カフェオーナーの1日のスケジュール・生活スタイル

カフェオーナーの生活

カフェオーナーの勤務時間

カフェオーナーの勤務時間は「兼店長」として働く場合、基本的には店舗の営業時間に準ずるものとなります。

たとえば、10時に開店をして20時に店を閉めるのであれば、その営業時間内と、前後1時間ずつほど開店準備や閉店作業をすることになるでしょう。

接客は別の店長やスタッフに任せるのであれば、営業時間に捉われずに事務所で作業するケースもあります。

ただし個人店のオーナーは自分で店を回すことも多く、勤務時間は長くなりがちです。

カフェは早朝から開店して夕方早くには閉めてしまう店もあれば、ランチ営業からスタートする店、あるいは夜をバータイムとして開けている店などがあります。

店舗によって営業時間とスタイルはまったく異なるため、勤務時間は一概には言いにくいところがあるといえます。

カフェオーナーの休日

個人店のカフェであれば、定休日を設けているところもあるでしょう。

当然、定休日には休むことができますが、カフェオーナーであれば休みといっても思うように休めないこともよくあります。

たとえば、休みを使って人気ある他店舗の調査に出かけたり、仕入れ先と商談を行ったり、新しいメニューを企画したりと、仕事は山積みです。

営業日にはお客さま対応でなかなか自由な時間がとれない分、貴重な休みを使って雑務をこなしている人も少なくありません。

どれだけ働くかはオーナー次第ですが、店のことを気にかけている時間まで含めれば、休日はあってないようなものといえるでしょう。

カフェオーナーの残業時間

カフェオーナーは、つねに自分の店のことを考えており、オフィスワークの会社員のように「残業」という考えをもって働くことはほとんどありません。

もし他のスタッフが急な欠勤、あるいは遅刻や早退をするようなことがあれば代わりに働くことも珍しくありません。

また、営業が終わってからも翌日の仕込みや店舗のレイアウト変更、帳簿付けなどで遅くまで仕事をすることもあります。

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個人店を経営するカフェオーナーのある1日

9:00 出勤
営業時間の2時間~1時間半ほど前には店に到着します。

机・椅子の拭き上げやトイレ掃除をし、お客さまを気持ちよく迎えるための準備を整えます。

また、ランチメニューに際して必要な仕込みがあれば行います。

11:00 開店
看板を出して店を開けます。

開店直後はあまりお客さまが多くないため、食材やドリンクの在庫をチェックし、足りないものは発注の手続きをします。

12:00 ランチタイム
正午を過ぎるとお客さまが次々と訪れます。

手際よくオーダーを受けながらも、気分よく過ごしていただけるように笑顔で接客します。

14:00 休憩
ランチタイムのピークが過ぎると、お客さまの数もまばらになり、従業員と交代で休憩をします。

常連さんが訪れると、近況報告などの会話で楽しみます。

16:00 仕込み
時間があるうちに、夜メニューの仕込み作業を行います。
17:00 ディナータイム
夜はお酒を飲みながら食事を楽しむ方もいます。

昼間とは違う雰囲気づくりをするよう心がけます。

21:00 閉店
厨房や調理器具はその日のうちに片付けます。

売上計算や翌日の準備をし、戸締りをして店を後にします。

22:30 帰宅
帰宅後にホームページやSNSの更新、業者とのメールやりとりなど事務作業を行うこともあります。