パソコンインストラクターの1日のスケジュール・生活スタイル

パソコンインストラクターの業務スケジュール

パソコンインストラクターはさまざまな働き方をしている人がいますが、正社員としてパソコンスクールに勤務する場合には、受講者に指導をする時間と、それ以外の時間で異なる仕事をしています。

受講者に指導をする時間は、教材を使いながらカリキュラムに沿ってパソコン操作やソフトの扱い方について説明していくほか、テストを行ったり、生徒からの質問に答えたりして講義を進めます。

指導をしている以外の時間では、おもに教室運営に関わるさまざまな業務をこなします。

教材作成、電話対応、スクールの見学希望者への説明、宣伝活動、教室の掃除などです。

パソコンインストラクターというと教えるだけが仕事と思われがちですが、こうした教室の運営に付帯する業務まで担っていくケースもあります。

ただし、パート・アルバイト勤務の場合などは、生徒への指導や、受付・事務作業などだけ任されることも珍しくありません。

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パソコンスクールに勤務するインストラクターのある1日

9:30 出勤
最初の講義が始まる1時間ほど前には出勤し、当日使用する教材の準備や教室の見回りなどをします。
10:30 講義
最初の講義がはじまります。

受講者に明るく挨拶して、前回の復習から講義を始めていきます。

12:00 昼休憩
忙しい日は自分のデスクで事務作業をこなしながら食べることもあります。
13:00 講義
シニア向けのパソコンの基本講座では、初めてパソコンに触るような受講者もいるので、よりていねいに進めていきます。
15:00 見学者対応
スクールの見学に来た方に、スクールのカリキュラムやサポート体制などを説明します。
17:00 講義
本日最後の講義を担当します。
18:30 デスクワーク
メール返信、教材準備、各種資料作成などの事務作業を片付けます。
19:30 退勤
残っているスタッフに引継ぎをし、スクールを後にします。

パソコンインストラクターの勤務時間

パソコンインストラクターの勤務時間は、大きく分けると「正社員」としてフルタイム勤務をする場合と、「パート・アルバイト」として短時間だけ働く場合とで異なります。

正社員の場合、スクールの開講時間によっても変わってきますが10:00~21:00くらいの間で、1日の実働は7.5~8時間程度のシフト制勤務となるのが一般的です。

パソコンスクールはさまざまな年代や属性の人が通えるように、朝から夜まで開講しているところが多く、講義がある時間はインストラクターとして受講者の指導にあたります。

それ以外にも、宣伝や営業活動、生徒管理業務、学習計画立案、新規顧客へのカリキュラム説明といった教室・スクール運営に関わるさまざまな業務に携わることになるでしょう。

パート・アルバイトのインストラクターの場合は、自分の都合のつく時間帯に合わせての短時間勤務となり、正社員の補佐業務や、開講時間中には生徒に指導を行うこともあります。

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パソコンインストラクターの休日

パソコンインストラクターの休日は、勤務先のスクールによって変わってくるでしょう。

定休日を設けているところであれば、基本的にはその日が休みとなります。

平日・土日問わず開講しているスクールであれば、スタッフが交代で休みを取ることになりますが、特定の曜日が休みになるケースや、週によって不規則な休みとなるケースなどまちまちです。

完全週休2日制のところが多いようですが、月に6日~8日程度の休みとなる場合もあります。

フリーランスのパソコンインストラクター

パソコンインストラクターはフリーランスで働いている人もいますが、その場合、スクールに勤務する人とは大きく異なる生活スタイルとなるでしょう。

個別レッスンを設けて、予約が入っている時間帯をメインに働く人が多いため、毎日同じような時間帯で勤務するパソコンインストラクターに比べると、不規則な生活パターンになる場合があります。

ただし、フリーランスでもスクールと提携して決まった時間に勤務するタイプの人もいます。

インストラクターとしての活動の仕方によって勤務時間や休日は変わってくるといえるでしょう。