ホテルの専門学校で学べること・就職先まとめ | 志望動機の考え方も解説
このページでは、ホテル専門学校で学べることや、卒業後の進路、そしてホテル専門学校で勉強するために必要な学費などについて紹介していきます。
ホテル専門学校とは
ホテル専門学校は、ホテル業界のさまざまな職業に就くために必要な知識・技術を学ぶことができる学校です。
全国にいくつものホテル専門学校がありますが、おもに「ホテル科」といった名称の学科・コースが設置されており、接遇マナーやホスピタリティ、宿泊や宴会などホテルにおける各セクションの仕事、ホテルで使われる英会話などの勉強をしながら、ホテル業界への就職を目指すことができます。
一部のホテル専門学校には「ブライダル科」や「観光科」なども置かれており、ホテル科と同様に高いサービススキルを磨きながら、ブライダル業界や観光業界に進むための勉強をすることができます。
ホテル専門学校で勉強すること、授業科目
ホテル専門学校で勉強すること
ホテル専門学校の多くは2年制となっており、1年次に基礎的な学習を行って、2年次に専門的な学習へ進んでいくカリキュラムが一般的です。
卒業後にはホテル業界などでサービスの仕事に就くことを想定したカリキュラムが中心となっており、身だしなみや立ち居振る舞いなど接遇マナーや、ホスピタリティ全般に関する知識の習得をはじめ、宿泊や料飲といったホテルの各セクションの実務についての勉強も行います。
また、ホテルには外国人のゲストも宿泊するため、ホテルでよく使用する英会話の授業に力を入れている学校も多いです。
2年次にもサービスの勉強を続けますが、より専門的な科目が増え、ホテルマーケティングやホテルマネジメント論、さらに英語以外の外国語など、豊富な選択科目の中から自分で興味のある科目を学べるような学校もあります。
ホテル専門学校の授業科目
ホテル専門学校では、まず、座学により授業がおこなわれます。
たとえば、「ENGLISH FOR HOTEL(ホテルのための英語)」では、接客に必要な英文法を学び、「話す・聞く」を重視した授業がおこなわれます。
そして、「現代社会と時事問題」「コンピューターの基礎知識」などホテル運営に必要な教養やPCスキルについても学びます。
また、ホテル専門学校では、座学による授業だけではなく、実習の時間も多く設けられていることが特徴です。
ベルやフロント、ハウスキーピング、レエストランサービス、ソムリエなどホテルにおける各業務を経験しながら、実践力を高め、スキルアップしていくことができます。
実習は学内の施設のみならず、実際に専門学校が提携しているホテルを利用して行われたり、学校によっては海外のホテルでの研修制度が用意されているところもあります。
資格取得も目指せる
ホテル専門学校では、英語を中心とするさまざまな資格取得を推奨しているところも目立ちます。
代表的な資格としては、英検やTOEIC、観光英語検定、ホテルビジネス実務検定試験、レストランサービス技能検定などが挙げられます。
在学中に資格を取得しておくことで、就職活動時のアピールポイントのひとつにすることができます。
どのような資格の取得が目指せるかは、各学校のホームページなどにも掲載されていることが多いので、確認してください。
ホテル専門学校では、将来ホテルやサービスの仕事に就くために必要な知識・スキルを基礎から学び、身につけていくことができます。
実践的な授業も多く用意されており、卒業後はすぐに現場で活躍できる人材を目指すことができるでしょう。
20代で正社員への就職・転職
ホテル専門学校から目指せる職業・仕事
ホテル専門学校から目指せる職業・仕事
ホテル専門学校では、ホテル業界で働くために必要な知識やスキルを学んでいくことができます。
卒業後はホテルスタッフとして就職する人が多くを占めますが、具体的な職種としては、以下のようなものが挙げられます。
・フロント
・ドアマン
・ベルパーソン
・客室係
・レストランサービス
ホテルに就職するために必要なのは、ホスピタリティやサービス、マナーの知識と実践力です。
在学中にはこのようなスキルに加えて業界知識も深めていき、確かな接客や接遇のスキルを磨き、外資系ホテル、シティホテル、リゾートホテルなど、さまざまなホテルへと就職を目指していきます。
なかには専門学校の海外研修制度などを利用し、海外のホテルへ就職する人もいます。
ブライダル系の仕事に就く人も
ホテル専門学校によっては、ブライダルの仕事に就くための勉強ができる学科・コースを置いているところがあります。
婚礼部門に力を入れているホテルは多く、ホテルとブライダルの仕事は共通する部分もたくさんあります。
ホテル専門学校でサービスやホスピタリティの基礎から学んでいくことで、ホテルのブライダル部門や、ブライダル関連企業への就職を実現させることができます。
目指せる具体的な職業や仕事としては、ウエディングプランナー、ドレスコーディネーター、ブライダルコーディネーター、宴会サービスなどが挙げられます。
様々な仕事につくこともできる
上記のほか、ホテル専門学校によってはテーマパークで働くことを目指すための学科・コース、あるいはキャビンアテンダントやグランドスタッフなど航空業界への就職を目指す人向けの学科・コースを設けているところもあります。
これらに共通するのは、各領域における専門知識のほか、いずれもサービス業の一種として、ゲスト(お客さま)に対するホスピタリティ精神や高いコミュニケーション能力が求められる仕事ということです。
ホテル専門学校ではホテルへ就職する人の割合が大きくなっていますが、それ以外の道へ進む人もいます。
学校によって学べる内容や設置されている学科・コースは異なるため、どのような進路を希望するのかを考えて、希望に合う学校を選んでください。
ホテル専門学校の学費、費用
ホテル専門学校の学費
ホテル専門学校の多くは、昼間部・2年制となっています。
その場合、学費は学校によって幅がありますが、年間で100万円~150万円程度がボリュームゾーンとなっているようです。
1年次については入学金も必要になるため、2年次よりも10万円~20万円くらい多く納入する必要があります。
なお、学費には入学金、授業料、設備維持費が含まれているのが一般的です。
夜間部の場合の学費は?
ホテル専門学校のなかには、数はそこまで多くありませんが、夕方以降に授業が行われる「夜間部」で学べるところもあります。
夜間部は昼間部のカリキュラムと比べて1日の授業時間数が少ないことから、学費についても安く設定されていることが多いです。
同じ学校に昼間部と夜間部がある場合、夜間部の学費は昼間部の半額程度ということもあります。
昼間に働きながら学校へ通いたい人や、経済面で昼間部の学費には不安があるという人は、夜間部を検討してもよいかもしれません。
ただし、昼間部と夜間部ではカリキュラムが大きく異なる場合があるため、その点には気を付けてください。
ホテル専門学校の費用
ホテル専門学校で学ぶには、学費以外にもお金が必要になってきます。
一般的に、教科書代・教材費、研修旅行費、卒業アルバム制作費、同窓会費などは学費に含まれないことが多く、それらを合計すると、学費以外に年間で最低でも20万円程度は必要になってくると考えておいたほうがよいでしょう。
学費に含まれるもの、含まれないものの項目は学校ごとに異なります。
また、ホテル専門学校によっては、在学中に留学制度を利用して海外で学べる機会が得られるところがあります。
留学期間にもよりますが、1年程度の長期留学となる場合には、通常の学費とは別で年間100万円程度かかってくることがあるようです。
留学制度がある場合、希望者のみの参加になるのか、それとも全員参加なのかも事前に確認しておいたほうがよいでしょう。
ここではホテル専門学校の一般的な学費や費用について見ていきましたが、実際にどれくらいのお金が必要になるかは、学校によってだいぶ違いがあります。
詳しくは各学校のホームページなどを見て、内容をよく確認してみましょう。
ホテル専門学校の就職先、就職率、卒業後
ホテル専門学校の就職先
ホテル専門学校の就職先は、各学校が設置している学科・コースの内容にもよりますが、国内のホテルへと就職する人が多くを占めています。
ひとくちにホテルといっても、大きなリゾートホテルやシティホテル、また現代では数が増えている外資系ホテル、あるいは旅館まで多岐にわたります。
ホテルは全国に存在するため、本人の希望に応じてどこで働くかも決めやすいといえます。
そのほか、ブライダル系の勉強をした人であればブライダル関連企業へ、観光系の勉強をした人は旅行会社やテーマパークなどへ就職する人もいます。
その他の進路について
ホテル専門学校で身につけたホスピタリティやサービスのスキルを生かし、ホテルやブライダル関連企業以外にも、幅広く接客業やサービス業で活躍する人もいます。
たとえば百貨店や小売店で販売の仕事をしたり、美容室やリラクゼーションサロンの受付として働いたり、あるいは一般企業の受付などが挙げられます。
高いレベルでの接客サービスが求められるさまざまな場所が、ホテル専門学校卒業生にとっての就職先の選択肢となるでしょう。
このほか、人によっては海外留学をしたり、海外のホテルで働いたりするケースもあるようです。
ホテル専門学校の就職率
ホテル専門学校の就職率は、学校によっても違いがあります。
ただし、入学後は卒業後の就職を見据えたカリキュラムのもとに勉強をしていき、カウンセリングなどの就職サポートも充実させている学校が多いため、就職率は高くなっている学校が目立ちます。
なかには「就職内定率100%」という数字を発表しているホテル専門学校もあります。
ホテル専門学校では、それまでに卒業生を多数輩出している実績などから業界の求人情報が集まりやすく、豊富な求人情報が得られるメリットがあります。
また、一人ひとりの学生に対して綿密な進路指導やキャリアカウンセリングを実施している学校が多いため、就職率は比較的良いものになっているといえるでしょう。
ホテル専門学校からは、ホテル業界、ブライダル業界、観光業界などへ就職する人が多くなっています。
詳しい就職情報については、各学校のホームページなどでも公開されていますので、ぜひチェックしてみてください。
ホテル専門学校の入試、志望動機、面接
ホテル専門学校の入試
ホテル専門学校の入試は、「AO入試」「推薦入試」「一般入試」の3種類が実施されることが多くなっています。
AO入試は学力よりも、本人の目的意識や向学心などに重きが置かれ、さらにその学校のアドミッションポリシー(求める人物像)にマッチするかという観点で合否が決定されます。
推薦入試は、自己推薦や学校長推薦、指定校推薦などの種類に分かれています。
指定校推薦は、専門学校側が指定する高校の学生が、評定平均などの条件を満たすことによって応募することができます。
一般入試は、学歴などの応募資格を満たせば誰でも自由に応募できるものとなっています。
それぞれの区分で選考方法は変わってきますが、書類審査、筆記試験、面接、作文などが行われるのが一般的です。
ホテル専門学校の志望動機の考え方
ホテル専門学校の志望動機を考える場合には、まず、将来どのような職業や仕事に就きたいかを明確にイメージしておくことが重要です。
ホテル業界への就職を目指す人が多いと思われますが、学校によっては観光やブライダルなどについても学べるところがあり、進学を希望する学科・コースによっても志望動機は変わってくるでしょう。
なりたい職業・仕事を考えて、それを目指したいと思ったきっかけや体験談をまとめてみてください。
また、いくつもあるホテル専門学校のなかで、その学校を選んだ理由も志望動機に入れ込むとよいでしょう。
学校見学や学校説明会などで印象に残った点や、授業のカリキュラムや就職サポート制度、校内イベントなどでとくに魅力的に感じた点を考えてみるとよいでしょう。
ホテル専門学校の面接のポイント
ホテル専門学校では、ホスピタリティやサービスなどを重点的に学んでいくため、面接でもそうした点についてはできる限り意識しておいたほうがよいでしょう。
身だしなみや言葉遣い、清潔感、笑顔など、自分で気を付けられるところは気を付けておきたいものです。
面接では志望動機や高校時代に頑張ったこと、長所・短所などの一般的な質問のほか、自己PRを求められることも多いため、自分がどのような人間であるのか、簡潔にまとめられるように考えておいたほうがよいでしょう。
ホテル専門学校の入試内容は、学校ごとに異なります。
詳しくは各学校の募集要項をよく確認して、事前にしっかりと対策しておきましょう。
ホテル専門学校のオープンキャンパス
ホテル専門学校のオープンキャンパスとは
ホテル専門学校のオープンキャンパスでは、学校説明会や学校見学、体験授業、在校生との交流会、トークイベント、個別入試相談会などが行われています。
体験授業では、講師からホテル業界にまつわる講義を受けたり、レストランサービスやベッドメイキングなどさまざまなホテルの仕事体験をしたりすることができます。
学校によっては参加特典が用意されており、たとえばオープンキャンパスに参加するための交通費補助、遠方から参加するための宿泊費補助などが受けられます。
ただし、参加には事前申し込みが必要な場合があるため、最新情報を各専門学校のホームページなどで確認してください。
ホテル専門学校のオープンキャンパスの内容
ホテル専門学校のオープンキャンパスは、おもに以下のようなプログラム内容となっています。
・学校説明会
・学校見学
・体験授業
・在校生との交流会、トークイベント
・個別入試相談会
学校ごとに多少内容は変わってきますが、だいたいこのようなプログラムで構成されており、その学校のカリキュラムや学科・コースの説明を受けて、入試に関する情報を集めることができます。
また、そのなかでとくに人気があるのが体験授業です。
体験授業では、講師からホテル業界にまつわる講義を受けたり、レストランサービスやベッドメイキングなどホテルの仕事体験をしたりすることができます。
入学したらどのような勉強をするのかイメージできると同時に、ホテルで働くことについても、より深く考えるきっかけになるでしょう。
ホテル専門学校のオープンキャンパスに参加するメリット
オープンキャンパスに参加するメリットは、実際に学校に足を運び、自分の目で見て耳で情報を集めることによって、その学校の雰囲気を理解しやすくなるということでしょう。
学校の施設や勉強する環境など、パンフレットやホームページだけではわかりにくいところを確認することもできます。
また、学校によっては参加特典が用意されており、たとえばオープンキャンパスに参加するための交通費補助、遠方から参加するための宿泊費補助、過去の入試問題のプレゼント、また入試の際の試験科目一部免除などが受けられることがあります。
ホテル専門学校の参加の注意点・ポイント
学校によっては、オープンキャンパスへの参加を希望する場合、公式ホームページなどから事前の申込みが必要になります。
開催日については日程や時間が決まっていますので、各学校の最新情報をチェックしてください。
また、入試内容や学生生活について気になることや心配なことがある場合には、限られた時間でも確実に質問できるよう、事前にその内容をまとめておくとよいでしょう。
ほとんどのホテル専門学校では、オープンキャンパスや学校見学会などのイベントを実施しています。
参加は義務ではありませんが、参加するメリットはいくつもあるため、志望度の高い学校にはぜひ積極的に足を運んでみることをおすすめします。
夜間のホテル専門学校
夜間のホテル専門学校とは
ホテル専門学校の多くは、朝から夕方くらいにかけて学ぶ「昼間部」のカリキュラムとなっていますが、一部の学校では夕方以降に授業が行われる「夜間部」が設置されています。
夜間部は1日2コマ程度の授業で、昼間部に比べると短時間で集中して効率よく学ぶカリキュラムが組まれています。
夜間のホテル専門学校では、昼間部よりも多少学費が抑えられていたり、仕事やアルバイトなどの都合で昼間に通学することが難しい人でも通いやすいというメリットがありますが、その分、短い時間で多くのことを勉強しなくてはならないなど大変な一面もあります。
夜間部のメリット・デメリットの両方も考えてみながら、自分に合う学校選びをしてください。
ホテル専門学校の夜間部とは
夜間のホテル専門学校は、昼間部の学校に比べてそこまで数が多いわけではありません。
夜間部の授業開始時刻は18時前後、そして授業終了時刻は21時前後になるのが一般的です。
1日2コマ程度の授業で、昼間部に比べると短時間で集中して効率よく学ぶカリキュラムが組まれています。
夜間のホテル専門学校にはどんな人が通っている?
多くのホテル専門学校が昼間部となっているなか、あえて夜間部を選択する人は、日中には学校へ通えない事情を抱えているケースが多いようです。
最も多いのは、昼に仕事をしているという人です。
現在は別の仕事をしていながら、ホテル業界への転職を希望している人などが、仕事を続けながら勉強するといったケースがあります。
ホテル専門学校へ通うための学費を稼ぐために、昼はアルバイトをして夜間部を選択する人もいます。
また、大学や短大に通いながらダブルスクールで夜間のホテル専門学校で学ぶケースもあります。
こうしたことから、昼間部は高校を卒業したばかりの10代後半の学生が多いですが、夜間部は20代以上の学生の割合も比較的多くなっているようです。
夜間のホテル専門学校のメリット・デメリット
夜間部のメリットは、何といっても時間的な自由度が大きいことだといえるでしょう。
昼間部の場合、朝から夕方まで長時間学校にいなくてはなりませんが、夜間部は1日3時間程度の短時間で学び、スキルアップを目指せます。
仕事や他の学校での勉強を続けながら、ホテル専門学校にも通いたいという人は、夜間部を選択するメリットが大きいといえるのではないでしょうか。
さらに、夜間部は昼間部よりも学費が安くなっていることが多いため、経済的負担を少しでも軽くして学びたい人にも向いているといえるでしょう。
ただし、夜間部は集中型のカリキュラムとなっているため、昼間部よりも一度にたくさんのことを覚えなくてはならなかったり、予習復習に苦労する可能性があります。
また、昼間部とはカリキュラムが異なっていたリ、参加できる学校のイベントなどに違いがある場合があるため、その点は事前に確認しておいたほうがよいでしょう。
夜間のホテル専門学校は、何らかの事情で昼間に通学するのが難しい人でも、確実に卒業を目指していける環境があります。
夜間部のメリットやデメリットも確認しながら、自分に合う学校選びをしましょう。
ホテル専門学校の口コミ・体験談
ホテル専門学校 ホテル科卒業生の体験談・口コミ
ホテル専門学校を目指した理由
専門学校のホテル科を目指した理由は、高校3年になっても進路を決めておらず、迷っていましたが、兄がこの学校の卒業生で在学時はとても楽しそうにしていたので、この学校に決めたという最初はとても不純な動機でした。
大学の受験勉強をしたくないというのも一因でした。
しかし、そこからオープンキャンパスに参加するなどしていくうちに心からこの学校に通いたいと思うようになりました。
ホテル専門学校で学んだこと・役に立っていること
私がホテル科で学んだことは、宿泊に関すること、宴会に関すること、料飲に関することなどはもちろんですが、話し方・身だしなみ・電話応対などのビジネスマナー・英語などです。
ホテル科で学んだ六輝や身だしなみやビジネスマナーは社会人の基本なので役に立っています。
ホテル専門学校の雰囲気
ホテル科の男女比としては、2対8くらいで女性の方が多かったのもあると思いますが、雰囲気はとても明るいものでした。
学生の性格や意識には、高いものがありました。
明確に職業だけでなく、ホテルに入って何をしたいのかが本人の中でハッキリしているからだと思います。
ホテル専門学校で楽しかったところ
ホテル科の楽しかったところは、授業がとても興味深いものが多かった点です。
レストラン・ブライダル・フロント等の実習室があり、部屋がレストラン・ブライダル・フロントになっているという具合で制服もレストラン用の制服がありました。
ホテル専門学校でつらかったところ・大変だったところ
つらかったところは、マナーに厳しいところです。
職員室に入る時に入り口で「○○科○年○クラスの○○ですが、~~先生はいらっしゃいますか?」と、大声で言った後に用を取り次がれるなどは、19歳の自分には恥ずかしいものがありました。
もう1点つらかったのは、実習が1年・2年時それぞれ2か月ほどありますが、学校から指定の実習先のホテルで夏の間2か月間安い時給で働いたことです。
今となっては良かったとは思いますが、当時はつらかったです。
ホテル専門学校の卒業後の就職先・進路
周りは100パーセントに近い割合でホテルや旅館に就職するという進路でした。
私自身卒業後は海外のホテルでインターンシップをしていました。
帰国した後もホテルで働いていましたが、料飲に配属され、上司に疎まれて自分だけ休憩できない、残業代が自分だけ付かないなどで、話を持っていきましたが、たしなめる程度で改善されず辞めました。
今は人相手という共通点から探した、福祉の仕事をしていますが、接遇という点で役に立っています。
ホテル専門学校卒業後の所感・メッセージ
良かったところは、やはり接遇をたたき込まれることがまず1点目です。
社会人として備えていて当たり前の部分である点を身につけられるからです。
もう1点は実習室でシミュレートするので、座学だけでは身につかないものを効率よく身につけられる環境が整っていることです。
そして、つらいと感じた実習ですが、後から思えば貴重な経験で良かったと思うので、いまいちだったところはありません。
実習で得た給料を充てて海外のホテルの見学に行く研修旅行も良かったです。
いまいちだった所を強いて言えば、学費が高い点でしょうか。
進路を迷っていてこの文章を見た方に伝えておきたいことが1つあります。
就職先を急がずに、宿泊をしたいのであれば宿泊をできる就職先、料飲をしたいのであれば料飲ができる就職先というように、大別して自分のしたいことをできる就職先を選ぶことをお勧めします。
ホテル専門学校 国際ホテル学科ホテル課卒業生の体験談・口コミ
ホテル専門学校を目指した理由
中学生の頃からずっとホテル業界で働きたいという夢があり、大学に進学するよりも現場で即戦力として活躍できそうなホテル専門学校を選びました。
特化した授業内容や、先生方の経歴、就職先一覧なども見て、決めました。
ホテル専門学校で学んだこと・役に立っていること
授業内容は本当に特化していて、テキストなども専門知識のかたまりでした。
就職した今でも見返すことがあるくらいです。
英語の授業は、場面も現場を想定しているもので、当時はホテルでアルバイトをしていたのですが、学校で学んだことを次の日に実践できました。
その経験が今も役立っています。
ホテル専門学校の雰囲気
男女比は圧倒的に女子が多いです。男子が多くても7:3で女子だと思います。
学生の性格としては、やっぱりサービス精神が旺盛だったり、楽しむこと、リッチな食事や体験に憧れている学生は多かったように思います。
バイト代もちょっと奮発したレストランに使ったりしていましたよ。
ホテル専門学校で楽しかったところ
やりたい勉強ができるというだけでも十分楽しかったですが、仲間とそれを共有できる経験はとっても楽しいです。
とくに実技の授業ではテーブルマナーやベッドメイクなどを友達と学びながら楽しめるわけですからやる気もでますし、何より勉強になります。
ホテル専門学校でつらかったところ・大変だったところ
教えてくださる先生方はプロの方々でしたから、厳しいです。
知識があるだけでなく、実際の勤務経験があるわけなので、半分社会人、働いて給料をもらう人間として扱われます。
会社の上司ほどではありませんが、いってみればバイトの上司のような感覚でした。
ホテル専門学校の卒業後の就職先・進路
ほとんどがホテル業、レストラン業、旅行関係に就職します。
時期になれば企業からの求人が来ることが多いです。
私も学校紹介でずっと憧れていた企業の面接をうけて就職できました。
初めてのことで不安もありましたが、先生方がしっかりサポートしてくれましたよ。
ホテル専門学校卒業後の所感・メッセージ
一言でいえば、入学していなかったら今はないです。
中学生の頃から憧れていたホテルで働けています。
もちろんつらいことや嫌なこともありますが、同期だけでなく、学校生活をともにして就職した仲間と今でも励ましあえるのは、専門学校に入学したからこそです。
やりたいことがやれるって、幸せだし頑張ってよかったと思えますよ。
ホテル専門学校 ホテル学科卒業生の体験談・口コミ
ホテル専門学校を目指した理由
ホテルマンになることを目指していましたので、ホテル専門学校を選びました。
サービスマンとしての素養や、外国人のお客様をもてなす際に必要とされる語学力、資格取得支援やインターンシップ等に強いホテル専門学校を選びました。
ホテル専門学校で学んだこと・役に立っていること
ホテル専門学校では、ホテルマンとして必要とされるホスピタリティを幅広く学ぶことができました。
在学中に行った業界研究や実習は、就職後もとても役に立っています。
また、海外から来られるお客様に対応できるような語学力も身につけることができました。
ホテル専門学校の雰囲気
ホテル専門学校では、ホテルマンを目指す学生が集まる学校でした。
みんな、それぞれホテルマンとして働くことに強い思いと情熱を持って学んでいました。
男女比に関しては、若干女性のほうが多かったです。
みんな仲が良く、クラスでイベントを催したりすることもありました。
ホテル専門学校で楽しかったところ
ホテル専門学校で楽しかったことは、クラスのみんなでホテルに関する業務やマナー等を一緒に学んだことです。
クラスのみんなで意見を出しあったり、みんなで楽しく勉強することで業界に対する理解も深まっていきました。
ホテル専門学校でつらかったところ・大変だったところ
ホテル専門学校の実習や演習は、元ホテルマンの先生による厳しい指導がありました。
特に、インターンシップに参加する前の実習はかなり厳しかったです。
しかし、今となってはその厳しさが、自分の仕事でプラスになっています。
ホテル専門学校の卒業後の就職先・進路
ホテル専門学校では、ほとんどの人がホテルに就職しました。
私も現在、某シティホテルでがんばっています。
ホテル専門学校ではさまざまなホテルとのパイプがあり、学校の中でも特に優秀な人は有名ホテルグループに就職しています。
ホテル専門学校卒業後の所感・メッセージ
私は現在、某シティホテルで働いているのですが、ホテル専門学校に入っていなければ就職が難しいようなホテルに就職することができましたのでとても満足しています。
高校生の皆さんは、自分が将来なりたい職業に強い専門学校を選んだほうが良いと思います。
ホテル専門学校 ホテル学科卒業生の体験談・口コミ
ホテル専門学校を目指した理由
専門学校のホテル学科を目指した理由はホテルで働きたかったからです。
私は高校三年生まで進路が決まっていませんでした。
何となく大学に行こうとしたら親に反対されて、渋々専門学校に絞りました。
しかし、何をやりたいのかも決まっていませんでした。
そんな時、たまたま訪れた東京のホテルで荷物を運ぶベルスタッフに憧れてこれだとひらめきました。
本当は東京の専門学校に行きたかったのですが、それも親に反対されました。
そこで家から比較的近かった宮城県の専門学校を選びました。
ホテル専門学校で学んだこと・役に立っていること
ホテル学科で学んだことはホテルで働く基礎です。
部門ごとにかかわらず、どこに配属されてもいいように指導してもらいました。
レストランでのサービスの授業で学んだお皿の持ち方、運び方は今でも役に立っています。
ホテル専門学校の雰囲気
ホテル学科の雰囲気はとても気さくな感じでした。
学生同士も仲が良く先生もフレンドリーなので、すごく雰囲気は良かったです。
みんなホテルで働きたいという志を持っているので、励ましあってライバルというよりも仲間として意識していました。
男女比は2対8ぐらいで、ほぼ女子で占めていました。
ホテル専門学校で楽しかったところ
ホテル学科の楽しかったところは、実際にホテルに実習に行けたことです。
普段学校の実習でしていたことをいかすチャンスだと思い、みんな振り分けられたホテルで一所懸命働きました。
やはり実際に働くことができたということはとても貴重な経験になりました。
ホテル専門学校でつらかったところ・大変だったところ
つらかったところは授業がぎゅうぎゅうに詰まっていたことです。
朝の9時くらいから多いときは夕方の17時前くらいまで授業がありました。
一日がとても長く疲れたなと思うこともありました。
また、駅から少し離れているので歩くのも大変でした。
ホテル専門学校の卒業後の就職先・進路
卒業後の就職先は、やはりホテルに就職した人が多かったです。
私もホテルに就職して働きました。
しかし、現在はコンビニの店員をしています。
ホテルで働き続けたかったのですが、やはり土日は休めないし、勤務時間も不規則です。
子供がいるのでそれを機にやめてしまいました。
だけどホテルで働くことは好きなので、子供が大きくなったらまた働きたいと思っています。
ホテル専門学校卒業後の所感・メッセージ
ホテル学科に対して思うことは2つあります。
まず1つ目はいまいちだったことです。
私が通っていた頃はまだできたばかりだったので今のように就職先に恵まれていませんでした。
都会に出たいと思っても自分で探して受けに行かないといけなかったのが大変でした。
もう1つは良かったところです。
私は学校の紹介で宮城県内では当時一番高級だったシティホテルでベルスタッフとして働けたことです。
憧れの仕事だったので、すごく楽しくて充実した日々を送れました。
紹介してくれた先生には感謝の気持ちでいっぱいです。
高校生へのメッセージは、ただ学校に入るだけで満足せずに入るからには頑張って勉強していいところに就職したいという強い気持ちを持ってほしいです。
高校を卒業してしまえば本当に自分の意志が試されます。
こうなりたいと思うイメージを常に持って自分に甘えることなく日々精進していって欲しいです。
一人でも多くの方が夢を叶えて自分のやりたい仕事につけることを祈っています。
この記事のまとめ
ホテル専門学校では、おもにホテル業界で活躍できるさまざまな仕事に就くために必要な知識と技術を学んでいくことができます。
ただし、学校によってはホテル以外にも幅広くサービス関連の勉強ができ、多様なサービス業の仕事も目指すことができます。
各学校の特色やカリキュラムをよく確認してみてください。
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