ジャーナリストに向いている人とは? 適性や必要な能力を紹介

ジャーナリストに向いている性格・適性

探求心がある

ジャーナリストは、物事に対する旺盛な興味と関心を持ち、それらを深く掘り下げていく探究心が求められます。

その上で、疑問が生じたら徹底的に追求する姿勢も大切です。

本や文献を読んだりニュース番組を見たりしながら、日々勉強するのが好きな人に向いている仕事です。

情熱がある

ジャーナリストは、自分ひとりの力で、社会や政府に対してさまざまな提言、アドバイス、ときには批判を向ける必要があります。

反対意見を持つ人たちや反対勢力から圧力を受けることも覚悟しなければなりません。

厳しい仕事であるだけに、ジャーナリストには強靭な意志と仕事に対する情熱が求められます。

「絶対に世の中にこのことを伝えたい」という強い思いが仕事を支えてくれることでしょう。

批判精神がある

ジャーナリストに求められる批判精神は、とくに、政治、経済、社会関係のジャーナリストにより必要になってきます。

もちろん、スポーツ、文化関係のジャーナリストにもそうした批判的評論は必要ですが、その度合いはやや小さいといえます。

政治、経済、社会問題は、現状の改善策、将来の方向性、望ましいあり方を示す必要があるからです。

国民の立場に立って、あるいは弱者の立場に立って、批判精神を持って持論を展開する姿勢がジャーナリストには必要です。

ジャーナリストになるには

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ジャーナリストに必要なスキル・能力

企画力

ジャーナリストとしての仕事は、ただ待っているだけでは手に入りません。

出版社や雑誌社から企画を持ち込まれることもありますが、基本的には自分で企画を立てて売り込みます。

政治や経済、スポーツなどジャンルはさまざまですが、自分ならではの独自の視点を盛り込める内容にすることが大切です。

時代のニーズに合うようなテーマを選ぶこともポイントになります。

企画力や豊富なアイディアがなければやっていけない職業です。

洞察力

ジャーナリストの深い洞察力は、一朝一夕で身につくものではありません。

新聞社、雑誌社、テレビ局などでの長い記者生活の中で培われるものです。

日ごろからさまざまな場所に積極的に足を運び、できるだけ多くの人に会って話を聞く。

図書館で古い書物や出版物から情報を得る。

朝晩のニュース番組は必ずチェックする。

そうした努力を常に怠らないことが必要でしょう。

自己管理能力

ジャーナリストの生活は不規則になりがちなので、仕事や生活のスケジュール管理を徹底し、気ままな生活に陥らないように努力が必要です。

また、健康にも注意しなければいけません。

ジャーナリストには、タフな精神と強靭な取材力、体力が求められます。

食事や睡眠を大切にしながら、ときには趣味の時間を設けてリフレッシュする自己管理能力が大切なのです。

ジャーナリストに向いていないのはどんな人?

会社や組織に所属しながら、先輩や上司から指示された仕事だけをしていたい。

毎日定時に仕事が終わる生活がしたい。

安定した生活を送りたい。

そんな思いがある人は、ジャーナリストには向いていないかもしれません。

ジャーナリストは、決められたことをこなしていたのでは、仕事になりません。

専門分野のテーマを決めて取材をし、編集者や出版社に売り込んで仕事を得て、原稿を書いたり講演したりする。

その全てを、自分で企画して実行していかなければいけないのですから、一般的なサラリーマンに比べると高い自主性や行動力が求められます。

「他人の指示を待つほうが好き」というタイプの人がジャーナリストを目指すのであれば、自主性や行動力を磨くために努力をする必要があります。

身近なところからでもよいので、自分で考えて何かを企画・実行してみると訓練になるでしょう。