったところ
勉強の他にも、スポーツ大会や、文化祭、修学旅行などの学校行事が充実していたのが楽しかったです。
社会福祉科の学生はおとなしい感じの学生が多かったですが、スポーツ大会では一致団結して、見事優勝できたのがいい思い出です。
福祉専門学校でつらかったところ・大変だったところ
やはり国家資格をめざす学科でしたから、受験シーズンになると学科の雰囲気がかなり重くなりました。
社会福祉士受験対策授業が朝から晩まであって、1日中勉強漬けになるのは、精神的にも身体的にもつらかったです。
0点科目があると帰れないというルールもあり、必死に勉強しました。
福祉専門学校の卒業後の就職先・進路
私は医療ソーシャルワーカーになれましたが、周囲はなりたくても落ちる人もたくさんいました。
医療ソーシャルワーカーになれなかった人は、高齢者福祉施設の生活相談員や、障がい者の就労支援施設に就職する人が多かったです。
福祉専門学校卒業後の所感・メッセージ
現役で社会福祉士をとれたことが一番よかったことです。
ただ、学校の先生の入れ替わりが激しくて、学校の運営的に問題があるのではないかとの噂もありました。
高校生の皆さんは、楽しく明るくにぎやかに、広いキャンパスで学びたいなら大学を選んでもいいと思います。
専門学校は、おとなしくて勉強にうちこめる人に向いていると、個人的には思います。
福祉専門学校 保健福祉学科卒業生の体験談・口コミ
福祉専門学校を目指した理由
障害を持っておられる方との関わりを通して、自分自身の福祉の知識の少なさやそれを身につける必要性を感じ、福祉専門学校を目指しました。
また、将来的に福祉の仕事に就職したいという気持ちも目指すきっかけの一つとなりました。
福祉専門学校で学んだこと・役に立っていること
福祉専門学校では、年金や健康保険などといった社会保険の制度に関する知識を学ぶことができ、自分自身の人生においても関係のある大切なことを学ぶことができました。
また、福祉の考え方について学ぶことで、普段の生活においても人間関係で偏った見方をしないようにするということが役立っていると感じています。
福祉専門学校の雰囲気
福祉を学ぶ学生なので、比較的優しく、大人しいイメージがありますが、自分の考えや意見をしっかり持っている生徒が多いと感じました。
男女比は8:2くらいで女性の方が多いです。
年齢層も幅広く、さまざまな方と触れ合うことのできる場です。
福祉専門学校で楽しかったところ
少人数のクラスだったので話がしやすく、クラスメートとの意見交換やグループワークなど自分とは違う他人の意見を聞くことが非常に勉強になりました。
わきあいあいと作業ができるので和やかな時間を過ごすことができました。
福祉専門学校でつらかったところ・大変だったところ
試験の数が多く、難易度も教科によってバラバラなので、試験勉強が最も大変でした。
暗記することが非常に多く、範囲も広いので、何で勉強を進めたら良いのか迷いました。
国家試験もあるので、緊張したり、不安になったりと精神的にも不安定になることがありました。
福祉専門学校の卒業後の就職先・進路
地元の病院や行政機関などが多く、また福祉関連施設などの就職も多かったように感じます。
実習があったので、そのまま実習先に就職する人も中にはいましたし、実習に行くことで進路の希望を変更する人もいたように思います。
福祉専門学校卒業後の所感・メッセージ
福祉専門学校では、専門の領域だけでなく、普段の生活や人との関わり方において重要な考え方や気持ちを学ぶことができる場所だと思います。
少しでも福祉に興味のある方や人の役に立ちたい、人の気持ちに寄り添いたいという気持ちを持っておられる方にはぴったりの学科だと思います。
福祉専門学校 介護福祉科卒業生の体験談・口コミ
福祉専門学校を目指した理由
高校時代にファミリーレストランでアルバイトをしていました。
地域柄、お年寄りが来店されることが多く、お年寄りと接する機会が多かったです。
中には、お話好きな方や、少しお手伝いが必要な方もいらっしゃって、その中で関わることの楽しさを知り、お年寄りの介護に関する知識を深めたいと思いました。
福祉専門学校で学んだこと・役に立っていること
現在は主婦で、介護の仕事はしていないのですが、主婦になる前は介護の職に就いていました。
やはり、いきなり現場で働くよりも学校できちんとした知識を得て、実習も行って現場に出られたので、すぐに現場で即戦力になることができました。
あと、大人になって家族の介護が必要になり、専門学校で学んだ知識は今も役に立っています。
福祉専門学校の雰囲気
男女比は半々くらいです。
明るく、人を思いやれる学生が多いと思います。
学園祭も学科ごとに団結して企画し、楽しい雰囲気です。
実習もしっかり行くことができ、実習で学んだことを学校に持ち帰り、生徒で情報を共有するので、幅広く学ぶことができます。
福祉専門学校で楽しかったところ
さまざまなジャンルの専門知識を持った先生方とお話するのが楽しかったです。
授業のあとにもお話を聞くことがありました。
実習中も、何度か先生が巡回に来てくださって、雑談を交えてアドバイスしてくださったりしたので、息抜きにもなりました。
学校での技術実習も本格的で、勉強になり、楽しかったです。
福祉専門学校でつらかったところ・大変だったところ
実習が大変でした。
いくら学校の授業で細かく習っているとは言っても、実際に現場に行くと、習っていないことも出てきますし、人との接し方、社会人としての振る舞いについては実習中悩むことが多かったです。
授業の内容が幅広く、覚えることがたくさんあるのもやりがいはありましたが、大変でした。
福祉専門学校の卒業後の就職先・進路
特別養護老人ホームに就職する学生が大半でした。(自分も含めて)
現在はケアマネージャーになっている同級生も多いようです。
老健、デイサービスに就職する学生も少数ですがいました。
現在、私は主婦ですが、落ち着いたらまた介護の仕事をしてみたいと思っています。
福祉専門学校卒業後の所感・メッセージ
介護福祉科以外の学生とも、行事などで交流することがあり、新鮮な知識を常に得ることができる学校でした。
授業の内容が濃いですが、どこか気の抜ける時間もあり、楽しい学生生活を送れると思います。
授業中は、きちんと聞いて、わからないことはできるだけその場で解決し、自分から学ぶ姿勢を持っていないと、実習で大変ですし、就職してからはもっと大変だと思います。
先輩と交流も比較的しやすいと思うので、いろいろな人から情報を吸収できると思います。
福祉専門学校 社会福祉学科卒業生の体験談・口コミ
福祉専門学校を目指した理由
専門性の高い福祉系の資格を取得して、介護現場の問題点や課題を解決していける人材になりたいと考え、福祉専門学校を目指すことにしました。
介護に携わる人々の負担軽減に繋がるサポートがしたいとも思いが強かったです。
福祉専門学校で学んだこと・役に立っていること
訪問介護の大変さや将来的に改善していかなければならない課題等について、実践的な学び・検討・ディベートの機会が多かったです。
そのため、中長期的なスパンで問題意識を持って福祉の現状を捉えることができるようになりました。
福祉専門学校の雰囲気
家族の中に介護を受けている人がいたり、親が福祉関連の仕事をしているなど、何らかの形で介護・福祉分野に感心を持っている学生が多かったです。
資格取得に対する意識も高く、積極的な姿勢で授業に臨んでいました。
福祉専門学校で楽しかったところ
実戦的な介護体験・ケーススタディー等が将来に結びつく学習機会としてとても楽しかったです。
また、学科では学生同士のコミュニケーションが活発で、ディベートや授業以外での自主的な学習会等が頻繁に行われていました。
福祉専門学校でつらかったところ・大変だったところ
座学である程度イメージしていた介護現場での実習・実体験は、とても過酷で大変なものでした。
初めのうちは実習を終えた後に落ち込むことも多かったです。
綺麗ごとではない介護の難しさや問題に直面して考えさせられました。
福祉専門学校の卒業後の就職先・進路
民間の介護福祉施設や、ソーシャルワーカー、訪問介護職員等になる学生が多かったです。
私は福祉用具の販売を中心とした幅広い事業を展開する企業に就職して、間接的にではありますが、介護をサポートする仕事を続けています。
福祉専門学校卒業後の所感・メッセージ
社会的なニーズの高まりを受けて、多くの福祉関連企業・事業者から採用・募集があるのでメリットは大きいです。
現場での実践的な学習機会が多いので、始めのうちは戸惑うことも多いですが、必ず将来の役に立ちます。
福祉専門学校 福祉科卒業生の体験談・口コミ
福祉専門学校を目指した理由
将来のことを考えて職業を選ぶなら福祉だと感じました。
これから先お年寄りの数か増え、介護の仕方を身につけていれば困ることはないと考えました。
この専門学校で学べば介護で必要な最低限の医療知識も学べるので、目指すことにしました。
福祉専門学校で学んだこと・役に立っていること
卒業後は老健でお年寄りの介護をし、現在は重度の障害者の介護をしていますが、福祉科で介護について勉強できたおかげで、利用者に寄り添った支援ができています。
技術だけではなく、利用者の声を聞くことが大事だと教えて頂きました。
福祉専門学校の雰囲気
福祉科は女性ばかりだと思っていましたが、以外にも男性も半分近くいました。
将来は、絶対福祉の仕事につくと目的を持って来ている人ばかりではなく、手に職をつけたいと通ってる人も多くいました。
学校の雰囲気も大変良かったです。
福祉専門学校で楽しかったところ
実際の介護の仕方をやってみるのですが、最初は凄く下手でも、自分の努力しだいで成果が見えるのが楽しかったです。
食事の介助の仕方も、実際にゼリーなどを家から持って来て食べさせあったりと、楽しみながら覚えることができるのは素晴らしいと感じました。
福祉専門学校でつらかったところ・大変だったところ
福祉科はとにかく実技試験が多いのがつらかったです。
1つ介護の仕方を覚えると、小テストのように皆の前で行うのは緊張しました。
落ちる人がほとんどおらず、落ちても受かるまでテストを行うのでそこだけが大変でした。
福祉専門学校の卒業後の就職先・進路
福祉に関しての求人は凄く多かったので、好きな仕事を選ぶことができました。
やはりお年寄りの介護を選ぶ人が多かったです。
私も初めは選びましたが、途中で障害者に関する仕事に興味を持ち支援の道に進みました。
現在は支援員ですが、介護も学んでいないとできないです。
福祉専門学校卒業後の所感・メッセージ
悩んでいるなら福祉を学ぶのがお勧めです。
仕事がなくなることはないですし、必ず必要とされます。
大変だというイメージがあるかもしれませんが、そればかりではありません。
もっと気楽な気持ちで福祉を学んでみると、以外に自分に合ってると感じるかもしれません。
福祉専門学校 介護福祉士学科卒業生の体験談・口コミ
福祉専門学校を目指した理由
福祉の仕事に興味があり、最短で介護福祉士を取得したくて介護福祉士学科を目指しました。
介護はこれから需要の多い仕事で日本全国どこでも働けるので早めに資格を取っておけば将来的に仕事に困ることがなくなると感じました。
福祉専門学校で学んだこと・役に立っていること
基本的は介護の知識はもちろんですが、最低限の医療知識や栄養などの知識も身につきました。
役に立っているのは座学で学んだことはもちろんですが、実習などの実践の場で学んだことが役に立っています。
やはり、知識と実践では違うこともあるので、座学で学んだうえで実践でも学べたのは良かったです。
福祉専門学校の雰囲気
学科にはいろいろな年齢の人がいて面白かったです。
若い人だけではなく他の仕事から転職を目指している人などもいて年齢もさまざまでした。
男女比は4対6で、女性が多かったです。
学生は真面目な人が多く、怖い人や態度の悪い人は皆無で、みんな仲が良くて明るい雰囲気でした。
福祉専門学校で楽しかったところ
学生同士でいろいろなことを話したり討論したりするのが楽しかったです。
まだ学生の身分ですが福祉には熱い気持ちを持っている人も多く、またさまざまな福祉以外の知識を持っている方も多かったです。
福祉の話以外にもさまざまな話が聞けて面白かったです。
福祉専門学校でつらかったところ・大変だったところ
大変だったのは実習です。
実際に老人ホームなどの現場に行って実習をさせていただくのですが、初めてで緊張するしもし迷惑をかけたり、利用者に嫌われたり思うと最初はドキドキしながら実習をしていました。
2回目の実習からは慣れてきたので大変さも減りましたが、最初の実習は本当に緊張しました。
福祉専門学校の卒業後の就職先・進路
老人ホームなどの介護施設やホームヘルパーの会社に入る人がほとんでした。
私は老人保健施設に就職して、現在も勤めています。
就職率はとてもよくほぼ100%。
超売り手市場で学生の取り合いをしているのが現状です。
選び放題なので自分にあった就職先を探せると思います
福祉専門学校卒業後の所感・メッセージ
介護福祉士を最短で取得したいならお勧めです。
資格がなくても働くことはできますが、知識が偏るし、働きながら資格を取るのは大変です。
一度資格を取れば一生有効なので仕事に困ることがなくなるメリットは大きいです。
介護の仕事は人気がないですが、働いてみると待遇が良いところもあるし、良い職場で働くためにも介護福祉士学科への入学をお勧めします。
福祉専門学校 精神保健福祉士養成課程卒業生の体験談・口コミ
福祉専門学校を目指した理由
介護福祉士として、特別養護老人ホームに勤めていましたので、通信で精神保健福祉士の受験資格取得ができるということはとても魅力的でした。
レポート提出がメインですが、頑張れば働きながらでも、十分可能でした。
福祉専門学校で学んだこと・役に立っていること
介護福祉士として勤務しておりましたが、認知症の方が大変多くいらっしゃり、対応に困っているときに、精神保健福祉士という仕事を知りました。
直接の支援に繋がらないかもしれませんが、これまでと違い、精神障害の目線から見られるようになり、気持ちが楽になりました。
福祉専門学校の雰囲気
スクーリングの時のみ、学校に登校しました。
先生方がとても気さくというのが第一印象です。
学生は、通信だということもあり、老若男女問わず、さまざまな方々がいらっしゃいます。
すでに働いている方が多く、交流すると大変楽しかったです。
福祉専門学校で楽しかったところ
先生方がとても気さくなので、スクーリングの最終日に打ち上げを兼ねて、少人数で食事に行きました。
その時には、精神保健福祉士として働かれていた経験談を聞かせてくださり、大変参考になりました。
とても貴重な機会だったと思います。
福祉専門学校でつらかったところ・大変だったところ
基本的にはレポート提出がメインなので、期日までレポートを仕上げて提出しなければいけません。
スクーリングの前だったので、他者と交流することなく、黙々と自分のレポートと向き合わなければいけないので、孤独感は多少ありました。
福祉専門学校の卒業後の就職先・進路
通信なので、基本的には何らかの仕事をされている方が多かったです。
自身の仕事のスキルアップのためという方が多かった印象です。
ただ、国家資格なので、同じ業界で働いていれば必ず役に立ちます。
私は当時は介護福祉士でしたが、今は転職して、精神保健福祉士として病院で働いています。
福祉専門学校卒業後の所感・メッセージ
精神保健福祉士養成課程コースは、働きながら、通信で勉強できる環境です。
通信といっても、スクーリングも実習もしっかりあります。
通信の分、自分自身の気持ちがしっかりないと、だらけてしまったり諦めそうになったりもしますが、同じ環境で頑張っている人がたくさんいるので、諦めずに頑張ってほしいと思います。
福祉専門学校 介護福祉士養成コース卒業生の体験談・口コミ
福祉専門学校を目指した理由
高校での福祉体験実習がきっかけで専門学校への進学を決めました。
実習は有料老人ホームで、食事の介助や移動の介助をしただけだったのですが、その時に自分が誰かの生活を支えることができたという実感を得られました。
そのため、将来は介護福祉士になりたいと思うようになりました。
福祉専門学校で学んだこと・役に立っていること
介護福祉士の資格を取得するためのコースだったため、座学と実習が半々程度でした。
3年次はほとんど実習だったため、現場の雰囲気をつかむことができました。
数カ所の施設へ実習へ行くため、施設によってルールや雰囲気が全く違うことを知りました。
また、座学であっても実務に直結していることも多く、利用者との関わり方から入浴の介助の技法などが現在も役に立っています。
福祉専門学校の雰囲気
勉強が得意です!という人はいませんでした。
人格が良く、真面目で優しい人が多かったと思います。
中にはチャラチャラしたような人もいますが、介護福祉士を目指すような人ですので、接してみると優しく根が真面目でした。
男女比は3対7で、女性が多い環境でした。
女性が多いからか教室内は落ち着いており、試験勉強など意欲的に取り組むことができました。
福祉専門学校で楽しかったところ
介護福祉士の資格を得るには、国家試験に合格する必要があるため、3年次の後半は試験勉強に没頭します。
毎日コースの仲間と一緒に勉強するのは大変でしたが、時には息抜きをしつつワイワイと同じ目標に向かう経験はとても楽しかったと思います。
福祉専門学校でつらかったところ・大変だったところ
3年次は年の半分は実習でした。
受け入れの施設は実習生だからと甘やかす訳ではありません。
率先力として現場に投入されるので、最初は分からないことばかりで怒られることも多々ありました。
それに加えて、毎日実習レポートを書き上げて翌日には提出しなければならないので、実習が終わってから家に帰って書き始めて、書き上がる時には0時を回っていることも良くありました。
そしてまた実習の繰り返しですので、体力的にも精神的にも大変でした。
福祉専門学校の卒業後の就職先・進路
私は特別養護老人ホームへ介護福祉士として就職しました。
卒業後はコースの仲間の9割以上が介護福祉士として就職していきました。
特別養護老人ホームや老人保健施設、有料老人ホーム、病院などが勤務先です。
わずかですが、株式企業へ有資格者として就職して、福祉用具の販売を行っている方もいます。
福祉専門学校卒業後の所感・メッセージ
とても良かったところは、全員が同じ目標を持っているためモチベーションを保ちやすいところです。
困った時も相談できて、問題の共有もできますので、仲間がいることは精神的な支えになりました。
ただ、経済状況には疎くなった気がします。
一般企業の様に景気に左右されることはないので、経済を気にする必要もないですし、話題にもあまりなりませんでした。
介護福祉士になりたいと決まっている方には専門学校という選択は良いと思います。
この記事のまとめ
福祉専門学校は全国に複数あり、学校ごとに学べる内容や目指せる職業・仕事が異なります。
学校ごとにカリキュラムや修業年限、実習内容などにも違いがありますので、福祉専門学校への進学を検討している人は、各学校の情報を見比べながら、自分に適した学校を選んでください。
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