スポーツトレーナーの勤務時間・休日
スポーツトレーナーの勤務時間
スポーツトレーナーの勤務時間は、一般的なサラリーマンのように〇時から〇時までという決まりがないことがほとんどです。
スポーツトレーナーの勤務時間は、チームや選手がどのようなスケジュールかによって決まり、練習も試合も、すべてチームの一員として行動するため、休憩もチームのスケジュールに合わせて取ります。
試合の有無やどのような選手・チームに帯同するかにより一日の過ごし方や一年のスケジュールは全く異なるため、不規則な生活になりがちといえるでしょう。
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スポーツトレーナーの休日
スポーツトレーナーの勤務時間と休日は、契約するチームや選手によって違ってきます。
週末に試合があることが多いので、シーズン中の土日曜は休みを取れず、さらに突発的な出来事や大きな大会があれば、チームの事情に応じてスケジュールが左右されます。
もし練習や試合で主力選手が大きなケガや故障をすれば、付きっきりで面倒をみなければなりません。
最優先されるのは主力選手の一日も早い復帰となるため、その中心となって動くスポーツトレーナーの勤務時間や休日はあって無いようなものです。
スポーツトレーナーの残業時間
大きな大会が近づいているときは、特にスポーツトレーナーは多忙になります。
選手もナーバスになっており、普段なら気にしないような体の違和感や痛みでも不安になるため、重要な試合が迫っていれば、そうした選手にひと通り対応しなければなりません。
時間がいくらあっても、足りない状態になり、残業も慢性化します。
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スポーツトレーナーは忙しい? 激務?
スポーツトレーナーが最も激務となるのはキャンプや合宿に帯同するときです。
一日の練習時間が長いうえに、練習で選手を追い込みますので、ケガや故障をしたり、疲れを訴えたりする選手が急増します。
しかも、選手と同じ宿舎に泊っていると選手が深夜まで次々とやってきます。
さらに、シーズン前のキャンプや合宿の段階では、レギュラーと補欠の区別がなく、誰もがレギュラーを目指しているため、選手によって対応に差をつけることもできません。
キャンプや合宿中のスポーツトレーナーは「休日なしの24時間営業」ということも珍しくなく、自分のことよりも選手のことを第一に考えられる人でないと、務まらない職業といえるかもしれません。
スポーツトレーナーの休日の過ごし方
スポーツトレーナーの休日は、一般的にはチームの移動日や指定休日です。
シーズン中はなかなか休みをとることができないため、担当するスポーツのシーズンオフの際にまとまった休みを取ることが多いようです。
しかし、その間も選手から求められれば現地に向かい、ケアやアドバイスをすることもあるなど仕事とプライベートは切っても切り離せない関係となることが多いようです。
また、トレーナーと選手という壁を超え、プライベートでも選手やアスリートと親交を深めている人も少なくありません。