競艇選手(ボートレーサー)の1日のスケジュールは? スマホなしの生活をしている?
「競艇選手はレースの日や練習の日など、どのようなスケジュールで活動しているの?」
競艇選手を目指す人は、1日の流れや生活スタイルが気になっているかもしれません。
この記事では、競艇選手のスケジュールや、レース開催中のルールなどを紹介します。
競艇選手(ボートレーサー)の1日の過ごし方
競艇選手は、毎日をどのように過ごしているのでしょうか。
レースの日数やレース開催中の独自の過ごし方などを紹介します。
トップレーサーは月に15〜21レース出場する
ボートレーサーは、成績によって上位からA1、A2、B1、B2の4クラスに分けられています。
クラスが上になるほど、グレードの高いレースに出場でき、レースへの出場回数も多くなります。
最上位のA1級の選手で、レースは月に3回開催、日数にして12日〜18日行われます。
出場するレースの数は、約15〜21レースです。
B1級の選手で、レースは月に1回開催、日数にして4日〜6日行われます。
レース数は、5〜7レースです。
競艇場は全国に24か所あり、日本モーターボート競走会から斡旋を受けて出場が決まると、全国どこへでも行きます。
たとえば、今週は東京で、来週は下関、再来週は琵琶湖といったケースもあります。
レース開催中は、選手全員が宿舎から外出・連絡禁止
競艇選手は、出場が決まると、開催初日の前日に競艇場に入ります。
身体検査や持ち物チェック、どのモーターボートに乗るか抽選が行われ、その後、全員が選手宿舎に入ります。
スマホやパソコンといった通信機器は預けます。
不正防止のため、レース開催中の外出をはじめ外部との連絡は一切禁止となっており、家族とも緊急時を除き、連絡できなくなります。
また、選手宿舎には酒類も持ち込み禁止です。
起床時刻と消灯時刻が決められており、選手たちは食堂で食事をし、洗濯は自分でします。
お風呂に入った後は、消灯時刻まで仲間と話をしたり、エンジンやプロペラの調整などをして夜の時間を過ごすことが多いようです。
以前までは「持ちペラ」といって、プロペラの持ち込みができるシステムになっていましたが、2012年からその制度が廃止されています。
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試合日の競艇選手(ボートレーサー)の1日のスケジュール
ここでは、競艇選手のタイムスケジュール例を紹介します。
レースの開催日前日と、開催日当日の大まかな流れを掴むのに参考にしてください。
開催日前日のタイムスケジュール
競艇選手は、開催日前日にレース場に入り、レースの準備をすると同時に、そのまま宿舎で隔離されます。ここでは、開催日前日の1日について紹介します。
レース開催日のスケジュール
レース開催日には、1レースか、2レースに出場します。
練習日の競艇選手(ボートレーサー)のスケジュール
競艇選手は基本的に、レースに出場しない日に練習を行います。
最寄りの競艇場などでボートを借りて実践感覚を養うなどして、次のレースに備えます。
また、若手のうちはDVDなどで先輩のレースを見て、駆け引きなどを学び、今自分に何が足りないのかを研究していきます。
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競艇選手(ボートレーサー)休日の過ごし方
競艇選手は、レースに出場しない日が休日です。
経験の浅い若手の中には、最寄りの競艇場が空いている時間に、ボートを借りて実践感覚や、スタート、ターンなどのテクニックを磨く人もいます。
さらには、DVDなどでのレースの模様を見て、駆け引きやレース展開などを研究している人もいます。
選手は、エンジンやプロペラ調整も自分で行います。
レースの場合、抽選で割り当てられたエンジンの特徴を瞬時に判断し、競艇場の特徴や天気、自分の戦法などに合わせて調整します。
そのため、休日の日は、数人のグループで集まり、エンジン整備などの研究会を開いている人たちもいます。
競艇選手(ボートレーサー)オフシーズンの過ごし方
年間を通して、どこかの競艇場でレースが行われているのが競艇の世界です。
そのため、はっきりとしたオフシーズンは競艇選手にはありません。
なお、競艇選手は他のプロスポーツ選手と違って選手として現役で活躍できる期間が長いのが特徴です。
もちろん、レースに勝ち続けなければいけませんが、なかには70代の選手などもいます。
若さはひとつの武器になりますが、競艇のレースで勝つためには、体力だけでなく経験や集中力も必要であるため、年齢が上がっても活躍し続けられる人もいます。
「競艇選手の1日のスケジュール」まとめ
競艇選手は、1年を通じてレースに出場し、よい結果を出すことを目指しています。
競艇場に入ってからは身体検査や持ち物チェックなどが行われ、スマホなどの通信機器は預けなくてはなりません。
レースがない日は休日となりますが、個人的にトレーニングや戦術の研究などに勤しむ人も多いです。