病棟クラークの給料・年収

病棟クラークの平均年収・給料の統計データ

病院におけるスムーズな病棟運営と患者さんのケアのために必要不可欠な人材である、病棟クラーク。

診療科に関する知識や高いコミュニケーション能力、ホスピタリティの求められる仕事であり、責任の重い職種でもあります。

病棟における「縁の下の力持ち」である病棟クラークは、どの程度の収入を得ているのでしょうか。

病棟クラークの平均年収・月収・ボーナス

まずは、統計を元に数字的な部分を見ていきましょう。

こちらは、求人サイトなどで公開されている病棟クラークの平均年収のデータです。

求人サービス各社の統計データ

職業・出典 平均年収 年収詳細
病棟クラーク
(Indeed)
230万円 時給 1,144円
日給 6,777円
月給 16.3万円
病棟クラーク
(求人ボックス)
259万円 時給(派遣社員) 1,152円
時給(アルバイト・パート) 942円
月給 22万円
病棟クラーク
(転職ステーション)
約294万円 -

サイトによりややばらつきはありますが、230〜300万円くらいが平均年収と言えそうです。

月収にすると16万円前後が平均的なところということで、事務職としては一般的な水準と言えます。

一方、同じ仕事をしていても、雇用形態によって年収に差が出て来る可能性もあります。

たとえば派遣社員とパートの場合、同じ時給制でも時給の設定が異なり、派遣社員の方が200円近く高いケースもあります。

病棟クラークの手取りの平均月収・年収・ボーナスは

上記を元に計算すると、平均の手取り年収は約173〜255万円程度ということになります。

正社員での雇用の場合、月給とは別に年2回程度ボーナスが支給されることもあるようですが、派遣社員やアルバイト・パートなど、非正規雇用の場合はボーナスの設定がないケースも多いです。

病棟クラークの初任給はどれくらい?

病棟クラークの求人には、未経験・無資格でもOKのものと、経験や資格が必須のものがあります。

経験や資格が必須の求人が17万円前後の月給が多いのに対し、未経験・無資格OKの場合は15万円前後での募集が目立ちます。

就職後、貢献度や勤務年数次第では昇給の可能性もありますが、初任給としては15万円前後が平均的といえます。

ただし、就職前に学校や通信教育で学び、メディカルクラークやそれに準ずる資格を取得した場合には事情は少し異なります。

経験はなくても資格があれば応募できる求人があったり、職場によっては資格手当がつくことがあるためです。

その場合、初任給から17万円前後の月給も期待できます。

病棟クラークの福利厚生の特徴は?

特別休暇制度や通勤手当・住居手当てなど一般的にもよく見られる福利厚生の他、病棟クラークにはこの職種ならではの福利厚生も存在しています。

たとえばメディカルクラークやそれに準ずる資格を所有している人材に対して、資格手当が設定されているケースはよく見られます。

あるいは無資格のスタッフが資格取得を目指す場合に、各種支援制度を利用できることもあります。

また、病棟クラークは統一の制服を着用していることも多く、制服貸与を福利厚生として挙げている求人も目立ちます。

病棟クラークの給料・年収の特徴

勤務先によって収入に差が出ることも

病棟クラークの給料は勤務している病院の規模や経営状態によっても差が出ることがあります。

地方の小さな病院で入院患者数も少ないとスタッフの給料もそれほど高くありませんが、都会の大規模な病院でベッドの回転も速く常に満床状態というような人気の病院ではスタッフの給料も高給になる傾向があります。

また、産婦人科や救急救命科のように病棟によっては入院患者が夜訪れるということもあり、夜勤スタッフが必要となることもあります。

このような夜勤がある病棟クラークの場合は手当や残業代が多くつくので、月収の20万円以上をキープできたり、年収300万円以上を稼げたりすることもあるようです。

どのような病院にどのような雇用形態で勤務するかが、給料を大きく左右する非常に重要な要素となっています。

資格や経験があると有利

メディカルクラークをはじめ、病棟クラークの仕事に関わる資格はいくつかの種類があります。

いずれも民間資格ですが、医療の現場において信頼度の高いものもたくさんあります。

このような資格を有していると、資格手当として収入が上乗せされることがあります。

また、資格はなくても、医療事務や病棟クラークの経験があれば、そうでない人よりも少し給与が多めにもらえるケースもあるようです。

中には資格もしくは経験のどちらかがなければ、求人に応募すらできないケースもあります。

未経験で就職する場合は思うような収入に届かない可能性もありますが、勤務を通してしっかりとスキルを身につけ、経験を積むことで少しずつ収入を増やしていくことも可能ということです。

病棟クラークの正社員以外の給料・年収

病棟クラークの働き方としては、専門の派遣会社に登録し、派遣社員として病院へ派遣されるケースと、病院から直接雇用を受けるケースがあります。

病院の直接雇用の場合、正社員であることもあれば、契約社員やアルバイト・パートなど、非正規職員であることもあります。

派遣社員

派遣社員の場合、正社員と同水準の収入を期待することができます。

大手派遣会社に登録した場合、小さな病院の正社員よりもずっと高い収入を得ている人もいます。

ただし、病気や怪我で働けなかった期間の保証がなかったり、継続勤務を希望しても病院の都合で叶わないかもしれないというリスクがあります。

アルバイト・パート

アルバイトやパートの場合、正社員や派遣社員に比べやや収入は低めになる傾向があります。

同じ時給制であっても、派遣社員とアルバイト・パートの時給が大きく違う、ということもあります。

病棟クラークの働き方の種類・雇用形態

病棟クラークが収入を上げるためには?

病棟クラークの仕事は専門性や知識が求められることに加え、一度これらを身につけてしまえば、別の医療機関へ移っても比較的すんなりと業務を身につけ、即戦力として働くことができます。

そのため、病院や派遣会社においては、これらのスキルや知識を身につけている証明として、資格や、同様の職種での勤務経験を重視する傾向があります。

どちらもない間はやや低目の収入で頑張る必要がありますが、しっかりと業務を遂行し、必要な知識やスキルを身につけることで、より収入の高い求人にチャレンジすることが可能となります。

また、中には資格必須であったり、有資格者に資格手当を支給する会社や病院もあります。

自分のスキルを証明する一つの手段として、資格取得を検討してみるのも有効です。