カスタマーエンジニアの仕事とは? わかりやすく仕事内容を紹介

専門性の高い技術者

カスタマーエンジニアは、コンピュータ本体を中心とした各種機器の稼働状況を常に良好な状態に保つために、使用されている現場を訪問したり、場合によっては常駐したりして、保守点検や修理を行っています。

扱う機器は非常にデリケートなものであり、その構造等の詳しい内容が非公開である場合も珍しくありません。

そのため、カスタマーエンジニアのほとんどがそういった機器のメーカーか保守サービス会社に所属している社員です。

カスタマーエンジニアの扱う機器は企業にとって不可欠なものであり、その点検や修理には高度な専門知識と技術が必要になります。

そのためカスタマーエンジニアが現場で活躍するのは数か月から1年にも及ぶ訓練を受けてからになります。

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機器の設置から撤去まで一貫して行う

主に企業等で新しくコンピュータや各種機器を納入する際、コンピュータ本体とプリンタ等の各周辺機器を含めたハードウェアを中心に、装置を接続するなどして設置し、点検、調整の後に実際に運用できる状態にするのもカスタマーエンジニアの仕事に含まれます。

その際、ただ機器を設置するだけではなく、電源の確保や空調、回線工事等、現場の環境全体の整備も行います。

また、すべての作業が終了して顧客に引き渡す際は、設置した機器の使用方法の説明も行います。

設置に関わったカスタマーエンジニアがその後のメンテナンスを継続して担当し、移設や撤去もすることになるのが一般的です。

機器の保守点検

コンピュータ本体や各種機器のトラブルを未然に防ぐために定期的に現場に出向いて保守点検を行います。

カスタマーエンジニアの扱う機器は企業の生命線であるといっても過言ではありません。

大きなトラブルが起こってしまうと取り返しのつかないことになる場合が多いため、定期点検の際には慎重かつ丁寧な作業が求められています。

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システム・機器の修理

保守点検の際に不具合が見つかった場合、原因をつきとめ、そのまますぐに修理にあたります。

場合によっては部品やシステムそのものを交換することもあるでしょう。

点検以外でも顧客からの要請を受けて現場に駆け付け、作業にあたることもあります。

企業によってはカスタマーエンジニアを常駐させることで致命的なトラブルを回避しています。

またあらゆる要素が絡み合う複雑な故障の場合は、他の専門技術者と協力して修理にあたることもあります。

営業を兼ねる場合も

カスタマーエンジニアはその業務のほとんどを担当する現場で行います。

もちろん、現場には自分以外会社の人間はいない場合がほとんどであり、イチから信頼関係を構築していく必要があります。

その上で、自社製品等の営業活動を行うこともあります。

カスタマーエンジニアが技術職であることは言うまでもありませんが、場合によっては営業職を担う可能性もあることを心得ておきましょう。