カスタマーエンジニアのつらいこと、大変なこと、苦労
客とのコミュニケーションに苦戦
実際にコンピュータ本体を始めとする各種機器が運用されている現場に出向いて保守・点検、修理を行うカスタマーエンジニアは、顧客と直接関わる機会の多い技術者であることは言うまでもありません。
顧客と良好な人間関係を築き、労いの言葉をかけられたりすることは多くのカスタマーエンジニアの活力源となっています。
しかしその一方で時にはクレームを受けることもあり、精神面で負担を感じているカスタマーエンジニアも少なくありません。
またカスタマーエンジニアの中にはいわゆる根っからの技術者であり、他者とのコミュニケーション自体に苦手意識を持っている人も多くいます。
これはカスタマーエンジニアの主要な離職理由の一つにもなっています。
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休日返上で呼び出されることも
機械に予期せぬトラブルはつきもの。
定期的な保守・点検作業は勤務時間内に組み込まれているものの突発的な修理は24時間365日どんな時であっても依頼される可能性があります。
したがってカスタマーエンジニアは勤務時間外に急きょ現場に駆け付けなければならない場合が多いのです。
深夜であっても年末年始であっても要請があれば出勤しなければならないことはカスタマーエンジニアの苦労の一つであるといえるでしょう。
技術職以外の仕事も担う
最近のカスタマーエンジニアは純粋に技術者として機械を扱うだけではなく、法人営業を兼ねる場合があります。
実際に現場に出向く機会の多いカスタマーエンジニアは顧客との信頼関係も構築しやすく、新規の契約を獲得するのに有効なポジションであると判断する会社が増えてきているのです。
しかしカスタマーエンジニアの中にはいわゆる営業トークは大の苦手、という人が多いのが現状です。
会社の期待に応えられないことに苦悩する人も珍しくありません。
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技術革新についていく努力が必要
コンピュータや各種機器の進化は日進月歩。
昨日までの知識や技術が今日になったらもう古いということもありますので、常に学ぶ姿勢を持っていないと業界で取り残されてしまいます。
自身のスキルを向上させることにゴールはありません。
これはカスタマーエンジニアにとって大変なことであると同時に楽しく、やりがいが感じられる要素でもあります。