探偵の志望動機と例文・面接で気をつけるべきことは?

探偵を目指して就職活動を行うときに気になるのは、就職試験でどのようにふるまうべきかということでしょう。

本記事では、探偵の志望動機の考え方や面接の注意点、自己PRのポイントなどを紹介します。

探偵を目指すきっかけで多いものは?

探偵を目指す人は、まずなんらかのきっかけで興味を持ち、次第にそれを専門にしたいと考えるようです。

そのきっかけは映画や小説などに出てくる探偵の影響だったり、「人の相談を受け、依頼に応える」といった人助けをする面に魅力を感じることだったりします。

ただし決して簡単な仕事ではないため、本当に探偵として生きていきたいのかをしっかりと考えることは大事です。

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探偵の志望動機の考え方

人柄が重視される

探偵事務所で働きたいと思った場合、まずは応募をして面接を受ける必要があります。

探偵は、「人の相談を受け、依頼に応える」といったように人と深く関わる仕事であるだけに、人柄が重視されます

熱意や意欲をアピール

志望動機は人によって異なるのが当たり前ですから、ひとつの見本を丸写しすれば済むようなものではありません。

まずは以下をまとめてみましょう。

志望動機
  • 探偵業に就きたいと思ったきっかけ
  • 志望先の会社を選んだ理由
  • 入ってからの目標・やりたいこと

なお、探偵技術を採用基準に挙げる探偵社はあまり多くないようで、未経験者を積極的に採用する会社も珍しくはありません。

専門知識や技術が問われないとなると、より熱意や意欲をアピールすることが大切になってきます。

探偵業務は守秘義務によってあまり外部に公開されない部分もありますが、可能な範囲で探偵の仕事内容についても調べておきましょう。

探偵の志望動機の例文3パターン

探偵の仕事の魅力を感じた志望動機

「学生時代、たまたまアルバイトとして勤務した調査業の仕事がとても面白く、自分の性にあったので、これからは探偵としてこの分野に携わりたいと考えています。

自分なりに創意工夫して調査を進め、事実をひとつひとつ明らかにしていくことに大きな刺激を受け、やりがいを感じました。

まだ知識や経験はほとんどありませんが、これから真剣に学び、多くの経験を積むことで、1日でも早く一人前の探偵として社会の役に立ちたいと考えています。」

人助けをしたい思いが強い志望動機

「私の暮らす街でも、ときどき失踪者に関する張り紙を見かけることがあります。

子どものころはそれを、探し出すなんて不可能だと諦めの気持ちで眺めていました。

しかし、テレビで探偵という仕事を知り、自分の努力とやり方次第でこういった人たちを発見する手助けができることを知りました。

困っている人たちを手助けすることができる、これほどやりがいのある仕事はないと思います。

頼る人もなく、困っている人に手を差し伸べられる存在になりたいと考えています。」

自分自身の体験をもとにした志望動機

「以前家族がストーカーにつきまとわれたことがあり、警察に相談したものの、特に力にもなってくれませんでした。

そこで藁にも縋る思いでこちらの探偵事務所に相談したところ、あっさりとストーカーを見つけ出し、問題を解決することができました。

この体験から、自分も探偵となり人の不安や問題を解決できるようになりたいと思うようになりました。」

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探偵の面接で聞かれること・注意点

人柄

面接でチェックされるポイント
  • 一般的な社会常識があるか
  • 誠実さ
  • 社会性
  • 報告・連絡・相談ができるか
  • 法律・社内規定を守れるか
  • 相談者に奉仕できるか

探偵の面接では、まず一般的な社会常識があるかどうかをチェックされます。

探偵業はさまざまな人と接し、繊細な問題に関わる機会も多い仕事ですから、誠実さや社会性も求められます。

違法な行為にたずさわったり、倫理感に欠けた行動をとったりする人間だと会社の業務自体が立ち行かなくなるため、きちんと報告・連絡・相談ができて、誠実に職務を遂行する人が求められます。

法律と会社の決まりを守り、仲間と上司を裏切るような行動を取らない人間であるか、相談者に対して協力・奉仕できる人間であるかどうかもチェックされます。

身体的・精神的な能力

探偵はハードな仕事であるため、以下のポイントもチェックされます。

面接でチェックされるポイント
  • 体力があるか
  • 根気の要る業務に耐える精神力があるか
  • 相談者や同僚の話を理解し、協力し合うことができるか
  • 円滑な人間関係を築けるか
  • 鋭い観察力や推理能力はあるか
  • 困難な状況に飛び込む度胸や対応力はあるか

探偵の自己PRのポイント

探偵の採用試験では、条件に学歴が挙げられることはほとんどなく、直接的な探偵技術は後からでも身につけることができるのでそれほど重視されません。

ただ、アピールできるような専門知識など(信用調査や人探し、防犯業務に関する経験、対人的な調整能力など)があれば有利になる可能性が高いため、自分の今までの生活の中で探偵業に生かせることはなかったかを洗い出して考えてみましょう。

探偵の履歴書で気をつけるべきことは?

探偵というと特殊な職業というイメージがありますが、意外にも採用の基準は保守的なところが多いです。

どちらかというと一般企業に通じる人事基準であるため、一般的な就職試験対策をしていれば問題ないでしょう。

探偵の採用試験のポイントのまとめ

探偵を目指すきっかけとしては、映画や小説の影響だったり、「人の相談を受け、依頼に応える」といった人助けに憧れたなどが挙げられます。

採用面接では、一般企業と同様の質問が予想されます。また、探偵というハードな仕事をこなすにあたって、体力や精神力、チームワーク、度胸などもチェックされます。

学歴や経験、技術は重視されないことが多いですが、アピールできる専門知識がないか洗い出しておきましょう。