バス運転手のつらいこと、大変なこと、苦労

バス運転手のつらいこと・大変なこと

集中力が必要

バス運転手のほとんどはもともと運転が好きな人ですが、バスの運転は決して簡単にできるものではありません。

家庭で一般的に使う乗用車とは違い大型の車両となるため、狭い道や細い道での行き違いの際は、かなりの集中力を要します。

また、坂道発進や停発車も簡単そうに見えるかもしれませんが、確かな技術がなければスムーズにはいきません。

ダイヤや安全運行も常に意識しなくてはならないため、神経をかなりすり減らします。

乗務中はほとんど気を抜く暇がなく、1日中集中力を絶やすことができない仕事なのです。

お客さまとのやりとり

バス運転手は、プロの運転手としての活躍に加え、プロの接客が求められる仕事です。

挨拶やアナウンスはもちろんのこと、運転をしながらも常にお客さまの様子を気遣っていなくてはなりません。

ときには「接客態度が悪い」「渋滞で到着が遅れた」などの理由で、クレームを受けてしまうこともあります。

お客さまと直接やり取りできることはこの仕事の魅力でもありますが、他のお客さまに対して迷惑をかけるお客さまと出会ってしまうと、対応に頭を悩ませることも少なくありません。

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バス運転手の悩み

バスは、人々の足となる公共交通機関で、平日も土日祝日も関係なく運行しています。

そのため、バス運転手も土日に出勤することはよくあり、休みは不規則になりがちです。

バス運転手になると、ゴールデンウィークや年末年始なども仕事という生活になりますし、連休を取るのも難しいことがあります。

勤めるバス会社にもよっては、早朝勤務や夜勤も入ることも珍しくありません。

とくに貸切バスの運転手として日帰りツアーを担当する場合、朝から夕方までスケジュールが組まれていることが多く、運転手は乗客を降ろした後に再び営業所へ戻るため、帰宅が遅くなりがちです。

勤務時間の長さや拘束時間の長さも、この仕事の大変なところといえるでしょう。

バス運転手のクレーム対応は大変?

バス運転手のクレーム対応

バス運転手はお客さまと直に接する仕事なだけに、長く仕事を続けていれば、予期せぬクレームを受けてしまうことも覚悟しておかなくてはなりません。

クレームの内容は、運転手側(バス会社側)に非があるケースもあれば、お客さまの勘違いによるもの、あるいは理不尽なことをいわれてしまうケースまでさまざまです。

大切なのは、いかなる場合でも、お客さまの声にまず耳を傾けることです。

相手は、とにかく自分の意見を聞いてほしいと思ってクレームをつけているため、誠実な対応をとらなければ、クレームがより大きなものになってしまいかねません。

よくあるクレームの内容

運転手の態度に関するもの

運転手に対するクレームの内容で多いものは、「運転手の態度が悪い」「運転が荒い」といったものです。

態度や運転に関しては感じ方に個人差があるため、判断が難しいのも事実です。

しかし、こうしたクレームを避けるためにも、バス運転手は常に気を配って運転をしています。

たとえば、発進の際や、大きなカーブがあるような場所を走行する前には、「動きます」「揺れます、お気を付けください」など、こまめにアナウンスをして、お客さまに不快感を与えないよう配慮します。

ところが、お客さまに対する気遣いが欠けている運転手だと、急にアクセルを踏んでしまったり、降車の際にきちんと挨拶をしたりせず、その結果、クレームを受けてしまうことがあります。

道路状況や天候によるもの

また、運転手そのものに対するクレーム以外に、渋滞や天候状況などによってバスの到着が遅れた際にもクレームを受けることがあります。

これは運転手自身ではどうしようもないことですが、きちんと理由を説明して理解していただくほかありません。

また、近年ではドライブレコーダーを取り付けたり、バスの走行状況を調べることができるアプリを取り入れたりして、お客さまからのクレームを減らせるよう努力しているところも増えてきています。

ドライバーからのクレーム

バスはどうしても目につきやすいため、他のドライバーからクレームが入ることがあります。

「運転が遅い」「クラクションを鳴らされた」「割り込みされた」といったドライバーの立場からのクレームも少なくありません。

しかし、本当に事故につながるような危険な運転をしていることはまれで、大半はドライバーの八つ当たりやストレス発散になっているものばかりです。

クレームを過度に怖がらない

近年では、一部乗客からの強いクレームに運転士が委縮したり、過度に警戒しながら運転したりすることで、安全運行に影響が出ているといいます。

クレームを恐れるあまり、事故を起こしやすくなってしまっては本末転倒です。

バス会社では必ずクレームに対する教育を行いますし、理不尽なクレームには毅然とした対応をとるなど、乗客からのクレームを過度に恐れないことが大切です。

一度クレームを受けてしまうと、バス運転手の責任という判断をされてしまいがちですが、本当にバス運転手が悪かったのかをしっかりと分析することも必要です。

バス運転手は、バス会社の顔ともいえる存在です。

たとえクレームがきたとしても、適切に対応し、お客さまに満足してもらえるようにできるようにしたいものです。

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バス運転手を辞める理由で多いものは?

バス運転手を辞める理由で多いものは、給料が安いことです。

バス運転手は大型2種運転免許を取得しなくてはならないため、そもそもなるまでに一定の条件があります。

しかし実際に働いてみると、給料が安く転職をしてしまう人も少なくありません。

もともとバスは他の公共交通機関に比べると安価な運賃であることが多く、会社側もお客となる側もそれを踏まえて利用しています。

そのため人件費はどうしても抑えられてしまうことが多く、不規則な生活をしながら体力が必要な仕事をしても、満足に稼げないと不満を持つ人も多くいます。

そのほか、座りっぱなしの姿勢で足腰を悪くし、体力面からこの仕事を離れる人は非常に多いです。

これは、高齢のバス運転手が多いことも理由に挙げられます。

また、稀にではありますが運転中に事故などを起こしてしまい、そのショックや責任からこの仕事を去る人もいます。