動物専門学校とは | 学費や就職先は?「動物が好き」を仕事にしたいなら
そこでは、いったいどのような授業が行われており、卒業後はどのような道に進んでいくことができるのかはあまり知られていないかもしれません。
このページでは、そんな動物専門学校について紹介していきます。
動物専門学校とは
動物専門学校では、将来、動物に関わる職業・仕事に就くための勉強をすることができます。
全国にいくつもの動物専門学校がありますが、その多くはいくつかの学科・コースが設けられていることが多く、おもに「動物看護」「動物美容(トリマー)」「トレーニング(ドッグトレーナー)」に関連する知識・技術を学ぶことができます。
動物やペットに関わる職業・仕事はたくさんあり、「トリマー」や「ドッグトレーナー」など、関連するさまざまな資格取得を在学中に目指すこともできます。
また、専門学校によっては、たとえば動物看護師統一認定機構が実施する「認定動物看護師」の受験資格を得ることができるなど、特定の資格試験の基準を満たします。
どのような資格の取得を目指すことができるのかは、動物専門学校によっても異なりますので、事前に調べておくとよいでしょう。
動物専門学校で勉強すること、授業科目
動物専門学校で勉強すること・授業科目
動物専門学校は全国にいくつかありますが、大きく分けて「トリマー」「動物看護師」「ドッグトレーナー」という3つの仕事に就くための学科・コースを置いている学校が多いようです。
・トリマー学科(コース)
トリマーになるために必要な専門知識と技術を身につけていきます。
具体的には、犬や猫の健康を守るためのお手入れ方法や、毛並みを美しく揃えるカット技術、さらに皮膚、爪、耳などを含めた全身のケアを学んでいきます。
また、ペットの飼い主に対して健康管理やしつけ、お手入れ方法のアドバイスができるような、トレーニングの基本についても学びます。
・動物看護師学科(コース)
獣医師をサポートし、動物の命を支える動物看護師。
動物医療に関する基礎的な知識と技術について専門的に学んでいきます。
具体的には、動物健康管理や動物栄養学、動物感染症学といった動物看護の基本を勉強し、病気の早期発見や予防について理解し、さらに動物看護の実践力を磨いていきます。
これらに加えて、グルーミングやトレーニングの基礎について学べる学校もあります。
・ドッグトレーナー学科(コース)
動物の習性や行動を基礎から応用まで学び、犬が人間社会で生活していくうえで必要なルールを、犬と飼い主の両方に教えることができる知識と技術を身につけます。
多彩な犬種や特徴を持つ犬の特性を理解し、服従訓練やアジリティなどのトレーニングを実践していきながら、トレーナーとしての実践力を高めていきます。
飼い主と円滑なコミュニケーションをとるための方法やスキルも学んでいきます。
実習も多い
動物専門学校では座学だけでなく校外実習も積極的に行われており、動物病院、ペットショップ、水族館、動物園、犬の訓練所など、さまざまな場所で、普段学んでいる内容に準じた実習を経験し、実践力を身につけていくことができます。
このほか、希望者を対象に、海外留学や研修制度を設けている学校もあります。
実習先や実習期間、参加費用などは学校によって異なるので、各学校の情報を確認してください。
動物専門学校で勉強できることは、将来目指す職業・仕事によって多岐にわたってきます。
ただし、どのような学科・コースで学んだとしても、動物の生体や病気、性格などに関する知識や技術を身につけることができるので、実際には動物看護師とトリマーを兼任しているような人もいるようです。
20代で正社員への就職・転職
動物専門学校から目指せる職業・仕事
動物専門学校から目指せる職業・仕事
動物専門学校から目指せるおもな職業・仕事は、以下のようなものが挙げられます。
・トリマー
・動物看護師
・ドッグトレーナー
・アニマルトレーナー
・飼育員
・ペットショップスタッフ
・ペットショップオーナー
・警察犬訓練士、災害救助犬訓練士
・犬の幼稚園
・犬のしつけ教室
動物専門学校では、将来目指す仕事別にいくつかの学科・コースが設けられていることが多く、その内容を大きく分けると「動物看護」「動物美容」「トレーニング」の3種類があります。
また、もっと細かい専攻に分かれ、ドルフィントレーナーや水族館・動物園飼育員を目指したり、野生動物保護などに携わるための勉強を専門的にできるような学校もあります。
同じ動物専門学校でも、学校ごとに勉強できる内容が変わってくるため、将来どのような仕事がしたいかをイメージしたうえで、学校選びをしていくとよいでしょう。
資格取得も可能
動物専門学校では、トリマーやドッグトレーナーなど、各職業・仕事に関連するさまざまな資格の取得を在学中に目指せる学校もあります。
また、専門学校によっては、たとえば動物看護師統一認定機構が実施する「認定動物看護師」の受験資格を得ることができるなど、特定の資格試験の基準を満たすことができます。
資格を生かして就職したいと考えている場合には、学校選びの際に、そうした点も確認しておくとよいでしょう。
学校の就職サポートがある
動物専門学校では、学生が希望の進路に進めるよう、さまざまな就職サポートを行っています。
就職ガイダンスや個別の進路指導、面接練習、履歴書添削などをはじめ、動物・ペット業界とのネットワークを生かした豊富な求人情報の紹介も受けられます。
専門学校で日々学ぶことや実習経験、取得した資格などを生かして、多くの人が卒業後は動物ビジネスに携わっています。
ここで見てきたように、動物専門学校から目指せる職業・仕事はさまざまなものがあります。
将来なりたい姿をイメージして、進学する専門学校探しや、学科・コース選びをしてください。
動物専門学校の学費、費用
動物専門学校の学費
動物専門学校の多くは、昼間部・2年制となっています。
学費は学校ごとに異なりますが、年間で100万円~150万円程度がボリュームゾーンとなるでしょう。
なお、学費には授業料、施設設備費、実習費が含まれるのが一般的ですが、初年度は入学金としてプラス10万円~30万円程度必要になることが多いです。
卒業までの学費の合計は、200万円~300万円程度となるでしょう。
学費は、学校によって1年分を一括納入しなくてはならないこともあれば、分割納入が認められることもあります。
動物専門学校の費用
学費以外にも、教科書・教材代、資格取得費、実習に使用する道具代などがかかってきます。
これらは年間で10万円~20万円程度必要になることが多いようですが、学校によっても変わってきます。
学費に含まれているものと含まれていないものは学校ごとに異なるため、詳しくは各学校の学費に関する情報を調べてください。
また、もし進学にあたって一人暮らしをする場合には、家賃や食費、水道光熱費などの生活費がかかってきます。
学校によっては格安の学生寮を利用できることもありますが、生活費がいくらくらいかかるのかも事前に調べておいたほうがよいでしょう。
動物専門学校の学費サポートについて
動物専門学校では、学生が安心して学べるよう、さまざまな学費サポート制度が設けられていることがあります。
たとえば学校独自の奨学金制度や公的な奨学金制度があり、家庭の経済事情や成績などの条件を満たせば無利息で学費を貸与されます。
また、国の教育ローンや民間の教育ローンを利用できる学校も多く、経済面で不安がある場合にもこうした制度を利用しながら卒業を目指すことができます。
学費サポート制度の内容も専門学校によって異なるため、詳しくは各学校のホームページを確認したり、問い合わせるなどしてください。
動物専門学校で学ぶには、まとまったお金が必要になってきます。
しかし、場合によっては各学校の学費サポート制度を活用することもできますので、いろいろな情報を調べてみるとよいでしょう。
動物専門学校の就職先、就職率、卒業後
動物専門学校の就職先
動物専門学校を卒業した人の、おもな就職先は以下の通りです。
・動物園
・水族館
・ペットショップ
・ペットサロン
・ペットホテル
・動物病院
・ドッグカフェ
・観光牧場
・動物ふれあい施設
・酪農、畜産
・馬育成
・しつけ教室
在学中にどのような勉強をするかによって、就職先には多少違いが出てくるといえるでしょう。
たとえばトリミングやグルーミングを中心に学べる学校であればペットサロンへ就職する人が多くなりますし、動物看護コースやドッグトレーナーコースを置く学校であれば、動物病院やペットショップなどへ就職する人も増えてきます。
活躍の場は広がっている
上記で見てきたように、動物専門学校で学んだ人のおもな就職先は動物が生きる場所や、ペットビジネス関連の企業などとなりますが、近年では福祉の場などでも、動物の持つ「癒やし」の心理的な効果が活用されるようになっています。
そのため、一般の病院や老人介護施設などでも犬などの動物と人間が触れ合う機会があり、そこで動物の扱いに秀でた人材が求められることがあります。
動物の専門的な知識・技術を持つ人の活躍の場は、以前よりも広がっているといえるでしょう。
動物専門学校の就職率・卒業後
動物専門学校の就職率は、おおむね高い数字となっているようです。
すべての学校が正確な数字を公表しているわけではありませんが、就職希望者に対して、実際に就職した人の割合が100%となっていることもあります。
動物専門学校では動物に関する専門的な勉強ができますし、学校のさまざまな就職サポートを受けることができるので、高い就職率につながるのは確かです。
ただし、ドッグトレーナーやドルフィントレーナーのような一部の職種では、そもそもの募集人数や就職先があまり多くないこともあり、場合によっては決して甘くはない就職活動になることも頭に入れておいたほうがよいでしょう。
動物専門学校でしっかりと学べば、憧れの動物ビジネスに携わるという夢にどんどん近づくことができるでしょう。
ただし、就職活動を成功させるためには、本人の「こうなりたい」という意思や熱意が欠かせません。強い気持ちを持って日々コツコツと勉強していくことが大切です。
動物専門学校の入試、志望動機、面接
動物専門学校の入試
動物専門学校の入試は、大きく分けると「一般入試」「推薦入試」「AO入試」の3種類の区分で行われています。
一般入試は、学歴などの応募資格を満たす人であれば、自由に応募することができます。
推薦入試は、「指定校推薦」や「自己推薦」などがあり、前者は専門学校が指定する高校から応募できるもの、後者は自分で自分を推薦するものとなります。
また、最近ではAO入試を実施する学校も増えています。
AO入試では、おもに将来の目標に対する意欲・熱意、向上心などを重視して選考される入試方法で、専門学校が求める人物像に合っているかどうかという観点で合否が決定されます。
なお、AO入試の応募に際しては、学校説明会やオープンキャンパスへの参加が必須となっている場合が多くあります。
また、大学や短大生、あるいは社会人を対象とした入試区分を設けている学校もあります。
出願資格や提出書類、入試日程、選考方法などは入試方法によっても異なるので、各学校の最新の入試情報を確認してください。
動物専門学校の志望動機の考え方
動物専門学校の志望動機を考える際には、将来どのような仕事がしたいのかをイメージしてから、何を学び、何を目指していきたいのか言葉にまとめていくとよいでしょう。
なぜなら、動物専門学校での勉強は、ただ動物やペットを可愛がるだけではなく、動物のスペシャリストとして必要な専門的な知識と技術を基礎から学び、将来的には動物ビジネスやペット産業などで活躍できる人材を目指すことを目的としているからです。
動物専門学校から目指せる職業・仕事は、トリマーや動物看護師、ドッグトレーナーなどいくつか考えられるため、自分がどのように活躍したいのかを考えて、その道に進みたいと思ったきっかけを振り返ってみるとよいでしょう。
具体的な体験談や自分なりのエピソードまで話せると、オリジナリティある志望動機になるでしょう。
さらにいくつもの動物専門学校があるなかで、その学校を志望する理由を伝えることも大事です。
動物専門学校の面接のポイント
動物専門学校の入試では、書類審査、筆記試験、面接などが行われることが一般的で、なかでも面接はどのような入試区分においても実施されることが多いです。
面接では、自己PRや志望動機を中心に問われるでしょう。
それほど難しい質問は普通ありませんが、これまで頑張ってきたことや、自分の長所・短所、目指す職業に就くために何を頑張りたいかなどについては、考えて答えられるようにしておくとよいでしょう。
あとは言葉づかいや身だしなみなどに気を付けて、明るくハキハキと答えるように心がければよいでしょう。
動物専門学校では、学校によって入試科目も面接のポイントなども異なります。
詳細は各学校の募集要項で発表されるため、事前に確認して対策しておきましょう。
動物専門学校のオープンキャンパス
動物専門学校のオープンキャンパスとは
オープンキャンパスの場では学校見学や学校説明会、入試相談会、体験授業、教員や在校生とのトーク、学校見学などがよく行われています。
動物専門学校のオープンキャンパスは、基本的に、その学校に興味を持っている人が自由に参加することができます。
ただし、参加は自由ですが、学校によっては、オープンキャンパス参加者に対して、さまざまな参加特典が用意されていることもあります。
たとえば入試での試験内容が一部免除となったり、交通費の一部支給や無料入寮体験などがあります。
また、オープンキャンパスへの参加が、AO入試の応募条件のひとつになっていることもあるため注意してください。
動物専門学校のオープンキャンパスの内容
動物専門学校では、各学校が趣向を凝らしたオープンキャンパスを実施していて、とくに人気があるのが体験授業です。
体験授業では、実際に動物専門学校で行われる講義や実技などの授業を体験することができ、入学後にどんな勉強をするのかイメージできる内容となっています。
動物について学びたいと考えている人であれば、きっと楽しい時間となるでしょう。
また、オープンキャンパスでは入試や入学後の生活について不安点や疑問点を質問したり、進路について相談することも可能です。
実際に気になっている学校へ足を運ぶことで、パンフレットやホームページだけではなかなか見えない部分を見ることができ、本当にその学校が自分に合うかどうかチェックすることができます。
「この学校で学びたい」という気持ちが持てれば受験に向けてのモチベーションアップになりますし、志望動機を考えていくうえでも、オープンキャンパスで集めた情報が役に立ってくるでしょう。
動物専門学校のオープンキャンパスの参加の際の注意点
学校によっては、オープンキャンパスへの参加にはホームページ上などからの事前申し込みが必要な場合があります。
とくに体験授業は定員制となることもあるため、事前に参加条件などをよく確認しておいたほうがよいでしょう。
ちなみに、オープンキャンパスでは服装は自由とされていることがほとんどですが、あくまでも礼儀正しく、好感を持たれるような態度や服装で参加するほうがよいでしょう。
夜間の動物専門学校
夜間の動物専門学校とは
動物専門学校のなかには、「夜間部」を置く学校があります。
多くの学生が通っている「昼間部」であれば、朝から夕方くらいの時間帯で授業が行われますが、夜間部では、18時頃から21時頃にかけて授業が行われ、1日の授業時間数は2コマあるいは3コマとなることがほとんどです。
ただし、動物専門学校の場合、夜間部のある学校の数は少ないため、進学先の選択肢はきわめて限られてきます。
なお、動物専門学校と間違えやすいものとして民間のペットスクールがあります。
そのようなスクールでもトリミングやドッグトレーニングなどを学べるところはありますが、卒業しても2年制以上の専門学校のように「専門士」といった称号は取得できないので、その点には注意が必要です。
どんな人が通っている?
動物専門学校の夜間部では、社会人として働きながら学ぶ道を選んでいる人もいます。
現在は動物とはまったく関係ない仕事をしている人が、夜に動物専門学校に通って転職を目指すといったケースもあるようです。
なかには大学や短大とのダブルスクールで通っている人もいるようです。
こうしたことから、夜間部では昼間部よりも学生の年齢層が幅広くなることがあります。
動物専門学校の夜間部の特徴
夜間部は、昼間部よりも1日あたりの授業時間は短いですが、短時間でも集中して学べるカリキュラムとなっています。
とくに技術面の指導に力を入れているカリキュラムが中心で、卒業後に即現場で活躍できる力を身につけていくことが可能です。
夜間部であっても取得可能な資格もあるので、詳しくは各学校の募集要項などを確認してください。
なお、夜間部の学費は昼間部よりも安めに設定されていることが多いです。
学校によっては昼間部の半額程度となっており、経済面で不安がある人にとっても通いやすいことが特徴であるといえるでしょう。
ただし、授業時間が限られていることから、昼間部のように選択授業がとれないことがあるようです。
動物専門学校のなかで、夜間部を設置している学校はかなり限られてきます。
同じ学校でも昼間部とはカリキュラムや授業内容が異なる場合があるので、事前に各学校の情報をよく調べましょう。
動物専門学校の口コミ・体験談
動物専門学校 動物看護学科卒業生の体験談・口コミ
動物専門学校を目指した理由
元々動物関係の仕事に興味がありましたが、中々踏み出す勇気がありませんでした。
高校卒業後は福祉系の大学に進みましたが、在学中に実家の犬を亡くしたことをきっかけに、自分が本当にしたいこと、興味のあることは何かを考えるようになりました。
学ぶチャンスは今しかないと思い、大学卒業後にそのまま動物看護専門学校動物看護学科に入学しました。
動物専門学校で学んだこと・役に立っていること
動物看護学科では、動物看護師の資格取得を目指し、動物に関するあらゆる方面の勉強をしました。
座学においては動物に関する基礎知識、看護学、薬学、栄養学、検査学など、幅広い知識を学びました。
また実技では、注射や点滴などの医療としての技術や、動物毎に適した看護ケアの方法などを学びました。
週に一度はトリミングの実習があり、シャンプーや爪切り、耳掃除、バリカン、カットなどを学びました。
日常の中では、学校で飼育している犬や猫、うさぎやインコ達のお世話を365日生徒達が交代で行いました。
日常的に動物のお世話をすることで、動物達との接し方を学び、常に動物達を気にかけることで、異常にもいち早く気づける観察眼を養えました。
いつでも動物ファーストの精神でいることを学んだことで、動物病院に務めた際も常に動物の気持ちに立って考えられるように心掛けることができました。
動物専門学校の雰囲気
女子生徒が9割、男子生徒が1割いるかどうかといった男女比率でした。
先生方の見解では、年々男子生徒が増えているとのことでした。
学生の性格ですが、基本的にはどの生徒も動物のことが大好きで、動物に優しい学生が多かったです。
中には人とのコミュニケーションを苦手としている学生もいました。
稀に、動物達のことをあまり気にかけず、自己都合を優先したり適当に見受けられるケアをする学生もいましたので、学生によっては動物看護に対する意識の差が見え、もどかしく感じることもありました。
動物専門学校で楽しかったところ
いつでも学校に行けば、動物達がいてくれるということがとても嬉しかったです。
お世話担当の日はもちろんですが、それ以外の日でも、休憩時間には各々動物の部屋に行って一緒に遊んだりもできたので、とても楽しかったです。
また勉強自体も、自分の興味のあること、知りたいことが基本なので、意欲を持って取り組めますし、授業中に実際に教室内に動物たちが来ることもあったので、楽しかったです。
動物専門学校でつらかったところ・大変だったところ
飼育動物たちに、実習のお手伝いをしてもらう時はつらかったです。
まだまだ技術の未熟な自分たちが、看護の練習をするため、失敗して出血させてしまったり、つらい思いをさせてしまうこともありました。
特に麻酔の実習では、授業のためだけに、無意味に全身麻酔を掛けて動物達に負担を掛けてしまいますので、とてもつらかったです。
たくさん手伝ってもらう分、学生達はとても真剣に取り組んでいました。
動物専門学校の卒業後の就職先・進路
卒業後は、私自身は地元に戻り、動物看護師として動物病院に務めました。
他の学生も、基本的には動物病院への就職が多かったです。
中には、ペットショップの店員や、トリマーとしてサロンに就職する学生もいました。
病院によってさまざまな特色があり、高度医療や救急医療に対応している病院から、街の動物のお医者さんといった身近な病院までありますので、自分のやりたい看護に合った病院を見極めることが重要であると思いました。
動物専門学校卒業後の所感・メッセージ
動物と日常的に蜜に接する環境であったことはとても良かったと思います。
卒業後、動物病院で実際に仕事をしてみると、学校で学んだ知識や手法が少し古かったり、逆にまだ取り扱っていないやり方であったりと、良くも悪くも現場にそぐわない点が幾つかあり、戸惑うこともありました。
動物看護を学び、仕事にしたいと考えている高校生の方、勉強は大変ですが、その分とてもやりがを感じられる仕事だと思います。
動物が好きであればあるほど、身近で傷ついた子、病に苦しむ子を診ることはつらいかもしれません。
実際には動物病院では、動物の命を救うだけではなく、それまで頑張ってきた子の最期を看取ることも、最期に導くこともあります。
そのつらさとどう付き合っていくのか、そのつらさ以上の喜び、やりがいを見出すことができれば、強くて優しい素敵な動物看護師になれると思います。
私はそのつらさから逃げた1人です。
1人でも多くの動物看護師が現場で活躍し、1つでも多くの生命が助かることを願っています。
動物専門学校 養豚科卒業生の体験談・口コミ
動物専門学校を目指した理由
もともと動物が好きで、生き物に関われる仕事がしたいと思っていました。
畜産学部のある学校に入学する前は経済学部のある大学に通っていましたが、学んでいるうちに何か自分には合わない気がしてきて、途中から畜産学部のある学校を目指すようになりました。
動物専門学校で学んだこと・役に立っていること
動物に関する基本的な知識や繁殖に関することを学びました。
人工授精の免許や大型特殊の免許などを学校で取らせてもらい、今の仕事で役立っています。
専門学校ではたくさんの免許を取る機会があり、仕事以外でも役立つ場面があるのが良い所です。
動物専門学校の雰囲気
畜産を専攻するのは比較的男性が多く、8割程を占めていました。
全国から専門的にその動物を学びたいという学生が集まっているので、全員の意識が高く、切磋琢磨して学校生活を送れます。
定期的に試験があるのでみんなで勉強会をしたり、一人ひとりが動物に関するプロジェクトに取り組みます。
動物専門学校で楽しかったところ
毎日動物と触れ合えるので、授業で教わったことが実際どうなのか、リアルに学べるところがいちばんやりがいがありました。
また、学生同士でより良くしていくためにどうすれば良いか話し合ったりするのはもちろん、学校行事の際には各科から自分達の育てたものを販売する楽しさもありました。
動物専門学校でつらかったところ・大変だったところ
生き物相手なので、技術の未熟さで時にはつらい思いをしたことがありました。
また、試験勉強があっても夏休みだとしても生き物を育てている以上、毎日変わらずに世話をしなければならないことも大変でした。
そして免許を取るときの講習、実技も大変でした。
動物専門学校の卒業後の就職先・進路
大きな農場に就職したり、農協関係の仕事に就職する人が多かったです。
実家が農業をしていて、そこを継ぐ人も少数ですがいました。
私は国の研究機関に勤め、農業の発展のために好きな動物を飼いながら日々データをとっています。
動物専門学校卒業後の所感・メッセージ
良かったところは学ぶ対象の動物がすぐ近くにいて、座学で学んだことを即実践できるところです。
また全寮制で食堂もあり、学ぶ環境が整っているので勉強に専念できました。
専門学校で学んだからこそ今の仕事があると思っています。
今では経済学部をやめて、思い切って専門学校に入学して良かったと思っています。
動物専門学校 動物看護学科、美容科卒業生の体験談・口コミ
動物専門学校を目指した理由
動物病院で働くのが夢でしたが、獣医を目指すには難しく、そんな時動物看護師という職業があることを知り、獣医さんをサポートしながら、動物にも寄り添えるこの仕事に魅力を感じ、動物専門学校の動物看護学科を選びました。
動物専門学校で学んだこと・役に立っていること
動物専門学校動物看護学科では、主に犬猫の身体の仕組み、ルーツ、行動学という基本的な事から、動物のさまざまな疾患についてや器具の扱い方等、動物病院で働くために必須な事を学びました。
特に、行動学は、言葉の通じない犬猫と接する上で大変役にたちました。
動物専門学校の雰囲気
動物専門学校の看護学科は、男子よりも女子の方がやや多いです。
年齢 もさまざまで、高校を卒業したばかりの人や、1度会社に就職した人、私のような主婦まで実にいろいろな人がいます。
皆、動物が大好きで、やさしく、やる気のある人ばかりです。
動物専門学校で楽しかったところ
学校付属の動物病院やトリミングサロンでの実習はとても楽しかったです。
実際に訪れた患者さんを、獣医である講師の先生が診察するのをお手伝いしたり、各種の検索を行ったりします。
併設されているトリミングサロンでは、先輩と実際に犬のトリミングも行います。
動物専門学校でつらかったところ・大変だったところ
授業も実習も楽しかったのですが、やはり、動物を扱うということで、例え学生であっても、責任がともないます。
お預かりした犬猫は、絶対に怪我をさせず、大事に扱い、無事飼い主様のもとにお返しするということの大変さがわかりました。
動物専門学校の卒業後の就職先・進路
卒業後は、動物病院で働く人が多くいました。また、トリミングサロンに就職する人も多かったです。
私自身は、1年動物病院で働いたのち、トリミングサロンに就職し、今はトリマーをしております。
とてもやりがいを感じています。
動物専門学校卒業後の所感・メッセージ
一生の仕事になる知識やスキルが学べる学校だと思います。
動物の看護とトリミングの技術の両方を学べる学校だと、将来の選択肢が増えて、尚よいのではないでしょうか。
動物が大好きな人には、とてもおすすめだと思います。
動物専門学校 ペットビジネス学科トリマー専攻卒業生の体験談・口コミ
動物専門学校を目指した理由
トリマーになる事は私の小学5年生の頃からの夢だったからです。
幼い頃から動物が大好きで、動物関係の仕事に就くことが夢でした。
学力的に獣医を目指す自信はなく、違う形で動物のために役に立てる仕事に就きたいと調べるうちにトリマーという職業を知りました。
私の場合はただ単に犬を可愛くする目的ではなく、知識や基本的な技術を身につけた上でサポートしたいと思いました。
なので、動物病院で働けるトリマーを目指しました。
そのためには専門学校に通い、犬の体のつくりや病気のことに詳しくなる必要があると思いました。
ただカットの技術を磨くだけでなく、知識をつけることも視野に入れ専門学校への進学を決断しました。
動物専門学校で学んだこと・役に立っていること
トリマーとしての基本的なカットを学びました。
週に2回実技の授業があり、朝から晩まで丸1日学校と契約しているブリーダーさんの犬を借りて、本物の犬でカットの勉強をさせて頂きました。
また、学科の授業では動物看護士が習う内容と同じ内容での授業もあり、ペットの病気や怪我の応急処置の仕方まで詳しく学ぶことができました。
その他にもペットフードの授業やアニマルセラピー、ドッグトレーニングの授業もあり本当に多くのことを学びました。
動物専門学校の雰囲気
トリマー専攻のクラスはほとんどが女子です。
60人いたとしたら男子は3〜4人ほどです。
もちろんみんな根本は動物が好きな人の集まりなので、クラスの仲はとても良いです。
性格が真逆な子でも動物の話題では盛り上がります。
また、授業でたまに保健所の事や殺処分の内容のDVDを観る機会がある時は、クラス中が大号泣でした。
心が優しい子の集まりという感じでした。
トリミングの実技授業では負けず嫌いな子が多かった印象です。
みんな意識が高く、資格検定もあるのでクラスの誰より上手になりたいと思う子が多かったです。
動物専門学校で楽しかったところ
大きな専門学校だったのでたくさんの色んな学科がありました。
スポーツ学科やフラワー学科、ビジネス学科など多くの方と交流する機会がありそれだけで楽しかったです。
中でも年に一度学校のスポーツ大会があり、大規模かつ大盛り上がりでどの学科も本気で全力で楽しんでいました。
また、文化祭も各学科の良いところが発見でき楽しかったです。
私はペット学科でペットショーをし、自分たちがカットした犬を披露できたことが嬉しかったし楽しかったです。
動物専門学校でつらかったところ・大変だったところ
やはり一番大変だったことは、トリマーのライセンス資格の試験です。
そのライセンスの有無が今後の就職活動に影響すると思うと緊張しました。
試験中に道具一つ落とした時点で失格終了というとても厳しい試験なのでプレッシャーがすごかったです。
また、トリミングは丁寧さや綺麗さも重要ですが、いかに早くカットをし終えるかが大事なので、制限時間があることもプレッシャーでした。
私のクラスでは半分以上の人が不合格でした。
動物専門学校の卒業後の就職先・進路
私は卒業後ずっと夢だった動物病院でのトリマーとして働く事ができました。
専門学校で動物看護の勉強もさせて頂けていたので、すんなりと業務に就くことができました。
動物看護士の免許は持っていませんでしたが、簡単な補助はさせて頂けたので働きながらも日々勉強になりました。
動物病院で2年間働けば動物看護士試験を受ける権利がもらえるので、それを目標に働き、勉強し、無事に2年後動物看護士の免許も取得しました。
現在は結婚などの事情で引っ越したので動物病院は辞めましたが、トリミングサロンでパートとして楽しく働いています。
動物専門学校卒業後の所感・メッセージ
私は専門学校に通ってよかったと思います。
小さい頃からの夢だったので絶対に揺らがなかったし、基礎から学べたことが自信に繋がりました。
もちろん、同じく専門学校で学んだ友達で今は全く違う職業に就いている子も多くいます。
それは実際に働いてみて、お給料が少ないことや立ち仕事なので体力的に困難だったという理由がほとんどです。
私も同じことを思って辞めたいと感じたこともあります。
しかし、それよりもやりがいの方が上回ったので現在も続けられています。
自身が経験してどう感じるかは自分にしか分かりません。
だから少しでも興味を持ったら飛び込んでみてほしいです。
絶対にプラスになることの方が多いです。
そして専門学校への進学を望んでいる人に一番伝えたいのは、2年間ってあっという間、ということです。
全力で楽しんで全力で勉強してほしいと思います。
動物専門学校卒業生の体験談・口コミ
動物専門学校を目指した理由
動物の専門学校を目指したのは、犬猫が好きだったことが決め手となりました。
大好きな犬と関わる仕事に就けたらやりがいを感じることができると思いました。
動物の知識を覚えたいと思ったので、目指しました。
動物専門学校で学んだこと・役に立っていること
主にトリマーになるための授業が多かったので、シャンプーやカットなどを学ぶことができました。
その他にも、犬猫の病気について勉強したり、しつけについても学ぶことができました。
自宅で犬を飼っていたので、シャンプーやカットを自分で行うことができます。
動物専門学校の雰囲気
動物が好きな人が集まっている専門学校になるので、優しい性格の人が多かったです。
将来自分でお店をもちたいと思っている人もいるので、向上心の高い人の集まりだと感じました。
男性は少なく、ほとんどが女性でした。
動物専門学校で楽しかったところ
毎日授業で動物と触れ合うことができてとても楽しかったです。
トリミング前は伸び切った毛で顔が見えないくらいの犬も、トリミング後にはリボンをつけて綺麗になった姿で自宅に帰る姿を見ることができて嬉しかったです。
動物専門学校でつらかったところ・大変だったところ
毛玉が多かったり噛みつく犬のトリミングは、肉体的にも精神的にも大変に感じました。
作業中は犬の毛が舞いやすいので顔がかゆくなったり、シャンプーの時に水を使うことが多いので手が荒れたりすることもありつらかったです。
動物専門学校の卒業後の就職先・進路
卒業後はペットショップや動物病院でトリマーとして働く人が多かったです。
私自身もペットショップに就職して、トリミングや犬猫の販売の仕事をしてきました。
卒業後はそのまま自身の専門学校の先生になる人もいました。
動物専門学校卒業後の所感・メッセージ
ほとんどがトリミングの授業中心になるので、2年通えば基礎は学ぶことができます。
いろいろな犬種を実践できるので、とても勉強になりました。
トリマーやハンドラーの資格も取得することができるので、就職するのに有利だと思います。
動物専門学校 エココミュニケーション科卒業生の体験談・口コミ
動物専門学校を目指した理由
入学する以前から動物、特に自然環境や野生動物についてとても興味を持っていました。
将来それに関係した仕事に就いて活躍したり、さまざまな知識をつけて動物の素晴しさを伝えていく活躍をしていきたいと思い、入学を目指していました。
動物専門学校で学んだこと・役に立っていること
さまざまな動物の特徴についてや、飼育の仕方やお世話の仕方、また山などのフィールドでの野生動物の観察活動などを主に学びました。
外で動物をみかけたりした時に学んできた知識を使って、さまざまな人に説明などをする際に役に立っていると感じています。
動物専門学校の雰囲気
男性と女性はともに半々の比率の印象でした。
みんな明るい性格で、実習などの際にお互いにコミュニケーションを取り合いながら作業を進めていくなど、お互いに協力しあってる感じでした。
人見知りの人でもすぐに打ち解けられると思います。
動物専門学校で楽しかったところ
数ある授業のなかで、フィールドでの活動が特に楽しかったです。
実際に植物や野生動物をじっくり観察する機会は普段の生活ではあまりないので、この活動を通してさまざまなことを観察しながら学べることが非常に良かったです。
動物専門学校でつらかったところ・大変だったところ
つらかったことは、実際に学校で飼われている動物の飼育活動です。
朝早くから学校に来て活動を行い、場合によっては夜遅くまでかかることもあるので、遠距離から通うことになる人にはきついと思われます。
しかし、その分、多くのことを学べるので非常に価値のある実習だと思います。
動物専門学校の卒業後の就職先・進路
動物園や水族館、ペットショップなどでの飼育員を目指す人が多い印象でした。
また、少数ですが、動物実験に関連した会社やドッグドレーナーなどの仕事で活躍している人達もいます。
動物に関連した仕事を目指している人がほとんどです。
動物専門学校卒業後の所感・メッセージ
動物飼育の実習もあるため、思っていた以上に忙しくて大変な部分もありますが、それ以上に多くのことを学べるので卒業した今ではとても良かったと実感しています。
もし、動物に興味がある場合は是非目指してみてはいかがでしょうか。
動物専門学校 動物看護学科卒業生の体験談・口コミ
動物専門学校を目指した理由
小さい頃から動物が好きでした。
犬を飼っていたこともあり特に犬が好きで、何か犬と関わる仕事をしたいと考え始めた中でどんな仕事があるのか、本やインターネットで調べていました。
その中で動物看護師という仕事を見つけ、人と関わることも好きな自分に合っていると思いました。
都内にあり通いやすいという点や、日本小動物獣医師会の資格を取れることに魅力を感じて専門学校に入りました。
動物専門学校で学んだこと・役に立っていること
さまざまな知識や実際に動物に触れての実習があり、その後に就職した際には動物との触れ合い方で役に立ちました。
勉強面ではもちろんですが、一番いい経験になったのはクラス制という点や人数が少なかったことで、みんなで一つの事をするときに協調性を身につけられたことです。
仕事をするうえで単独での行動はありませんので、とても役に立ちました。
動物専門学校の雰囲気
学生は高校卒業後に入学してくる人や、大学卒業後に勉強しなおしたい人、一度社会に出て新たに夢見て学びに来ている人などがいたので、さまざまな年代との交流があり明るく楽しく、時に真面目に取り組むという雰囲気でした。
ほぼ女性で、1割くらい男性が混じっているクラスでした。
動物専門学校で楽しかったところ
一クラス40人位でしたが、とにかくみんな仲が良かったところです。
年に一度研修旅行で出かけていましたが、夜には出し物の発表会があり順位がつくので、優勝目指してみんなで協力しながら楽しんだのが懐かしいです。
担任の先生も若く、生徒と一緒になって盛り上がってくれたので、とても和やかな空気でした。
動物専門学校でつらかったところ・大変だったところ
やはり勉強面では大変でした。
それまでの小中高で習ってきたものとは全く違う内容、聞きなれないワードに苦戦していました。
何より大変だったのは、実際に動物に触れながらの実習です。
生き物ですし、その子たちによって性格も違うのでマニュアル的なものでは対処できなくて、応用力が求められるところが大変でした。
動物専門学校の卒業後の就職先・進路
就職活動は基本的に自分主体でした。
私は都内ではなく、地元に帰ることにしたので学校での求人が極端に少なく、行きたいと思うところがあれば自分で動物病院を探しました。
私達の学科はほとんどが動物病院への就職ですが、中にはカフェや実験室へ就職する学生もいました。
動物専門学校卒業後の所感・メッセージ
私はこの学校へ通えたことで、その後の就職にもつながりましたし、とてもいい経験ができたので良かったと思います。
明るい雰囲気や先生が話しやすく質問しやすい環境でしたので、楽しく勉強できました。
怖い先生ももちろんいましたが、社会にでてからはそのような先生がいたことがとてもありがたいことだと今は思います。
命は何にも代えられないので、学生の頃から厳しくしてもらえたことが大事でした。
ただ、現実的に給料は安いと言われる世界ですし、仕事は体力も応用力も必要とされ命を扱う緊張感もありハードです。
動物看護の道を目指す方がいたら、ぜひ目標高く頑張ってもらいたいです。
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動物専門学校を目指した理由
幼いころから動物が好きで、実家でゴールデンレトリバーを飼っていたこともあり、将来は動物に関わる仕事をしたいと考えていました。
なかでも、ペットのトリマーになりたいという思いが強くなり、トリマーの技術を学べる学校を目指しました。
動物専門学校で学んだこと・役に立っていること
いまはトリマーとして、ペットショップ内のトリミング施設で働いています。
通った学校では、トリミングの知識だけでなく、動物生態学やペット業界の動向やさまざまな商品知識を学べたので、今の職場でいかされています。
動物専門学校の雰囲気
動物好きの人が集まっているので、比較的、穏やかな性格をした学生が多かったように感じます。
男女比については、10年ほど前ではありますが、圧倒的に女性の比率が高かったです。
男性は各クラスに数人だけでした。
動物専門学校で楽しかったところ
やはり、大好きな犬とずっと一緒にいられて楽しかったです。
また、自分のトリミングの知識や技術が向上していくのを感じられるのも楽しみのひとつでした。
なかでも、実習の授業は緊張感もありましたが、とても楽しい授業で好きでした。
動物専門学校でつらかったところ・大変だったところ
女性が多いこともあり、楽しいことばかりではなく人間関係に悩んだ時期もありました。
さらに、もともと手先が器用な方ではなかったため、同級生に比べて習得が遅く、焦りを感じてしまった時期はとてもつらかったです。
動物専門学校の卒業後の就職先・進路
現在は、地元のペットショップ内のトリミング施設でトリマーとして働いています。
トリミングだけでなく、ペットショップの動物のお世話や、ペットホテルで預かっているペットのお世話をしています。
自分だけでなく、学生の多くの進路がトリマーでした。
動物専門学校卒業後の所感・メッセージ
良かったところは、やはり希望していたトリマーの職に就けたことです。
専門性の高い学校でしっかりと専門知識を身につけることは、卒業後にとても役に立つと思いました。
逆に、入学後に自分に合わないと感じた場合はなかなか進路を変えにくい面もあるので、慎重に考えるといいと思います。
この記事のまとめ
動物専門学校では、人気のトリマーやドッグトレーナーをはじめ、動物と関わるさまざまな職業・仕事に就くための専門的な勉強をしていくことができます。
動物専門学校によって、具体的に学べる内容や将来目指せる職業には多少違いがありますので、カリキュラムなどを比較しながら自分に合う学校選びをしましょう。
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