歌が好きな人に向いている仕事の種類(14選)

日本人が娯楽のひとつとして生み出した「カラオケ」という文化。

最近では一人用のカラオケルームも増え、家庭用のゲーム機やスマホのアプリでカラオケを楽しむこともできるようになりました。

さらに、音楽ソフトの普及によってパソコンで簡単に作詞や作曲、楽曲の投稿が簡単にできる世の中になってきています。

今の時代、歌を歌うことや歌を作ることを趣味としている人は、決して少なくはないでしょう。

それでは、そんな歌が好きな人に向いている仕事にはどんなものがあるのでしょうか。

プロの歌手だけではなく、副業や在宅でできる仕事まで、さまざまな働き方をご紹介します。





歌を歌う仕事

歌が好きな人が目指す職業として最も王道なのは、やはり多くの人の前で歌を歌う仕事です。

個性的な声や豊かな表現力を武器に歌い、聴く人の心に感動や癒しを届けます。

歌う仕事の代表的な職業といえば「歌手」ではないでしょうか。

歌手はポップスや演歌などさまざまなジャンルの歌を歌う人のことを指し、オペラなどのクラシック音楽を歌う人は「声楽家」と呼びます。

歌だけではなく、ダンスや衣装を含めたパフォーマンス全体でステージを盛り上げる「アイドル」もいます。

また、アニメのキャラクターを演じる「声優」が、そのままオープニングやエンディングの主題歌を歌うケースも増えています。

ミュージカルの舞台で劇とともに歌やダンスを披露する「舞台俳優劇団員)」も、歌を歌う仕事といえるでしょう。

このような歌の仕事は、実力や人気が全ての厳しい世界であることは間違いありません。

しかし、舞台で拍手をもらったり自分の歌が世界中で賞賛されたりする喜びを味わうことができるのが大きな魅力です。

歌手

歌手

歌手とは、曲に合わせて歌を歌い、さまざまな感情や思いを表現する音楽家のことです。

歌手といっても、歌う曲のジャンルはさまざまです。

オペラなどのクラシック音楽の世界で活躍する人もいれば、ロックやポップスなどの大衆音楽を得意とする人もいます。

歌手は、単に歌が上手ということだけではなかなか人気が出ません。

その人自身の個性や信念、ファッション性、ライブパフォーマンスなど、あらゆる要素でファンを魅了していくことが求められます。


声楽家

声楽家

声楽家とは、クラシックの歌曲やオペラを歌い、オペラやコンサートの舞台で披露する音楽家のことをいいます。

楽器を使用した音楽(器楽)とは異なり、「人の声」を中心とした音楽を奏でていくのが声楽家です。

音楽大学で声楽を学んだのち、オペラ団体や歌劇団、合唱団に所属し、その団員として活動をしながら声楽家としての技量を高めていく人が多いようです。

世界で活躍できるほどの実力を備えれば、ワンステージで何百万円というギャラをもらうことも可能です。


アイドル

アイドル

アイドルとは、芸能界を中心に活躍し、歌やダンス、トークなどを通してたくさんのファンや観客を魅了し、人々に笑顔や元気を与える存在です。

活躍の場は、テレビや映画などメディアから、グラビアや雑誌の撮影、ライブやコンサートなど多岐にわたります。

アイドルの多くは若い女性ですが、ジャニーズ事務所所属など、一部の男性芸能人もアイドルと呼ばれています。

容姿やキャラクター、歌やダンスの才能、ユニークな個性などを生かし、熱心なファンを獲得することが求められる仕事です。


声優

声優

声優とは、アニメーション作品や外国映画の登場人物などに、声を吹き込む人のことです。

女優や俳優が全身を使いながら役柄に合う演技をするのに対し、声優は自分の「声」を使って、作品にふさわしいキャラクターを演じていきます。

活躍の場はアニメや海外映画のほか、ドキュメンタリーの吹き替えやゲーム、テレビ・ラジオのナレーションなど多岐にわたります。

最近では声優がアニメの主題歌やキャラクターのイメージソングを歌ったりすることも多く、歌手としての活動をする人が増えています。


舞台俳優(劇団員)

舞台俳優(劇団員)

舞台俳優や劇団員の仕事は、舞台や映画などに出演し、その作品の登場人物を演じることです。

作品には脚本や台本があり、それを見た上で作品全体の背景や意図などを自分なりに考えます。

演出や監督の意図をしっかりと理解したうえで、そこに書かれたセリフを覚え、声と身体を使って登場人物の動きや心を表現します。

ミュージカルの場合は歌やダンスなどのシーンが重要なので、専門のレッスンに通ってスキルを磨くことが大切です。

歌を作る仕事

歌が好きな人のなかには、「自分で歌を作ってみたい」という人もいるでしょう。

そんな人の場合、それぞれの才能を生かして歌を作る仕事に就くことができます。

たとえば、歌を作って自分で歌うことができるのであれば、目指すべきは「シンガーソングライター」です。

ギターやキーボードを演奏しながら歌う彼らの姿を、路上やステージで見かけたことがある人は多いのではないでしょうか。

シンガーソングライターとして人気が出てくると、他のアーティストに頼まれて楽曲を提供することもあります。

作詞は得意だけどメロディをつけることはできないという人の場合は「作詞家」が適任です。

逆に、作詞はできないけれど歌詞にメロディをつけるのは得意という人は「作曲家」がよいでしょう。

歌のレコーディングやタイアップの企画など全体的なプロデュースをしたい人は、「音楽プロデューサー」が向いているかもしれません。

どの仕事も音楽的なセンスや言語センスが欠かせない職業といえます。

学歴や年齢、性別などは関係なく、実力と実績こそが評価される厳しい世界であることは間違いありません。

そのぶん、時代を代表するようなヒット曲を作り上げることができたときの喜びは格別です。

シンガーソングライター

シンガーソングライター

シンガーソングライターとは、ポピュラー音楽(大衆音楽)の分野において、自身で作詞作曲をし、歌を歌う人のことです。

他者から提供された楽曲を歌う「歌手」とは異なり、シンガーソングライターは自分で曲作りを行い、そこに詞を乗せて、自分の声で聴衆に楽曲を届けていきます。

歌を作ることと歌うことの両方をしたいという人は、シンガーソングライターを目指すとよいでしょう。


作詞家

作詞家

作詞家とは、歌手が歌う曲に歌詞をつけていく仕事です。

作曲家からデモテープをもらい、クライアントの要望を踏まえながら、歌詞を考えます。

一つの作品を作る上では、作曲家と互いを意識し協力しあいながら仕事をすることが求められます。

デモテープは、アレンジされる前の曲であり、曲の最終的なテンポや楽曲の雰囲気などはわからないまま作業を進めることも珍しくありません。

ときには「コンペ」が作家事務所やレコード会社を通して行われ、依頼内容に応じて歌詞を作り、優秀な作詞家だけが選ばれるという形式の場合もあります。


作曲家

作曲家

作曲家とは、音楽を作曲し、完成した曲をアーティストやクライアントに提供する人のことです。

Jポップをはじめ、映画音楽、クラシック曲、CM曲、テレビドラマやゲームなどの作中で使われるBGM、また社歌や校歌などまで多岐にわたります。

歌手や作詞家が作った歌詞をもとにして、ひとつの曲を作り上げることもあります。

作曲家になるルートはいくつもありますが、レコード会社主催のオーディションやコンクールに応募し、業界関係者に認められることがひとつの方法です。


音楽プロデューサー

音楽プロデューサー

音楽プロデューサーはCDをはじめとする音楽制作全般を指揮する総合的な責任者であり、「音楽制作における総監督」ともいえます。

アーティストを売り出すためのコンセプト決め、それに基づく楽曲制作やレコーディング、プロモーション、それらに関わる予算管理などに関わります。

表舞台に立つアーティストを総合的にプロデュースすることが音楽プロデューサーの仕事です。

近年、さまざまな企業が音楽配信ビジネスへ参入し、デジタルコンテンツの多様化などにより新たな楽曲へのニーズが高まっていることから、活躍の幅が広がってきています。

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歌を教える仕事

歌が好きな人に向いているのは、歌を歌ったり作ったりする仕事ばかりではありません。

歌手を目指す人や音楽を学ぶ子どもたちに歌を教える仕事というのも、とても重要な仕事です。

たとえば、「ボイストレーナー」は、発声や歌唱などの指導をするスペシャリストです。

一流のボイストレーナーの指導を受けることで、飛躍的に歌が上手くなってプロとしてデビューする人もいます。

子どもたちに楽器や歌の指導をする「音楽講師」も、歌が大好きな人にはピッタリの仕事です。

民間の音楽教室や合唱サークルなど、さまざまなところでレッスンを行います。

この他にも、音楽担当の「教師」として学校に勤務しながら、合唱の指揮や指導をする道を選ぶ人もいます。

教師は大変な仕事ではありますが、生徒たちと一緒にひとつの合唱を作り上げていく感動を味わうことができるでしょう。

歌が大好きで、歌を歌う人のサポートや指導をしたい人にとっては、こうしたトレーナーや講師・教師の仕事は適任といえるでしょう。

ボイストレーナー

ボイストレーナー

ボイストレーナーは、発声や歌唱などのボイストレーニングの指導をする仕事です。

生徒はクラシック系の声楽家やポピュラー系の歌手、俳優、タレント、声優、カラオケの上達を望む人などさまざまです。

仕事をするうえで特別な資格は求められませんが、発声や歌唱の知識と知識を有していることはもちろん、指導力も必要です。

歌手や声楽家として活躍しながら副業としてボイストレーニングをする人も少なくありません。

声優志望者や、話し方トレーニングを求める企業も増加しており、活躍の場は以前よりも広がっているといえるでしょう。


音楽講師

音楽講師

音楽講師は、楽器の演奏や歌唱など、音楽の知識や技術を教える仕事です。

民間のピアノ教室や楽器演奏教室などで働き、中学校や高校の教員として音楽を教える場合とは区別されるのが一般的です。

指導内容は幼児向けのスクールから、音楽大学の受験向け教室、社会人の趣味のサークルなど年齢層や指導レベルはさまざまです。

楽器の演奏だけでなく、声楽やボイストレーニングといった歌唱に関わるものなど、専門はさまざまで、おのおのが得意分野をもって指導にあたります。


教師

教師

教師とは、公立や私立の学校(小学校、中学校、高校、特別支援学校など)で、児童・生徒に対して学習指導や生活指導をする人のことです。

国語や数学、英語、音楽といった各教科を教えることのほか、集団生活や道徳面、部活動、進路などの指導にも携わります。

教師になるには、まず教職課程のある大学などで教員免許状を取得したうえで、自治体や各学校が行う教員採用試験に合格し、採用される必要があります。

日常業務では、保護者対応や学校行事の企画・運営などの雑務も多く、多忙な日々となりますが、子どもたちの成長を間近で見られるやりがいがあります。

在宅でできる歌の仕事

歌が大好きで歌に関わる仕事をしたいけれど、すでに別の仕事をしていて副業として働きたいという人もいるのではないでしょうか。

あるいは、学業や育児、介護などが忙しいため、時間ができたときに在宅で取り組みたいと考える人もいるでしょう。

そんな人のために、最後に自分のペースで在宅でできる歌の仕事をご紹介します。

代表的なのは、インターネットの動画サイトに歌唱動画を投稿する「歌い手」と呼ばれる人たちです。

ボーカロイドを使って制作された曲を自分なりの解釈や表現で歌うのが、歌い手の役割になります。

芸能事務所や音楽レーベルに所属することが多い歌手とは異なり、歌い手のほとんどが個人事業主として活動しています。

マイクやスピーカー、パソコンなどの必要な機器を揃えれば、誰もが自宅から動画を投稿することが可能です。

歌い手と同様に、ボーカロイドのソフトで楽曲を作る「ボカロP」も在宅でできる仕事といえるでしょう。

こちらも機材さえ揃えれば、個人が在宅で活動することができます。

今の時代は、学業の合間に、あるいは仕事や育児の合間に、歌い手やボカロPとして歌を投稿している人がたくさんいます。

ほとんどの人は趣味の延長線上として活動していますが、人気が出ればそれなりの収入を得ることが可能です。

副業としての可能性が大きく広がっている仕事といえるでしょう。

この記事のまとめ

いつの時代も、音楽業界の仕事は幅広い世代から人気があります。

歌う仕事も、歌を作る仕事も、その道のプロとしてやっていけるのはほんの一握りの人間だけ。

厳しい世界であることは間違いありませんが、音楽を通して多くの人に感動を与えることができる素晴らしい仕事です。

歌を愛する気持ちがある人は、ぜひ諦めずにチャンスを掴みにいってください。

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