葬儀屋の資格・葬祭ディレクター試験の難易度・合格率

葬祭ディレクターとは

葬儀屋として働くときに、必ずしも資格が必要というわけではありません。しかし、葬儀の仕事に関しては、厚生労働省の認定制度が用意されています。

葬儀屋の資格制度の名称は「葬祭ディレクター」といいます。この資格を持っていれば、葬祭業界においての知識や技能のレベルが一定以上あると認められます。

葬式を組み立てて作り上げる、いわば葬儀のコーディネーターを認定する資格です。

試験は葬祭ディレクター技能審査協会が主催し、認定も同協会が行なっています。

資格の内容

葬祭ディレクターの資格内容には1級と2級があります。
その内容は

・2級:個人葬における受注から会場設営、式典運営に至るまでの一般的な知識と技能
・1級:全ての葬儀における受注から会場設営、式典運営に至るまでの詳細な知識と技能

と分けられています。似ているところもありますが、2級は個人葬、1級は社葬までがプランニングできる、という違いがあります。

試験内容

葬祭ディレクターの試験はどのようなことをするのでしょうか。

まず、学科と実技の両方が用意されています。

学科試験の内容ですが、葬式におけるさまざまな基礎知識から始まり、公衆衛生や宗教の知識、行政や法律問題が出題されます。

実技試験は、作業試験と筆記試験があります。

実技作業試験の課題は、下記の3つが用意されています。

・幕張
・司会
・接遇

幕張は、時間内に葬儀式場設営の基本である幕張装飾が正確にできるかどうかをチェックされます。

司会の実演は模擬司会となりますが、良い言い回しや言葉遣いなどが審査されます。

接遇は、模擬のお客さまの意見を聞き、葬儀全体の進行や運営などすべてのコーディネートをしていく実技となります。また、実技筆記の試験時間は30分です。

※詳細は下記HPをご覧ください。
葬祭ディレクター技能審査協会

葬儀ディレクターの難易度・合格率

2013年度の葬儀ディレクター試験の合格率は下記のようになっております。

・1級:58.5%
・2級:66.7%

受験者数は1級が1,469人、2級が1,272人です。

合格基準は1級、2級とも学科試験において70%以上の得点、幕張、接遇、司会、実技筆記の点数を合計して70%以上の得点(※ただし、幕張、接遇、司会、実技筆記のいずれもが30%以上の得点であること)とされています。

1級、2級いずれにおいても半数以上が合格する試験であり、しっかりと勉強していれば合格できる難易度といえるでしょう。