みんなに情報を発信し・伝える仕事の種類(11選)
毎日あちこちで起こる事件や事故をはじめ、国の施策や経済の動き、あるいはおいしいグルメや流行りのファッションなどまで、情報にもさまざまなものがあります。
今回は、そのような情報を世の中の人々にわかりやすく発信し、伝えていく職業、仕事について紹介します。
テレビやラジオに出て、情報を伝える仕事
テレビやラジオなどを通し、自らの声を使ってたくさんの人に情報を伝える仕事を見ていきましょう。
「アナウンサー」は、テレビ・ラジオのニュースなどを読み、わかりやすく正確な情報を伝える仕事です。
不特定多数の人に情報を伝えることができ、情報番組からバラエティ番組の進行役、スポーツの実況、イベントの司会などで幅広く活躍しています。
「リポーター」は、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などのメディア上で、取材した情報を視聴者にわかりやすく伝える仕事です。
芸能人の記者会見、スポーツの試合、事件や事故現場、流行のグルメやファッションなど、リポーターが追う情報はさまざまです。
ニュースの現場を飛び回って取材相手の生の声を伝えることが、リポーターの役割です。
「ナレーター」は、テレビ番組やDVDコンテンツ、ラジオ局などで映像に合わせてナレーション(解説や語り)をする仕事です。
テレビだけをとっても、ドラマ、ドキュメンタリー、バラエティ、ニュースなどさまざまな番組で活躍しており、事前に録音することもあれば、生放送のナレーションを担当することもあります。
「ニュースキャスター」とは、報道番組の進行役を務める人のことをいいます。
その日のニュースを読むことが中心ですが、さらにゲストとしてスタジオに招いた専門家から意見を聞き出したり、ときには自分の意見を述べたりします。
ニュースキャスター自身が特集の企画をしたり取材に行ったりすることもあります。
「ラジオパーソナリティ」は、ラジオ番組で話をしながら司会・進行させていく仕事です。
天気や交通情報を伝えたり、音楽を流したり、ゲストとのトークの掛け合いをしたりしながら、ラジオ番組を盛り上げていきます。
アナウンサー
アナウンサーは、テレビ・ラジオのニュースなどを読み、わかりやすく正確な情報を伝える仕事です。
不特定多数の人に対して、政治や経済をはじめ、世の中の最新の情報を一気に伝達することができます。
原稿をただ間違えずに読むだけでなく、どこが最も大切な部分なのか、どのように強調すれば分かりやすく伝わるかを意識しながら読んでいくことが重要とされます。
ニュース番組以外にも、バラエティ番組の司会を務めたり、ベテランになればキャスターとして番組の進行を任されたりすることもあります。
アナウンサーの仕事紹介ページ
リポーター
リポーターは、テレビやラジオ、新聞や雑誌などのメディアで、取材した情報を世間の人にわかりやすく伝える仕事です。
芸能人の記者会見、スポーツの試合、事件や事故現場、流行のグルメやファッションなど、リポーターが取材する情報は多種多様です。
ニュースキャスターがスタジオをメインに活躍するのに比べ、リポーターはニュースの現場を飛び回って取材相手の生の声を伝えるという特徴があります。
リポーターの仕事紹介ページ
ナレーター
ナレーターは、テレビ番組やCDなどにナレーション(解説や語り)を入れる仕事です。
テレビ番組だけで見ても、ドラマ、ドキュメンタリー、バラエティ、ニュースなど、さまざまな番組で活躍することができ、その番組の雰囲気に合うような声のトーンや間の取り方を考えながら、音声による演出を手掛けます。
生放送の場合は修正が効かない一発勝負となるため、より慎重な事前打ち合わせを行い、緊張感をもってナレーションを入れる必要があります。
ナレーターの仕事紹介ページ
ニュースキャスター
ニュースキャスターとは、報道番組の進行役を務める人のことをいいます。
その日のニュースを読むことが中心となりますが、さらにゲストとしてスタジオに招いた専門家から意見を聞き出したり、ときには自分の意見を述べたりします。
政治や経済、国際問題など難しいニュースを扱うこともあり、日頃から、さまざまなジャンルの事柄に興味関心を持っていることが重視される仕事です。
番組によっては、ニュースキャスター自身が特集の企画をしたり取材に行ったりすることもあるようです。
ニュースキャスターの仕事紹介ページ
ラジオパーソナリティー
ラジオパーソナリティーは、ラジオ番組で話をしながら司会・進行させていく仕事です。
交通や天気などの情報を伝えたり、音楽を流したり、さまざまなゲストを迎えて、ゲストとトークの掛け合いをしながらラジオ番組を盛り上げていきます。
ラジオは、テレビよりもリスナーと出演者の距離が近いメディアだとされており、ラジオパーソナリティーの個性も発揮しながら、多くのリスナーに楽しんでもらえる番組作りを目指していきます。
ラジオパーソナリティーの仕事紹介ページ
文章を通して情報を伝える仕事
ここでは、文章によって情報を伝える仕事を紹介します。
「新聞記者」は、政治や経済、国際情勢など世の中の動きを取材して、記事を書く仕事です。
最新の事件・事故などのニュースをはじめ、生活に役立つ情報、読者にぜひ伝えたいと思うことなどを集め、記事にまとめていきます。
「ジャーナリスト」は、新しいニュースや話題を追いながら、それらの解説や背景、見通しなどを記事にする仕事です。
政治、経済、社会、スポーツ、芸能、文化などの専門分野を持ち、インタビューや取材も行いながら、ジャーナリスト自身の見解を加えて批評や解説をします。
「ライター」は、雑誌や新聞、書籍、Webなどに掲載される記事を取材・執筆する仕事です。
企画やテーマに基づき、取材をしたり資料を集めたりしながら、想定される読者のターゲットにわかりやすく伝わるような記事を書いていきます。
「エッセイスト」は、筆者が体験したことや得た知識をもとに、想いや考えを文章にした「エッセイ」を書く仕事です。
エッセイは形式にとらわれず、読みやすく理解しやすい普通の文章で書かれているのが特徴で、たくさんの人に筆者の考えや個性を伝えることができます。
新聞記者
新聞記者は、政治や経済、国際情勢など世の中の動きを取材して、記事を書く仕事です。
新聞社に所属し、記者として配属された人がこの仕事に就いて活躍しています。
新聞記者の仕事内容もいろいろとありますが、省庁や自治体、警察などに設置された記者クラブといわれる場を拠点にして、情報発表者が発信する公式な情報を集めます。
さらに、外部の専門家や関係者の話を直接聞いたり、自分で実地取材をしてウラをとったうえで、読者にとってわかりやすい文章にまとめていきます。
新聞記者の仕事紹介ページ
ジャーナリスト
ジャーナリストは、事件や時事問題、話題を解説し記事にする仕事です。
多くの場合、政治、経済、社会、スポーツ、芸能、文化といった各ジャンルのそれぞれを専門分野とするジャーナリストがおり、既存の情報を集めることに加えてインタビューや取材も行いながら、自分の見解を加えてわかりやすい解説や批評を行います。
多くのジャーナリストは新聞やテレビ、出版などの企業で活躍したのち、フリーランスとなって活動をしています。
ジャーナリストの仕事紹介ページ
ライター
ライターは、雑誌や新聞、書籍、Web、フリーペーパーなどのメディアに掲載する記事を書く仕事です。
出版社の編集者などから記事の依頼を受けて書くことが多く、取材をしたり資料を集めたりしながら、企画に基づくわかりやすい記事を執筆します。
ターゲットを想定し、その人たちに楽しんで読んでもらえる記事を書くことが重要です。
まんべんなくさまざまなジャンルの記事を書くライターもいれば、経済、ファッション、スポーツなど、特定のジャンルに特化したライターもいます。
ライターの仕事紹介ページ
エッセイスト
エッセイストとは、筆者が体験したことや得た知識をもとに、想いや考えを文章にする人のことをいいます。
エッセイは文学の中では「散文」の手法にあたり、形式にとらわれず、読みやすく理解しやすい普通の文章で書かれているのが特徴です。
タレントや現代文学の作家など、他に本職を持って活躍している人がエッセイを書くことも多くあります。
エッセイでは、筆者の考えや個性を伝えやすいことが特徴であるといえるでしょう。
エッセイストの仕事紹介ページ
20代で正社員への就職・転職
WebやSNSを使って面白い情報を発信する仕事
ここからは、ITテクノロジーの進歩にともなって登場した、比較的新しい種類の仕事を紹介します。
これらは、とくに個性が重視されやすい仕事だといえるでしょう。
「ユーチューバー」とは一般的に、「ユーチューブ(YouTube)」にさまざまな動画をアップロードし、その広告収入によって生活している人のことをいいます。
生活に役立つネタや、面白いネタなど、ユーチューバー自身が考えたオリジナルの動画を次々に撮影・編集し、継続的に動画を投稿することで視聴者を集めていきます。
「インスタグラマー」は、写真共有SNS「インスタグラム」を使い、情報を発信をすることで収入を得ている人のことをいいます。
インスタグラマーには芸能人・著名人はもちろん一般人も含まれ、料理やファッションなどの情報を発信して、フォロワーを増やしていきます。
トップインスタグラマーになると何百万人ものフォロアーを持ち、流行の発信役となったり、人々の購買行動に影響を与えたりすることができます。
ユーチューバー
ユーチューバーとは一般的に、ユーチューブ(YouTube)にさまざまな動画をアップロードし、その広告収入によって生活している人のことをいいます。
ユーチューブ上に動画をアップロードすると、視聴数に応じた「広告費」が手元に入るしくみになっています。
ユーチューバーは、オリジナルのネタを考えて動画を撮影・編集し、次々にユーチューブへ投稿して、視聴者を少しずつ増やしていくことを目指します。
ある程度の成功をおさめているユーチューバーのなかには、メーカーなどの企業と契約を結び、コマーシャル動画や商品の紹介動画を制作する人もいます。
ユーチューバーの仕事紹介ページ
インスタグラマー
インスタグラマーとは、写真共有SNS「インスタグラム」を使い、情報を発信をすることで収入を得ている人のことをいいます。
インスタグラマーには芸能人・著名人はもちろん一般人も含まれ、料理やファッション、美容といった特定のジャンルに関するさまざまな情報を発信し、フォロワーを増やします。
そしてメーカーなどの企業から依頼を受けて、商品やサービス、イベントなどについてPRすることで、収益を上げて仕事として成り立たせていきます。
トップインスタグラマーになると何百万人ものフォロアーを持ち、いわゆるインフルエンサーとして流行の発信役となったり、人々の購買行動に影響を与えたりすることができます。
インスタグラマーの仕事紹介ページ
この記事のまとめ
みんなに情報を発信する職業や仕事には、テレビなどのメディアで活躍するものが多くあります。
また、ユーチューバーやインスタグラマーのように、ここ最近になって知名度が一気に上がり、若い人の憧れの職業となっているものもあります。
世の中に情報を発信する仕事は大きな影響力を持つことができる反面、責任や覚悟も求められると考えておいたほうがよいでしょう。
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