神職・神主のやりがい

神を守り続ける責任

全国各地で当たり前のように見ることができる神社ですが、その一つひとつに古来より人々を守り続けてきた神が祀られています。

神社を代々守り続けるのが神職の大きな職務です。先祖より渡されたバトンを次の世代につなげるという使命を全国のすべての神職が負っています。

この責務を果たすために神職は脈々と受け継がれてきた伝統を重んじ、しきたりを守って日々職務に励んでいます。

神道における伝統やしきたりを守ることは現代社会を生きる神職にとって、大変な部分もあるでしょう。

しかし、長い時間をかけて守られてきたものを現在も大切にし、次の世代にも伝えていくということにやりがいを感じている神職がほとんどです。

人々に感謝される喜び

信仰の有無に関わらず、日本で暮らすほとんどの人が神式の祭祀を経験したことがあるでしょう。年の初めには鳥居をくぐって新たな年の安寧を祈る人も多いと思います。

何か困難にあった場合、無意識に心の中で「神様!」と語りかけた経験を持つ人も多いはずです。神道は私達の人生や生活に密接に関わっている文化体系であるといえます。

神職は各種祭祀を運営し、先頭に立って祈願することで人々と神とをつなぎます。そのため、人々は神だけでなく、架け橋である神職にも感謝の気持ちを持って接します。

人々から直接感謝の気持ちを伝えられたときこそ、神職冥利に尽きる瞬間であるといえるかもしれません。

各種祭祀の中でも、厳かな雰囲気の中で執り行われる神前での結婚式は、大きな感動に包まれます。

神前式では式の進行をすべて神職が行います。新たな人生の門出を祝う祭祀に立ち会えることに喜びとやりがいを見出す神職も多いようです。

地域社会に貢献

神社に祭られている神はその地域の平和と安寧を守る氏神という側面を持ち合わせていることがほとんどです。

住民は氏子として地域の氏神に日々感謝しながら生活し、祭祀の際には補助要員として尽力します。中でも年に一度行われる例大祭は地域の活性化を促すことが多いです。

信仰の有無に関わらず地域住民の拠り所として機能している神社は全国各地にあります。地域社会への貢献が神職のやりがいの一つにつながっているといえるでしょう。