テレビディレクターの1日のスケジュール・生活スタイル
テレビディレクターの業務スケジュール
企画から収録準備までの生活
テレビディレクターは、どのような生活を送っているのでしょうか?
ここでは、ディレクターの生活スタイルを紹介します。
ディレクターの出社は、おおむねゆっくりです。
もちろん、人によって異なりますが、午前11時頃にテレビ局に出社し、プロデューサー・放送作家などの制作陣と番組企画を決定する会議に参加します。
放送作家が企画案を提出することが多いですが、ディレクターも企画を考えることも往々にしてあるので、会議までにその資料づくりなどをアシスタントディレクター(AD)に指示しておかなければなりません。
そして、ロケやスタジオ収録が近々に迫っているときは、カメラマンやフロアディレクターなどのスタッフとの打ち合わせが入ります。
どんな企画なのか、どんな画を撮りたいのかなど、番組を実際に演出するディレクターが自らの演出プランを彼らに伝えることは、大事な作業です。
収録から編集までの生活
ロケや収録がある日は、番組や担当コーナーによってさまざまですが、ほぼ1日を費やします。
場合によっては、地方ロケや海外ロケもあるので、自宅に帰れない日々が続くことも多いです。
収録が終わった後は、編集業務にとりかかります。
たいていの場合、編集で必要な業務を手伝うアシスタントディレクターとともに、パソコンに向かい編集を長時間し続けます。
出社後、編集室にこもり、いつの間にか24時間が経過していたということもざらにあるでしょう。
眠気との戦いが始まります。
そんななかでも、次回の番組企画会議が入ったときは、出席しなければなりません。
ディレクターは朝から晩まで多忙な生活を送っているのです。
20代で正社員への就職・転職
番組制作会社で働くテレビディレクターの1日
番組制作会社で働くテレビディレクターは、企画やロケハン、編集などさまざまな業務を効率よくこなしています。
基本的に取材やロケ、打ち合わせのような対外的な業務を日中のうちにこなし、夕方から夜にかけては編集作業や資料の読み込みなど個人でできる作業をすることが多いようです。